Mecanica MEC090 (2024)
高校時代の友人であるAndreas GregorとDavid Routによって1984年に結成されたTechniques Berlinはシンセサイザー, ドラムマシン, ギターを用いた実験的な音楽制作からスタートしました。初期のバンドはイギリスのニュー・ロマンティック・バンド, The Human League, Visage, Yazoo, OMD, Depeche Mode そしてカナダの新進気鋭のシンセポップ・バンドRational Youth, Men Without Hats, Trans-Xから強い影響を受けていました。彼らは数年をかけて電子楽器の扱いをマスターし, 中毒性のあるエレクトロポップのメロディーと美しく練り上げられたオルタナティブ・ビートを融合させた独自のサウンドを生み出しました。
80年代後半, Techniques Berlinは定期的にライブ活動を行い, 自主制作した3枚のテープはカナダのローカルラジオで頻繁に放送されました。それなりの成功を収めたもののレコード契約は得られませんでした。しかし, メンバーは当時急成長を遂げつつあったエレクトロ・インダストリアル・シーンに強い関心を持つようになりました。DavidとAndreasは!Bang Elektronikaを設立し, Digital Poodleのライブドラマーとして活動していました。これらのプロジェクトはどちらもすぐにレコードレーベルに取り上げられました。Techniques Berlinは1991年11月にトロント大学で最後のショーを行い, 最後にレコーディングした曲「Time fades to Nothing」を初披露しました。少なくとも彼らはそう思っていましたが…
インターネットラジオやストリーミング音楽プラットフォームの普及により, バンドは新しい世代のファンに知られるようになり, Techniques Berlinは驚異的な復活を遂げることができました。
その後数年のうちにコンピレーションアルバム「Suburban Playgrounds and Concrete Beaches」(Fabrika Records)をリリースし, 2018年にはニューアルバム「Breathing」(Nadanna)をレコーディングし, トロント, モントリオール, メキシコシティ, ライプツィヒで一連のショーを行いました。 「The Language of Machines」には1985年から1991年までのオリジナル録音の選曲が集められており, 「Dancing to the Fall of the Berlin Wall」「Metropolis」「Watching You」などの人気曲や, 未発表トラック/バージョンもいくつか含まれています。