短刀★以不錆鋼作之工学博士渡辺三郎・昭和八年八月日★特殊鋼の父<検索>軍刀 陸軍 海軍 振武刀 耐寒刀 金研刀 ステンレス刀
このような珍しい物があるのだと、入手した自分が一番驚いています。
特殊鋼の父と呼ばれる渡辺三郎氏在銘の御刀です。
東京大学の錆に強い不錆鋼、東北大学の寒さに強い振武刀。
双璧を為す、特殊鋼の不錆鋼を用いて制作されております。
*渡辺三郎*
(渡邊 三郎、わたなべ さぶろう、1880年(明治13年)12月2日[1] - 1951年(昭和26年)1月8日
1907年(明治40年)6月、東京帝国大学工科大学採鉱冶金学科を卒業。
研究を重ね、「特殊鋼」の命名をした。
未だ「渡辺三郎賞」があり、特殊鋼の学術または技術上の進歩発達に貢献した学者、技術者を
選んでこれを表彰することとし、その名が記憶されている。
そして、刀身に明治天皇御製の和歌が彫られています。
とつくにに おとらぬものを つくるまで
たくみのわさに はけめもろひと
分かりにくいので漢字を入れてみます。
とつくに→外国に 劣らぬ物を 作るまで 工の技に 励め諸人
明治四十三年に、「工~たくみ~」と題して詠まれました。
外国に劣らぬ物を作るまで 工の技に励め すべての人よ。
特に工業に従事する人を寸時も忘れず、励まされる和歌です。
工業人への御聖訓におさめられています。
渡辺三郎博士は、この御製を心に留め置かれて研究を重ねられたのかもしれません。
<状態>
刀身は、鞘の抜き差しのせいなのか、刀身に擦り傷が見られます。
恐らく取り立てて、研ぎなどのお手入れはしていないと思います。
入手した状態での出品です。
柄の鳩目が片方取れています。
木ハバキが割れて、修理されています。
気を付けて扱ってください。
*** 銃砲刀剣類登録証 ***
東京都 第 222038 号
種別: 短刀
刃長: 22.5cm
反り:内反り
目くぎ穴:1個
銘文: (表)以不錆鋼作之工学博士渡辺三郎
(裏)昭和八年八月日
東京都教育委員会 昭和56年2月12日 交付
*登録証は、正式に当方の名義に変更されています。
元身幅:約 21mm 元重ね:約 4mm
なかご 9.4cm
刀身重量(刀身のみ):約 110g
姿 : 菖蒲作り
刃文 : 直刃
鋩子 : 返り浅し。
地肌 : 柾目肌。
*ハバキ - 木ハバキ。割れて修理されています。
*白鞘が付属します。
白鞘のサイズ
全長: 約 34.8cm
鞘: 約 25.5cm
柄: 約 9.5cm
写真でしか御紹介出来ないのが残念ですが、御納得の上でき ましたらお願い致します。
それでは宜しくお願い致します。
名義変更は確実にお願いします。書類などもお送りさせて頂きます。
未成年の方の御入札は、堅くお断りいたします。
*** 御願い ***
失礼ですが、「新規」の方の御入札の場合、出来ましたら
質問欄より御購入の御意志をお知らせ願えれば幸いです。
非常に失礼なことですが、御入札をお断り(削除)させて
頂く場合がありますので宜しく御願い致します。
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