未開封新品/バビロン5 2ndシーズン コレクターズBOX コンプリート
状態概ね良ですがこだわる方は入札をご遠慮ください。送料無料です。
第2シーズンの幕開けを飾る第23話「新司令官シェリダン着任（Points of Departure）」で、後にデレンの恋の相手となるジョン・シェリダン大佐（ブルース・ボクスレイトナー）がバビロン5にやって来る。これをもってバビロン5の指揮権は、ジェフリー・シンクレア中佐からシェリダンに移る。シンクレア役のマイケル・オハラは、主役に格上のスターを望むスタジオ側の意向の犠牲になってしまった。内容充実の今シーズンでは、ミンバリが地球-ミンバリ戦争で勝利を目前にしながら降伏した理由がさらに明らかになる。また、第24話「謎の惑星ザ・ハ・ドゥム（Revelations）」は、シェリダンの妻アンナが惑星ザ・ハ・ドゥムの考古学調査中に死亡した事件について触れている（本シリーズにはトールキン著『指輪物語』との関連性が多く、ザ・ハ・ドゥムというネーミングも“カザド=ドゥムの橋”を連想させる）。第25話「銀河系の魔術師テクノメイジ（The Geometry of Shadows）」では、テクノメイジが初登場。彼らについては、不運な結果に見舞われたスピンオフ・シリーズ『Crusade (1999)』でより掘り下げて描かれる。第31話「シャドウ軍団の暗躍（The Coming of Shadows）」は、放送当時にシリーズ中最高傑作と騒がれたエピソード。政治的陰謀が繰り広げられる中、主要キャラクター2人の運命を予感させるストーリーは、1996年の世界SF大会でヒューゴー賞の最優秀映像作品部門に輝いた。映画『アポロ13』、『トイ・ストーリー』、『12モンキーズ』、そして人気番組『スター・トレック ディープ・スペース・ナイン』の第75話「父と子（The Visitor）」を抑えての快挙である。そのパワフルなシナリオは特筆もので、クリエイターのJ・マイケル・ストラジンスキーが、みずからの著書『The Complete Book of Scriptwriting』に収録したほどだ。
第37話「TV番組「バビロン5 36時間」（And Now for a Word）」は珍しい展開を見せ、TV局のクルーの視点でバビロン5の“ある日の出来事”を描いていく。そんな中、ナーンがセントーリに宣戦布告する…。テレパス集団のCMが挿入されるあたりは、映画『ロボコップ』(1987年)で毒気たっぷりのCMを何度も登場させたポール・バーホーベン監督へのオマージュにも思える。逆に、バーホーベン監督の近作『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年)は、『バビロン5』の生真面目なスペース・オペラぶりをパロっているようでもあった。第38話「明かされるシャドウの秘密（In the Shadow of Z'ha'dum）」で、シェリダンは、アンナの死の際にモーデンが同船していたことを知る。深い悲しみに襲われると同時に、モーデンが生き残った理由を探ろうと決意するシェリダン。激情に彩られた一編だ。今シーズンを締めくくる3つのエピソードも素晴らしい。第42話「闘いの暗号通信（The Long, Twilight Struggle）」では、ナーン-セントーリ戦争がエスカレート。第43話「謎の尋問者（Comes the Inquisitor）」では、シェリダンが思いもよらぬ試練に直面。そして第44話「シェリダン暗殺計画（The Fall of Night）」では、すべての希望が打ち砕かれ、大胆不敵な暗殺計画によってコッシュ大使の衝撃的な秘密が暴かれる。（Gary S. Dalkin, Amazon.com）
レビュー
製作総指揮・脚本: J.マイケル・ストラジンスキー 製作総指揮: ダグラス・ネッター 製作: ジョン・コープランド 監督: ジャネット・グリーク/ジム・ジョンストン/マイク・ローレンス・ヴェジャー/マリオ・ディ・レオ/ケヴィン・G.クレミン/ジョン・C.フリン3世/メナチェム・ベネツキ/デヴィッド・J.イーグル/スティーヴン・L.ポージー/ジーザス・トレヴィノ/マイケル・ベジャー 脚本: D.C.フォンタナ/スコット・フロスト/ローレンス・G.ディティリオ/ピーター・デヴィッド 出演: マイケル・オハラ/クローディア・クリスチャン/ジェリー・ドイル/アンドレア・トンプソン/リチャード・ビッグス/ピーター・ジュラシック 声の出演: 中田和宏/寺瀬今日子/星野充昭/金野恵子/江川央生/田口昴
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）
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