★【在庫切れ重版未定。2025年第1刷。定価1485円。】(*商品状態ですが100点満点だと 95点ぐらいと感じますが、状態の感じ方は個々人によって違いますのでその点何卒ご了承ください。)
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深刻な健康被害をもたらす、石けん、シャンプー、水道水などに含まれるさまざまな化学物質や残留塩素。
欧米を中心に、世界的なノンケミカルへの流れは、家庭用 抗菌剤入りボディーソープやシャンプーなど液体合成洗剤は2016年以降全面販売禁止され、オーガニック商品に切り替わりつつあります。
一方、日本ではどうでしょうか。1970年代より長らく野放し状態であった、
石けん、シャンプーに使用されるさまざまな化学物質や水道水の残留塩素への規制は、
世界の潮流に押され、少しずつ改善に向かっていますが、まだまだ規制の網の目をくぐり、
歯磨き粉や汗拭きシートなど販売されているものも多く存在します。
毎日の入浴で使う水道水の塩素についても、添加する塩素の下限はあっても上限はいまだ設けられておらず、
高い残留塩素のままという現状です。
もはやそのまま飲むことがほとんどない水道水で沸かすお風呂の塩素、石けん、シャンプーに含まれる化学物質は
皮膚から吸収され、私たちの健康に及ぼす被害について、そろそろ見直してもいい時ではないでしょうか。
本書がすすめる「純正重炭酸温浴」は、残留塩素を除去し、石けんやシャンプーなしでもその優れた洗浄効果で
体をきれいにできます。常在菌を殺すことなく、乾燥から肌を守り、実証されている健康効果もさまざまです。
本書は、25年にわたり全身温浴療法に取り組む著者による、治療現場から見た化学物質、塩素の影響についてと、
「純正重炭酸温浴」による血流改善、自然治癒力向上による治療のレポートです。
日本人ならさほど苦にならない、湯船に浸かる入浴習慣で維持できる健康。
不眠、高血圧、糖尿病、アトピー性皮膚炎、がん、パーキンソン病などで、高い治療効果を上げており、
「冷え」を改善し、血流をよくすることで強い血管を取り戻すことができれば、どれほどの病気を防げるか、
「純正重炭酸温浴」の治療効果だけでなく、病気を未然に防ぐことの重要性が見えてきます。
もくじ
巻頭カラー
・長湯温泉の療養施設「クアパーク長湯」
・純正重炭酸温浴の効果と改善データ
2週間継続するだけで体温が上昇
体温が上がると血液も元気に!
高齢者の血管の健康維持 純正重炭酸温浴によるアトピー性皮膚炎改善効果
はじめに
◆ノンケミカルの純正重炭酸温浴で健康作り
・たった1つの生活習慣を変えるだけ
・血流を改善して血管の健康を守る
・体に悪い入浴がある
・健康効果は科学的に立証済み
◆温浴の基礎知識① ― 純正重炭酸温浴ってなに?
・ノーベル賞研究によって解明されたNOの血管拡張効果
・ありとあらゆる不調、病気に効果がある理由
・本書が推奨する「純正重炭酸温浴剤」
◆温浴の基礎知識② ― ノンケミカルが重要
・石けんとシャンプーをぜひ避けていただきたい理由
・現代日本人の不調と病気の原因
・低体温は活力を下げる
序章
◆「こんなに効いた!」利用者の喜びの声
オンライン診療で家庭のお風呂が治療現場に
・温熱療法から純正重炭酸温浴療法へ
・東京T Mクリニックの純正重炭酸温浴オンライン診療
・純正重炭酸温浴療法は、自己治癒力を高める療法
・病気になる前の未病を治すこと
・純正重炭酸温浴のがん予防・改善効果を立証
純正重炭酸温浴で改善効果を実感!
・臨床試験で実証された純正重炭酸温浴の健康効果
・冷え性が改善した喜びの声
・睡眠障害が改善した喜びの声
・純正重炭酸温浴で睡眠の質が改善する理由
・肌の状態が改善した喜びの声
・さまざまな不調と症状の改善、難治性疾患の症状緩和にも
データでわかる症状改善効果
・当クリニックが実施した純正重炭酸温浴2週間チャレンジの結果
・純正重炭酸温浴についてよく知り、ぜひ実践してください
第1章
◆石けんやシャンプーを見直そう!
人は自然から遠ざかれば病気に近づく
・医聖が遺した至言
・現代に生きる私たちの暮らしは自然といえる?
・人間を自然から遠ざける化学物質
・ストレスと血流、自律神経の関係
・精神的ストレス+化学ストレスがもたらす恐ろしい状態
・化学物質の使用を見直す時代
・アメリカのFDAが鳴らした警鐘
・過度な衛生志向も自然から遠ざかることに
・どこまで安全性を求めるべき?
・泡立ちよければすべてよし?
皮膚から吸収される化学物質
・お肌がもっているバリア機能
・バリアを構成する皮脂を洗い流してしまう化学洗剤
・お肌から体に吸収され、皮下脂肪に溶解・蓄積される化学物質
・入浴時は全身の皮膚が化学物質にさらされることに
・化学物質の悪影響は長期的に評価すべき
化学ストレスフリーで健康を取り戻す
・「バスロスゼロ」を目指して
・洗髪スタイルをリニューアルする
・日本の水道は安全?
・残留塩素は腸や皮膚に負担をかける
第2章
◆純正重炭酸温浴の誕生と健康効果
純正重炭酸温浴の発想源はドイツの重炭酸泉
・自然治癒力を引き出すドイツの温泉療養
・炭酸泉を再現する入浴剤開発
・日本の療養泉分類にはない「重炭酸泉」の血流促進効果
・日本の「重炭酸泉」長湯温泉が証明する健康効果
・重炭酸温浴を家庭で実現した純正の入浴剤
・重曹とクエン酸にこだわった理由
純正重炭酸温浴による血流改善が健康を守る
・血流と体温が大切な理由
・血管を守ることは体を守ること
・酵素の働きを高める
・エネルギー産生を高める
・免疫機能を健全に保つ
・ダルビッシュ有投手も純正重炭酸温浴剤の愛用者
第3章
◆純正重炭酸温浴で血流が改善する理由
Noの働きを解明したイグナロ博士
・ダイナマイトの原料であるニトログリセリンが研究のきっかけ
・降圧剤開発に役立った研究成果
・体内で生まれ、血管を拡張するNO
・NOの体内産生は減少する
・NO産生を増やすなら、運動や食生活よりも純正重炭酸温浴
偉大な研究成果を応用した純正重炭酸温浴
・健康法に応用されなかったのはなぜ?
・純正重炭酸温浴剤がNO産生を促すプロセス
血流、体温、自律神経のバランスへの好影響
・血管の柔軟性が高まり、血管年齢が若返る
・純正重炭酸温浴による血管の健康は貯金のようなもの
・日本人の体温は下がっている
・血流を停滞させる生活習慣
・自律神経をバランスよく働かせるために
第4章
◆健康力を高める純正重炭酸温浴実践術
いまの入浴習慣を見直しませんか?
・湯船に浸かると健康寿命が延びる
・熱いお湯は健康効果が低いだけでなく危険
・熱いお湯は「ストレス湯」
・シャワーですませていませんか?湯部に浸かる習慣を!
純正重炭酸温浴でシン健康習慣
・純正重炭酸温浴剤を選ぶ
・純正重炭酸温浴剤の使い方
・純正重炭酸温浴の基本ルール① 化学物質によるバスロスを避ける
・純正重炭酸温浴剤のクエン酸はナチュラルな洗浄成分
・純正重炭酸温浴の基本ルール② ぬるめのお湯で20~30分
・純正重炭酸温浴の基本ルール③半身浴より全身浴
・純正重炭酸温浴の応用 体の状態に合わせた温浴
・純正重炭酸温浴の基本ルール④ 睡眠の質を上げる
・純正重炭酸温浴が睡眠の質を改善する理由
・純正重炭酸温浴の基本ルール⑤ 継続は力なり
第5章
◆どんな不調・病気にも効果がある
体全体におよぶ純正重炭酸温浴の健康効果
・健康の基礎がよくなれば、全体がよくなる
・基礎代謝の向上でメタボ解消
・アンチエイジング効果 ― 老化にかかわる体の酸化を防ぐ
・便秘や肩こりなどの解消
・更年期障害の不定愁訴を解消
血管の健康を保ち、動脈硬化の進行を抑制する
・重要な血管について知ろう
・血管年齢と動脈硬化
・動脈硬化と複合する高血圧、脂質異常症
・動脈硬化対策の一番手は血流の促進
命にかかわる血管病を血流の促進で予防
・がん(悪性腫瘍)
・糖尿病と合併症
・認知症 ― アルツハイマー病
・精神疾患 ― うつ病
・アレルギー性疾患 ― アトピー性皮膚炎など
・純正重炭酸温浴を用いた全身温浴療法によるさまざまな病気の改善例
治療より予防、薬より自己治癒力
・予防医学が世界の潮流
・免疫の働きを悪くする解熱剤
・長期使用は避けたい消炎鎮痛剤やステロイド剤
・降圧剤の長期使用は脳梗塞を招く
おわりに
薬を使わない医療は実現可能
著者について
奴久妻智代子
医学博士 奴久妻 智代子(ぬくづま ちよこ) 1959年生まれ。
獣医師、医学博士。北海道大学大学院獣医学研究科修了後、同大学大学院医学研究科にて医学博士学位取得。
金沢医科大学熱帯医学研究所(現 総合医学研究所)、大阪大学医学部付属動物実験施設、
カリフォルニア工科大学Dr. James H. Strauss 研究室等を経てウイルスと宿主免疫の研究に携わるなか、
HIV感 染症に全身温熱療法を適用することで免疫を維持しながらウイルスの増殖を抑え、
AIDS の発症を阻止する試みがアメリカやロシア等で行われていることを知り、
ウイルス研究の 一環として2000年から全身温熱療法の基礎研究に従事。
現在、東京TMクリニックで 温浴指導を行うほか、
種々の加温法による効果と安全性の研究結果を健康増進に活かすことを目指し、
重炭酸温浴法の臨床応用にかかわる研究も行っている。
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