幅：12.5cm　高さ：6.2cm
南宋画家陳容の伝世代表作『九龍図』を陶芸作家・藤原窯月が純手描きで繊細に再現した「染付 陳容九龍図（其一）」雅鉢。原作『九龍図』は「九竜が珠をめぐり、雲を穿ち、白波蒼蒼の間で戯れを繰り広げ、騰変化の姿を極限まで描き出す」傑作として画壇に燦然と輝き，豪壮雄健な筆致で竜の威厳と生命力を見事に捉えています。
本雅鉢では、清らかな白磁素地に染付（青華）技法を駆使し、『九龍図』に描かれる竜の「鱗片の細やかさ、鬚の伸びやかさ、雲霧と渦巻く水の中での躍動感」を忠実に再現。竜が湧き上がるような勢いと神々しい姿は、まるで「古画の一場面が陶肌に宿り生き返った」かのようで、荘厳かつ迫力満点の雰囲気を演出します。
主な特長
「陳容九龍図」の神髄を純手描きで再現
機械の印花では到底及ばない、藤原窯月が直接陶肌に筆を走らせた「手作りの温もり」と「陳容筆下の竜の威圧感、線の力強さ、陰影の繊細さに宿る匠の技」が詰まっています。竜の眼差しの鋭さ、鱗一つ一つの重なり、雲水との一体感まで、原作の芸術性を陶芸として再解釈し、鑑賞するたびに新たな魅力を発見できます。
「染付」技法の瑞々しい美しさと重厚感
染付の青一色でありながら、濃淡の変化で竜の立体感、雲の繊細さ、水の流れるような動きを表現する技法は、伝統工芸の奥深さとともに、視覚的に瑞々しくも重厚な美しさを生み出します。光が当たると、釉薬の艶と染付の青さが融合し、竜の臨場感と荘厳な雰囲気がより一層引き立ちます。
雅鉢デザインの実用性と芸術性
優雅なシルエットは盆栽（特に苔盆栽や小さな観葉植物）の「趣」を引き立てるのに最適で、植物の生育スペースも十分に確保します。足部の幾何学文様装飾も全体の統一感と和の雅やかさを両立させ、単体で飾るだけでも「中国古画と陶芸が融合した芸術品」として圧倒的な存在感を放ちます。
お届け内容
藤原窯月作 純手描き 染付「陳容九龍図（其一）」雅鉢 × 1 個
お客様へ
南宋陳容『九龍図』の芸術的価値と、藤原窯月による純手描き染付陶芸の美しさを愛する方に最適な一品です。書斎の中心や和室の飾りとして置くだけで、「中国古典美の重厚さと和の雅が同居する格調高い空間」を演出でき、日々の心を豊かにしてくれるでしょう。
一つ一つが藤原窯月の手によって生まれた純手描きのため、お手元の雅鉢は「世界に一つだけの特別な逸品」となり、陶芸コレクションとしても高い価値を持ちます。
キーワード
藤原窯月，純手描き，染付，陳容，九龍図，雅鉢，伝統工芸，中国古画，芸術コレクション