キング・クリムゾン - Two From The Egg 2014 - King Crimson
2014年9月からついにUSツアーをスタートさせた、ロバート・フリップ=キング・クリムゾンの、その幕開けとなった9月9&10日ニューヨーク、アルバニーでの2公演をコンプリートでここに。ドラムにギャヴィン・ハリソン、ビル・リーフリン、パット・マステロットというトリプル・ドラム体制。そしてベースはおなじみトニー・レヴィン、さらになんと41年ぶりのメンバー復帰となる、サックスのメル・コリンズ、そしてギターは御大フリップと、近年フリップとコラボが続いていた、ジャッコ・ジャコスジクがボーカルも兼任で初参加という7人体制。よって80年代以降レギュラーだったエイドリアン・ブリューは今回外れた形になっているものの、その代わりにメルの参加もあってか、70年代クリムゾン・クラシックが多数セットインしているところが、今回最大の聞き所といえるもの。特にメルのサックスをフューチャーした『アイランズ』からの「レターズ」や「セイラーズ・テイル」などは1972年ツアー以来のライブ披露であり、他にも「太陽と戦慄」(パート1)や、「冷たい街の情景」も70年代以来となるもの。そして2日間において、セットもかなり変化しており、特に2日目はオープニングは「レベル5」に代わり、続いては「ワン・モア・レッド・ナイトメア」もセットイン。そして終盤では「スターレス」、さらにアンコール「21世紀の精神異常者」はトリプル・ドラムとレヴィンとの強靭なリズム・セクションが破壊的に炸裂してエンドという、往年のファンには気絶しそうな展開にて。 まさに70’sクリムゾンと90年代以降のメタリック・クリムゾンが共存したかのようなすさまじいパフォーマンスゆえ、今後のセットの変化も含めて全公演すべて必聴といえる、2014年型クリムゾンの記念すべき幕開けをお楽しみ下さい。
・Tracklist
[The Egg, Albany, NY USA, September 9th 2014]
DISC 1 : 1. Introduction/2. Walk On/3. Larks Tongues In Aspic (Part 1)/4. Pictures Of A City/5. A Scarcity Of Miracles/6. The ConstruKction Of Light/7. One More Red Nightmare/8. Hell-Hounds Of Krim/9. Red/10. The Letters/11. VROOOM / Coda: Marine 475
DISC 2 : 1. A Sailor's Tale/2. Light Of Day/3. The Talking Drum/4. Larks Tongues In Aspic (Part 2)/5. Starless/6. Hoodoo/7. 21st Century Schizoid Man
[The Egg, Albany, NY USA, September 10th 2014]
DISC 3 : 1. Introduction/2. Level Five/3. One More Red Nightmare/4. A Scarcity Of Miracles/5. Larks Tongues In Aspic (Part 1)/6. Pictures Of A City/7. The ConstruKction Of Light/8. Red
DISC 4 : 1. The Letters/2. Sailor's Tale/3. VROOOM/4. Coda: Marine 475/5. Hell Bells/6. The Light Of Day/7. The Talking Drum/8. Larks Tongues In Aspic (Part 2)/9. Starless/10. Hell-Hounds Of Krim/11. 21st Century Schizoid Man
Robert Fripp - Guitar / Jakko Jakszyk - Guitar, Vocal / Mel Collins - Sax / Bill Reiflin - Drums, Keyboard, Vocal / Pat Mastelotto - Drums / Gavin Harrison - drums / Tony Levin - Bass, Stick, Vocal
・Type:Audience
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