1957年製のGibson Southern Jumboを出品いたします。

こちらは3年ほど前に、一生物となるギブソンのビンテージのアコースティックギターを求めて購入したものです。
日本国内でも東京、大阪などビンテージを揃えている楽器店に赴き、ひたすら多数のギブソンビンテージを試奏しましたが、なかなか理想の個体に巡り合えなかったため、日米のギターの価格差と個体数を考え、思い切って渡米した際に購入したギターです。

ナッシュビルとカリフォルニア、シカゴの楽器店を周り、予算も特に設けずにさまざまな年代のものを試奏したのち、最終的に1番鳴る個体だと感じた本機をシカゴのChicago Music Exchangeという米国でも屈指の楽器店で180万円ほどで購入いたしました。

その後はたまに弾くのみで、基本的には湿度管理をしているスタジオ兼保管庫で大切に保管しておりました。

この年代のサザンジャンボは煌びやかな見た目に加えて、J-45やJ-50と比べてもよりワイルドでいてキラっとした爆鳴りサウンドが特徴となっています。

コンディションといたしましても、カスタムショップの軽くレリックが入った新品のギターと見間違えるほどに綺麗です。
ヘッド裏に購入時からの若干の欠けがある程度で、その他に目立つ傷はなく、よくあるネック裏の打痕も皆無で、まるで新品のネックのようです。
弦高も12フレット
6弦で約2.3mm
1弦で約1.8mm
と比較的低めでとても弾きやすい弦高となっていますが、ネックもここまで古いギブソンビンテージでは考えられないほどに真っ直ぐに保たれており、低めの弦高でも全フレットでビビリや音詰まりなく、気持ちよく弾いていただけます。
トラスロッドも私は触れたことがなく、前オーナー様もほとんど触っていないようで、左右に十分に余裕があるので末長く使っていただけます。
フレットも8〜9割割以上残っています。

オリジナリティに関しても、ビンテージギブソンではほぼ確実に交換されているペグを除いては当時付属のハードケースも含めてフルオリジナルとなっております。

改造歴、修理歴やクラックも全くなく、表板に薄くウェザーチェックが入っている程度です。

羽根のように軽く、一本のギターから鳴っている生音だとは考えられないほどの爆鳴りのほぼミントコンディション。まさに圧巻の一本です。

手放すのは大変惜しいのですが、どうしても資金が必要になりましたので、この機会に大切に引き継いでいただける方に渡りますと幸いです。

現状、J-Guitarで調べてみますと1957年のSouthern Jumboはアドバンスギターさんの1,980,000円の出品のみでした。
こちらはピックアップやストラップピンが後付けで装着されていたり、クラック補修跡があるようなので、本機のコンディションですと即決価格でもかなりお得な破格プライスなのではないかと思います。

一生物としてガシガシ弾くギターとしても、今後値上がりが確実である資産としてもいかがでしょうか。

ご落札後は当日又は翌日以内に厳重梱包の上発送いたします。

質問等あればお気軽にお申し付けください。
よろしくお願いいたします。