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(付録内容一部紹介)六十花甲子表並びに遁干応用表 自刑 三刑 六害 亡冲 三合 生時遁干表 相破 支合 方合 干合 月律分野蔵干用神深浅表 通変定盤 十二運定盤 調候用神表 生月吉神表 十干吉神表
阿部泰山全集全二十ニ巻解説・目次
【目次】
「喜寿」書 金閣寺管長 村上慈海
巻頭口絵写真 著者近影
発刊によせて 梶本正治
喜寿によせて 十日市啓志
出版を慶ぶ 知久泰東
自序 栗田泰玄、伊藤泰苑
やさしい四柱推命学
一 四柱推命学勉強法
二 四柱推命学の基本
三 五行の理と性情
四 十干の五行
五 十二支の性質
六 五行の名称
七 五行の色
八 五行の陰陽、相生、制剋
九 生時法
十 生時構成法
十一 四柱構成法
十二 通変星の理由
十三 通変星の性格
十四 生剋規制
十五 干支支合、七冲、六害、三刑
十六 四柱各種の意味
十七 日干を重んずるの理
十八 生月中法
十九 生日対通変星
二十 空亡
二十一 運
二十二 大運
二十三 厳運の立成法
二十四 格局用神
二十五 富貴貧賤の命格
二十六 鑑定の法則
二十七 神殺 付表
健康と精神
命式と疾病
私の四柱命式
●巻末付録
六十花甲子表並びに遁干応用表
自刑 三刑 六害 亡冲 三合 生時遁干表 相破 支合 方合 干合 月律分野蔵干用神深浅表 通変定盤 十二運定盤 調候用神表 生月吉神表 十干吉神表
阿部泰山全集全二十ニ巻解説・目次
【巻頭寄稿より一部紹介】
<出版にあたって 泰苑会関東支部 知久泰東>
泰山先生は全集第二十二巻の完成を見て、昭和四十四年に逝去されましたが、非常に厳しい先生で、全集各冊の記述の中に数ヶ所以上も故意に間違いを書き並べ、その間違いを正しく理解し得る熱意と能力がなくては推命家の資格はないと言う考え方であったのかも知れないが、読者に取っては只々複雑難解の学術書であった訳です。
伊藤泰苑先生の「四柱推命学の要訳」の自序の一節に、「先生の御他界前に沢山集った通信のお返事や鑑定の代行をさせて頂くうちに、先生が実際に使用しておられた根幹をはっきり説示して頂いた感を覚えました」とありますが、長年師事して、最後の病床に奉仕し、御臨終に至る迄の間に、始めて泰山流推命学の根幹の総てを泰苑先生が会得されることが出来たのです。
先生はこの泰山流四柱推命学の根幹を誤りなく後世へ伝えることを発心して、昭和四十四年の春から取り掛かられて完了されたのが翌年の秋でありましたが、先生はその間、新聞やテレビを見ることすら控えられ、専ら身心の安静を第一に精進されて、「四柱推命学の要訳」を上梓されたのであります。
其の時、私に寄せられた先生の御書面の一部を発表させて頂きますと
「泰山先生はこの学問と本を書く事を金儲けの為ではなく唯一の楽しみとしておられましたたし、其の上、支那の文学では同字語、同文章を使う事は拙なるものであるという観念を持っておられましたので先生の本を我々がうっかり読むと横綱に素人が角力を教えられるようにふり廻される様な感じが致します。それでどこを切り捨てどこを取るべきかという点に於て、全集を何度も何度も繰り返し読んで疲労した事でした」
御書面と一緒に要訳を一部送って下さったので、早速一通り目を通して見たが、これは確かに全集の虎の巻であり、翌月の日本運命学会発行の機関誌「運命」九七号の「書評」で紹介した所、想像外の反響に驚きました。
待望していた先生の東京開講も、昭和四十八年四月十四日、都心の千代田印刷会館の大講堂で第一回の講習が始まり、以来、本年一月迄で八十一回になり、初講から実に八年目となります。この間、先生の御指導に集まる入門者は年毎に増えて来ました。
たまたま昨年末の運命学ブームで、泰山流四柱推命学を聞き伝えて来る人達も多いが、勤務等の都合で、独学研究の出来る入門書の要望が、ますく多くなって来ました。
昨年五月、嵐山の泰苑会の席上で、初めて初歩から要訳に繋がる入門書を先生の御手許で計画中とのことをお伺いしましたが、この程先生から六月の泰苑会には間に合すとのお話がありましたので今年の京都新都ホテルで開催される泰苑会は、先生の喜寿のお祝いと、この入門書の出版記念を兼ねて、さぞかし盛会のこと、思います。
終りに、この入門書の出版により今後一層泰山流四柱推命学の隆盛を祈って止みません。
<出版を慶ぶ 粟田泰玄>
恩師伊藤泰苑先生の喜寿の御祝いと時を同じくして本書が刊行されましたこと、門下生の一人として心から御慶び申し上げます。
さて四柱推命学は陰陽学の王者であり、その確率のすばらしいことは誰もが疑うことのできない事実でありながら、斯学を究明するには最初から膨大な文献と取り組まねばならない困難に遭遇するわけであります。
さきに伊藤泰苑先生は、阿部泰山先生の二十二巻の集約に心血をそがれ初心者のためにと、「四柱推命学の要訳」を出版され、数多くの斯学研究者に多大の貢献をされましたことは、周知のとおりであります。
ところが、全国の研究者より、この「要訳」も、まだまだ導入の段階では難解なところが多く、願わくば、よりやさしい、全くの初学者にも、知らず知らずの間に、難なく正しい導入のできる「書」が出版されないものか、との要望が先生の許へ永年に亘りもたらされていたことをよく聞かされておりました。
先生は、この方々の要望にこたえるべく、種々と構想をおねりでありましたが、何分、毎週のテレビ御出演に加え、斯学指導のためにと、東奔西走の毎日で、その意を果すことの遅延していることを、常々心にかけていられる御様子でした。
ここにやっとその願望がかなえられ、全くの初歩の方々の入門の書として、また既習者には、再び、正しい入門の復習書として、本書が京都書院より出版されることになりましたことは、先生の御慶びは勿論のこと、斯学研究者一同の喜びこれに過ぎるものはありません。私は常に、『四柱推命学は、「干支」にはじまり、「干支」におわる』と心得ております。
まず「干支」の組み合せをよく理解することにはじまり、その組み合せによって現われる千変万化の動きの法則を極めることであります。そうして最後は「干支八字」によって活断するのであります。本書はこの「干支」にはじまる領域を、くわしく解説しているに過ぎません。本書を理解されたならば、いよいよ干支の千変万化の別法の勉強です。「要訳」から「泰山全集」へと進まれることを切望いたします。わずか数百頁の単行本のみによって人生の運命を推測されるようなことは、何卒おつ、しみ願いたいのであります。
本書の出版により、全国津々浦々において、一人でも多くの方々が、泰山流四柱推命学に親しく馴染まれますとともに、その正しい学術を究明され、本学を通じて、社会のため、また世の人々のために貢献されますことを望んで止みません。
ほか
★状態★
平成元年のとても古い本です。
函の外観は通常保管による経年ヤケしみ、スレ小きずがある程度、
金箔押し布張上製本の外観は経年並良好、天小口本文経年並ヤケありますが、
目立った書込み・線引無し、問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)
<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひよろしくお願いいたします。
★入札前に必ずお読みください★
■落札後は、迅速なお受取連絡にご協力をお願いいたします。
■中古品につき、経年に伴う変化や保管時のスレ等がある場合がございます。
■掲載写真はできる限り実物に近い色味を再現しておりますが、モニター環境により多少異なる場合がございます。
■絶版・希少本や限定品、出版社で入手困難品は、市場相場に基づいた価格設定を行っております。
■お支払いは「かんたん決済」に対応。決済画面の控えを領収書としてご利用いただけます。
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確認のうえ、誠意をもって対応いたしますので、ご安心いただけますと幸いです。
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