CD Fonte(フォンチ)『Energia(エネルジーア)』
RBCP-2612 帯無し
ケースに擦れ傷や汚れ、裏面にヒビがあります。
盤面は並の状態だと思います。出品前に再生は確認しています。
あくまで中古品となりますので状態を厳しくご判断される方は入札をご遠慮下さい。
ブラジル音楽をベースに、卓越した技術と音楽性でオリジナルの境地を開くFONTE、待望の3rdアルバム「ENERGIA(エネルジーア)」2012年2月10日にリリース決定!!!
「泉」を表すポルトガル語をユニット名としたFONTEは、いずれも日本を代表するプレイヤーとして幾多の録音やコンサートをこなしてきた達人たちのユニットである。メンバーは、中川昌三(Fl)、小畑和彦(G)、安井源之新(Perc.)であり、2004年の結成から早9年の月日が流れ、3枚目である本作が完成した。クラシック・ジャズ・ワールドミュージック等、各々が培ってきた様々な要素を取り入れた3人の「音の泉」からは、波間に漂うボサノバから光と闇が煌くジャングル迄、ブラジル音楽を素材とはするものの、ジャンルを超え、昇華された前人未踏の「FONTEとしての音」が湧き出している。
1作目「FONTE Live at Corcovado」は2005年にライブ盤として、2作目「Conforto」は「癒し」をテーマに2010年にリリースされた。3枚目にあたる本作は、震災を契機に録音を開始。前2作のシンプルさとは打って変わって、曲によっては重厚に音を重ね様々な試みが為されている。多重録音によるギター、フルートやパーカッションのアンサンブルに加え、箏やベースがゲストで参加し、音が厚く、しかしFONTEらしいさわやかな音像が浮かび上がっている。2011年3月の大震災に遭遇し、圧倒的な自然のパワーや人間としての無力さ、および人為的な巨悪の噴出を目の当たりにし、音楽家として「音楽の在り方」につき深く考えさせられた。即ち、「音楽が何かの役に立つのか?」という根源的な命題である。
今回のENERGIAというタイトルは、「エネルギー(気力・活力)」を表すポルトガル語である。FONTEとして、「何度ダウンしても立ち上がる不屈でしなやかな心」と「祈り」への想いを込めてこのアルバムをリリースしたい。明るくポジティブな、しかし肩の力が抜けた音、を味わって頂ければ幸いである。インストゥルメンタル(器楽曲)は、歌詞がない分、楽々と国境を越え、聴き手の想像力をストレートに喚起し拡げることが可能である。FONTEは今後もその可能性に挑戦していきたい。
(メーカー資料より)
<参加アーティスト>
FONTE: 中川昌三(Flute)、小畑和彦(Guitar)、安井源之新(Percussion)
ゲスト: コモブチキイチロウ(Bass / M-03, 05, 07)、中川かりん(箏/ M-02, 06)