
昭和38年頃(1963年頃)の東京芝浦電気㈱のテレビのパンフレットです。
◎状態はまずまず良好です。破れなどはありません。元々、二つ折りのパンフですので、真ん中に折り目があります。
◎広告の目玉商品の年代からすると昭和38年頃の品物だと思われます。16吋が出始めた時期だと思われます。
◎収載されているテレビは以下の通りです。。
※16GA デラックスなコンソール型 現金定価 58800円、定価62000円(定価は割賦支払の場合だと思います)
※16KE 画と音が簡単に調整できる 現金定価57000円 定価59800円
※16RE コンパクトな設計 現金定価51500円、定価54000円
※16KS ステレオタイプの2スピーカー 現金定価55000円、定価58000円
※19SF 大形時代のワイドスコープ 現金定価63000円、66000円 専用IiFiスタンドの定価4300円
※11PM アメリカでも評判のベストサイズ 現金定価40800円、定価43000円 専用回転スタンド定価1600円
※16RD 現代感覚にあふれたデザイン 現金定価52500円、定価55000円
※16KR ステレオタイプの、2スピーカー 現金定価56000円、定価59000円
※16jB チャンネル盤が美しく光る 現金定価63000円、定価6000円
※16FX 超デラックスな設計 現金定価69000円、定価72000円
※10PL あなた専用のテレビ 現金定価39800円、定価42000円、専用アンテナ50円
◎サイズは閉じた
状態で、縦21cm、横29.5cmです。
昭和の時代は、昭和26年に民放のラジオ放送がCBC(中部日本放送)を皮切りに始まるのです。少し遅れて昭和28年からは民放のテレビ放送も始まるのです。これで、雑誌や新聞以外の情報網が利用できるようになるのです。
ただ、大卒初任給が8000円余の時代で、その10倍ほどもする価格なのです。それでも、次第に割賦販売(ローン)を利用して、手に入れようとする庶民がいっぱいいるのです。
電波塔からの電波をちゃんとテレビ受信機で受けるには高性能のアンテナが必要なのです。なので、次第に家々の屋根の上には八木アンテナが立つようになるのです。そのアンテナを発見すると、あそこの家にはテレビがあるんだ!と分かるのです。ステータスシンボルなのです。
昭和30年代も半ばになると、ほとんどの家々の屋根には八木アンテナが見られるようになるのです。今では全く見られなくなったとても昭和な光景なのです。
昭和35年にはごく一部に実験的ですがカラー放送も始まります。まだまだ、昭和40年代後半あたりまでは白黒の放送が多いのです。テレビ欄には、カラー放送の場合「カラー」ではなくて「総天然色」と書かれているのです。
今後、電波放送はインターネット配信にシフトするのかもしれません。ただ、理解すべきなのは、光にせよメタルにせよ物理回線ではなくて電波を使う放送は、コストも安く災害時にも電波塔さえ機能していれば問題なく機能するという事なのです。災害にも向いている情報伝達手段なので、継続するべき仕組だと思います。
今回の品物は、そんなテレビ放送が普及していく時代のテレビのパンフレットです。見れば見るほど、読めば読むほど、現代人にはいろんな発見があると思います。この機会にコレクションに加えては如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
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※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
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