-- 【SUPER RARE アドマグ】極美品 CUPID’S INN 40s Fire-King ジェダイレストランウエアホットチョコレート Cハンドルエクストラヘビー

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　FIRE-KING
　RESTAURANT WARE
　SLIM HOT CHOCOLATE C-HANDLE MUG

1940s Cupid's Inn Hamburgers Springfield MA

Fire-King Jade-ite Cハンドルレストランウェアスリムチョコレート (チーター) に描かれたコレクタブルなアドマグ

1940 年代のレストランウエアマグは数種類存在しますが、どれもが希少なコレクタブルなアドマグとして人気がありますが、特にスリムホットチョコレートマグは流通数が少なく希少アイテムです。1940 年代のプロモーションマグとして非常に貴重なコレクションとなっています。コンディションは、使用感が一切なく、製造時の光沢もそのまま残っている、まず出会うことのない非常に収集価値の高いものです！！

この初期のレストランウエアジェダイトスリムホットチョコレートマグは、1948 年から1950年にかけて製造されたもので、マサチューセッツ州スプリングフィールドにあったハンバーガーとサンドイッチのスタンド、「Cupid's Inn」(キューピッド・イン)が描かれています。この地元のレストランに関する資料はほとんど残っていませんが、調査の結果、少なくとも 1930 年代に 2 店舗が営業していたことが確認されています。

この非常に珍しいスリムなホットチョコレートマグには、「Cupid Inn」のトレードマークであるハートとキューピッドのデザインが描かれており、グラフィックもこのマグにぴったりマッチした、まさにノスタルジックを呼び起こすアンティーク感満載のプロモーションマグとなっています。

アメリカ製のオリジナルヴィンテージガラスマグカップは、独特のグリーンの色合いと、C 字型のハンドルを備えたスリムなフォルムが特徴です。容量は約 177 ml で、チョコレート、ココア、コーヒーなどの温かい飲み物を入れるのに最適で、キッチンやダイニングのコレクションに美しく実用的なアクセントを加えます。

このマグカップは約 80 年前に作られたネオアンティークですが、非常に良好な状態を保っており、輝く光沢とダイヤモンドのような輝きは、まるで一度も使用されたことがないかのようです。

真に美しいマグカップです。内外側には、調理器具による跡、小さな傷、ノミバイト、ヘアライン状のひび割れは一切ありません。内側と外側はどちらもオリジナルの輝きを保っており、新品同様の素晴らしい状態です。欠け、ひび割れ、損傷、修理跡はありません。

元々の流通量が少ないアイテムであり、1940年代に製造された初期「レストランウエア」シリーズのコレクション、または厳選された「Jade-ite」アイテムをコレクションする上でも、どのようなコレクションにも映える唯一無二の逸品です。

■ 価値に影響を与えるコンディション

Fire-King 製品は日常的に使用されることを想定して作られているため、当然ながら使用に伴う傷みが見られるものもありますが、Fire-King は数百万個も流通したとされ、コレクションにおいてはコンディションが非常に重要です。 Fire-King 製品において、製造過程でのわずかな粗さ、波紋、黒い斑点、型跡などは通常は価値に大きな影響を与えませんが、チップやひび割れなどの使用上の損傷は価値を左右する重要なポイントです。

Fire-King 製品の価値を高める要因となるコンディションは重要です。
アメリカ市場においても、1940 年代の人気商品は入手困難になりつつあり、市場価格も高騰化していますが、価値を高める要因として、セットを完成させるために必要な希少性の高いアイテムでない限り、ヴィンテージ Fire-King 製品のコンディションは一般的に最も重視され、一般的に価値を高める上で最も重要な要素であり、年代刻印よりも価値に大きな影響を与えます。新品同様で、欠け、傷、欠陥のない良好なコンディションのものは、より高い価値を持ちます。

■ コンディション

・使用感がなく内外とも、”Shiny ！“ 艶やかな光沢があり、未使用に近い中古
　 ★★★★★★★★★☆ (Mint : 9.0)

・優れたヴィンテージ状態で、80 年近くが経過した現在でも普段使いに毎日楽しんで頂けます。
・個人所有/自宅保存

【備考】
・製造工程上で発生するミルクガラス製品が持つ特有のホワイトスポット、フリーバイト、ヘアライン、ペイントロス、色ムラ、着色汚れなどの小さなものは、一般的に Anchor Hocking の Fire King 食器の特性と判断されているため、コンディションに含まれておりません。

・工業製品ではありますが、当時の製造環境はほぼ手作りであったため、同じ製品であっても工場や生産ロットによって重さやガラスの厚み、時には色や形に個体差が生じます。それがヴィンテージの Fire-King 耐熱食器の魅力でもあります。

・Fire-King のジェダイト食器は、リサイクルガラスの混合物を使用して作られています。緑色は、リサイクルされた緑色のガラス瓶を他の添加物とともに溶かして作られました。この工程により、Fire-King のジェダイト特有の緑色が生まれました。使用される緑色ガラスの量が異なるため、緑色の色合いが異なり、ガラスに渦巻き状の模様が見られる場合もあります。

・画像は説明の一部になりますので必ずご覧ください。
・コンディション等にご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
・状態はチェックしておりますが、万が一見落としがありましたらご容赦ください。

■ 取り扱いは、次の点にご注意ください。

・Fire King のガラス製品は手洗いでお手入れしてください。
・自動食器洗い機を使用すると、洗うたびにガラスの微細な層が除去され、ガラス製品は鈍く、永久にエッチングされた仕上げ（傷のついたガラス）の様になり、最終的には Anchor Hocking のパーマネント・デカールでも擦れ落ちる可能性があります。
・Fire King のガラス製品はコンロでの使用を意図していないことに注意してください。
・Fire King のガラスはオーブン対応ガラスで作られていますが、最初に製造された当時は電子レンジが存在しなかったため、使用はお勧めしません。

■ Restaurant Ware シリーズ (1948-1950)

1948年 Fire-King ブランドから業務用厨房、レストラン、その他の商業施設向けにリリースされた「Restaurant Ware」シリーズは、まさにその名にふさわしく非常に優れたヴィンテージテーブルウエアです。
ヴィンテージFire-King の中でも、極厚で耐久性のある「“Jade-ite” ジェイドアイト」ガラス (淡い緑色の不透明ガラス) で作られており、オーブンでも使用できる膨張率の低いホウケイ酸ガラスで、過酷な商業用途向けに設計されています。

マグカップをはじめとするレストランウエア製品は、低膨張性のホウケイ酸ガラスで作られており、非常に耐久性が高く、日常使いに最適です。長年にわたり、手頃な価格で実用的なガラス製品の代名詞となり、アメリカの家庭でよく見かけた食器でした。
今日は、ミッドセンチュリーアメリカンキッチンウェアの象徴的な存在として、世界中のヴィンテージコレクターの心を掴んでいます。その魅力は、ノスタルジックな価値だけでなく、その多様な美しさにあります。シンプルでありながらエレガントなデザインは、モダンなキッチンにもヴィンテージ風のキッチンにも完璧に調和します。

■ 1948 - 1950 Fire King・6oz Jadeite Slim Hot Chocolate Extra Heavy Mug

・原産国：アメリカ合衆国　Anchor Hocking Co.
・刻印：OVEN Fire- king WARE (1948 -1950)
・素材：オーブン耐熱ガラス
・カラー : Jadeite・ジェダイトミルクガラス
・サイズ：直径約 7.5 cm x 高さ約 9 cm　
・容量：約 177 ml（約 6 oz）
・重さ：約 290 g
※ サイズと容量、重さは計量確認済みですが若干の誤差が生じる場合があります。

■ Fire-King Advertising Mug (広告・プロモーションマグ)

Fire-King のマグカップは、企業の販促品として配布されたり、食料品店のプロモーションに使われたりすることも多く、アメリカのキッチンにおける地位を確固たるものにしました。

企業ロゴ入りの Fire-Kingマグカップは、1942年にアメリカのアンカーホッキング社が食料品店やガソリンスタンドの販促品として耐熱ガラス製品の製造を開始したことに始まります。これらの広告用マグカップは Fire-King ブランドが製造中止になった1976年以降から1986 年までは Anchor Hockingブランドで製造され、様々な企業がミルクガラスなどのマグカップにロゴやスローガンを印刷することで、自社ブランドを宣伝しました。これらのマグカップは、企業ロゴやスローガンを印刷した歩く広告塔のような役割を果たしました。

ヴィンテージの Fire-King の広告・販促用マグカップの魅力は、ノスタルジックな価値、耐久性に優れた職人技、そして Jade-ite のような独特の色合いや、往年の名作プロモーションロゴなど、過去との繋がりや多様な美的な魅力にあります。これらのマグカップは、記憶を呼び起こす力、ヴィンテージの魅力と現代的な実用性の融合、そして手頃な価格から希少な作品には高額まで、幅広い価値を持つコレクターズアイテムとして高く評価されています。

ノスタルジアと歴史意義がある限定的な特定のデザイン、色（Jade-iteなど）、プロモーションロゴは他のものよりも希少性が高く、二次流通市場での価値を大幅に高めます。
アドマグの価値は大きく変動します。希少なアイテムや特別なプロモーション用は高値で取引される一方、大量に製造されたマクドナルドなど大手企業の広告などは予算の限られたコレクターにとってより入手しやすい価格帯です。

Fire-King のマグカップは、過ぎ去った時代を反映し、その物語や思い出を通して人々を過去と結びつける、歴史の確かな一品です。特にレストランウェアシリーズは、優れた耐久性と傷、ひび割れ、欠けへの耐性で知られており、長く愛用できる製品となっています。ヴィンテージでありながら、これらのアドマグカップは日常使いにも適しており、コーヒーなどの飲み物を入れるのにも、装飾品として飾るのにも最適です。

■ ハンバーグサンドイッチ

文字通りハンバーグは、ドイツのハンブルクに由来するものです。ユートピアを求めてドイツ人がたどり着いたニューヨークでハンブルグ風ビーフステーキとしてよく食べていたことがはじまりで、ハンバーガーは2枚のパンと牛ひき肉のパテを組み合わせた「ハンバーグサンドイッチ」です。

ハンバーガーチェーンは今や珍しくありませんが、その起源を遡ると、1921年に創業した『White Castle (ホワイトキャッスル)』が世界初のファーストフードハンバーガーチェーンとして知られています。「スライダー」と呼ばれる小さな四角いハンバーガーで知られています。1940年代、ホワイトキャッスルは、地元の新聞に定期的にプロモーション広告を掲載し、持ち帰り専用のハンバーガー5個を10セントで提供するクーポンを掲載していました。

最初のマクドナルドは、1940 年 5 月 15 日にカリフォルニア州サンバーナーディーノにオープンしました。マクドナルド兄弟は、20 年以上前にホワイトキャッスルが導入した現代のファーストフードレストランの原理を拡張し、1948 年に「スピーディーサービスシステム」を導入しました。

新世界への玄関口であった東海岸でニューヨークを目指したドイツ人移民から広まっていった「ハンバーグ・サンドイッチ」が「ハンバーガー」と呼ばれるようになったという最も古い説の一つは、1885年にウィスコンシン州シーモアのシーモア・フェアで、チャーリー・ナグリーンが、歩きながら食べられるようにパンにミートボールを挟んだものを売り、地元のドイツ人移民に親しまれていたハンバーグステーキにちなんでハンバーガーと名付けたという説があります。

この 6 oz ジェダイトホットチョコレートマグ「Cupid's Inn」は、古いアメリカのセピア映画のワンシーンのようです。これは、ハンバーガーが今日のようにバンズに挟んだ玉ねぎ、レタス、トマト、ピクルス、チーズなどをトッピングした「ハンバーガー」ではなく、「サンドイッチハンバーグ」として提供されていた時代の物語を伝える、素晴らしい歴史的な広告マグです。

■ Fire-King ブランドアイデンティティ：フリットデカール焼き付け製法 :

Fire-King の広告用マグカップは、スクリーン印刷ではなく、焼き付けフリットデカール法で製造されていました。この方法では、印刷されたフリットデカールをマグカップに貼り付け、窯で焼くことでデザインを表面に焼き付けます。

液体または粉末状のガラスデザイン（フリット）は、「ジェダイト」（乳白色）の食器など、オーブン対応のガラス製品に多く塗布され、装飾的なデザインを生み出していました。印刷されたデザインをガラスに焼き付けることで、耐久性があり半永久的な模様が生まれます。これらのデカールは、特にブランド初期の Fire-Kingのガラス製品の特徴であり、一部の製品のコレクター価値を高めることにも貢献しました。

フリットデカールは Fire-King のブランドイメージにとって重要な要素であり、パイレックスなどの他のガラスブランドとの差別化に貢献しました。

重要なのは、その工程そのものです。液体または粉末ガラスのデザイン（フリット）を塗布し、窯で焼成することで、フリットがガラスに溶け込み、製品自体に融合し、ガラスに半永久的に接着されます。これにより、ステッカーや塗料よりも色褪せや損傷に強い仕上がりが実現します。これは、過酷に使用されるレストランなど業務用マグカップや日常的に広く使用される食器の装飾に使われていました。

Condition Grading

■ コンディション・グレーディング

　(1) 未使用ラベル等が残っている
　　 ★★★★★★★★★★ (NOS)

　(2) 使用感がなく未使用同等の中古
　　 ★★★★★★★★★☆ (Mint : 9.0, Near-Mint + : 9.5)

　(3) 僅かな使用感で非常に綺麗
　　 ★★★★★★★★☆☆ (Excellent: 8.0, Excellent + : 8.5)

　(4) 使用感があるが非常に綺麗
　　 ★★★★★★★☆☆☆ (Very Good : 7.0, Very Good + : 7.5)

　(5) 使用上の僅かな艶落ち、スレ、プリントロスなどあるが非常に綺麗　
　　 ★★★★★★☆☆☆☆ (Good : 6.0, Good + : 6.5)

　(6) 経年使用による比較的目立つ傷やスレがあるが使用可能
　　 ★★★★★☆☆☆☆☆ (Normal : 5.0, Normal + : 5.5)

　(7) 使用可能のマイナーなカケチップがあるが非常に綺麗
　　 ★★★★☆☆☆☆☆☆ (Poor : 4.0, Poor + : 4.5)

　(8) 使用可能な目立つ破損など難がある、コレクション価値
　　 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (Poor : 3.0, Poor + : 3.5)

　(9) 使用不可能な破損など難がある、コレクション価値
　　 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ (Junk : 2.0, Junk + : 2.5)

▼ 他にも限定的でレアなコレクションの一部を出品しておりますので、ご興味がございましたらぜひご覧ください。 ▼

Fire-King by Anchor Hocking Glass Company

■ Fire-King の誕生

　非常に人気のあるミント色のガラス製品、一般的に「Jadeite・ジェダイト」と呼ばれているガラス製品を製造していた米国のメーカーは、以下の3社です。ジェダイトの食器は主に1930年代から1970 年代にかけて作られました。

・Anchor Hocking (Fire-King)
・McKee Glass Company
・Jeannette

　大恐慌時代、ガラス職人たちは人々の日々を明るくしようと、ガラスの配合に明るいグリーンを加え始めました。

Fire-King のジェダイト食器は、第二次世界大戦中の1942年、ANCHOR HOCKING CORP によって誕生しました。当時は、航空機、戦車、銃、そして艦船に金属が最も切実に必要とされていました。

第二次世界大の結果、ANCHOR HOCKING CORP が出した答えが Fire-King でした。ストーブやオーブンの高温に耐えられるよう設計された Fire-King は、オーブングラスとしても機能し、調理、盛り付け、そして残り物の保存をすべて同じ皿で行えるように設計されました。金属製の鍋やフライパンの必要性を事実上排除した Fire-King は、Pyrex のベーキング皿と競合することになりました。

1942 年に Philbe・オーブンウェア・ラインに初めて採用されました。1940 年代半ばには、Alice, Jane Ray, Restaurant といった Fire-King・ディナーウェア・ラインが生産され、ジェダイトを含む様々なカラーバリエーションが展開されました。

Jane Ray と Restaurant Ware はどちらも完全なラインでしたが、Jane Ray は小売向けに設計され、Restaurant Ware は商業用に設計されていました。

Fire-King の生産は 1976 年に終了しましたが、1992 年に ANCHOR HOCKING CORP は創業 50 周年を記念してファイヤーキング製品を製造しました。

2000 年、ANCHOR HOCKING CORP は Fire-King の翡翠製品を復活させました。2000 シリーズは新しい金型を用いて製造されており、ヴィンテージの Fire-King 製品とは異なります。新シリーズは「Fire-King 2000」の刻印により、ヴィンテージの翡翠製品と容易に区別できます。

■ Fire-King ブランド刻印と製造年代

製造年代は最新のコレクターブック Fire-King Jade-ite Collector's Guide : 「A Reference, Entertaining and History Book for Jade-ite Dish Collectors」と複数の「Fire-King」研究・評論家の記載に基づくものです。(May, 2024)

【1942 年 : Fire-King ブランド製品の誕生】

ANCHOR HOCKING CORP は 1941 年にFire-King の名称を商標登録し、1942 年に Fire-King ブランドの製品が初めて製造されました。

【1945 年～1948 年：ブロックロゴの文字が刻印された製品が登場】

これは 1945 年から1948 年にかけて製造された Fire-King 製品の中でも初期の製品であることを意味します。

1. OVEN・FIRE-KING・GLASS
2. OVEN・FIRE-KING・WARE
3. FIRE-KING・OVEN・GLASS
4. Anchor Hocking logo with the anchor

【1948 年～1950 年 : スクリプトロゴが刻印された製品が登場】

「Fire-King」のスクリプトロゴ(筆記体)が1948年に商標申請されたロゴ刻印が使用され始め、1950 年に登録商標となりました。ANCHOR HOCKING CORP が 1974 年にジェダイトの生産を中止するまで「Fire-King」のスクリプトロゴ(筆記体)が使用され、その他の製品は 1976 年まで製造されました。

国内では、多くのオンラインストアや ! オークションにおいて、「 OVEN・Fire-King ・WARE 」と刻印された商品が、1952 年から 1955 年、あるいは 1950 年代から 1960 年代に製造されたものとして出品されています。また、一部のディーラーや小売店は、「Fire-King」ブランドのロゴデザインは 1946 年に決定され、刻印に採用されたと主張していますが、根拠となるエビデンスは示されておらず、誤解を招くケースが多く、現在ではこれを信じるコピペが蔓延しています。

オンラインストアや ! オークションでは、「 OVEN・Fire-King ・GLASS 」と刻印された製品にプレミア価格が付けられていますが、米国におけるコレクター及び専門書籍の製造年代は「OVEN・Fire-King ・WARE 」と同じ 1948-1950 年の製造であり、従って年代による付加価値の違いはありません。それぞれの価格の差は個人の判断によるものであり、商品の状態や希少アイテムによって異なるものです。

4. OVEN・Fire-King ・GLASS
5. OVEN・Fire-King ・WARE
6. Fire-King ・OVEN・GLASS

【1951 年～1961 年：「MADE IN THE U.S.A.」刻印追加】

国内のオンラインやでは、「MADE IN THE U.S.A.」の製品が 1956 年から製造されたと誤って表示されているのもよく見かけます。しかし、「MADE IN THE U.S.A.」が1940年代の「Fire-King」刻印に追加されたのは、スクリプトロゴ(筆記体)「Fire-King」が商標承認がされた後の 1951 年にからでした。
　
7. OVEN・Fire-King ・WARE・MADE IN USA

【1962 年～1976 年：ANCHOR HOCKINGのコーポレートロゴが追加】

初期の頃と比べて、刻印がかなり多彩になってきました。目安としては、刻印が多ければ多いほど、新しい製品であるということです。

1962 年、「ANCHOR HOCKING」のロゴとワードマークが刻印に追加され、ファイヤーキングの「シーブス・オブ・ウィート」ディナーウェアのパターンが最初に新しい刻印を採用しました。

8. ANCHOR HOCKING・ANCHOR・Fire-King ・WARE・MADE IN USA
9. ANCHOR HOCKING・ANCHOR・Fire-King ・OVEN-PROOH・MADE IN USA

【1968 年～1976 年：ANCHOR コーポレートアンカーロゴが変更】

ANCHOR HOCKING CORP の「Hの上にアンカー」マークは 1937 年から 1968 年まで使用されていました。その後、同社は様式化された「Hの上に錨」と「正方形の中に錨」のマークを使用しています。

(A) Hの上に錨：1937 年から 1968 年まで使用
(B) 正方形の中に錨：1968 年から使用
(C) 様式化された「Hの上に錨」：近年使用

1960 年代のある時期に、「Fire-King 」のマークは完全に消えてしまいました。一部では「OVEN PROOF」が「HEAT RESISTANT」に変わりました。

ジェダイトの Dハンドルマグカップとシリアルボウルは 1974 年まで生産され、生産されたジェダイト食器の最後のオリジナルパターンの一部でした。

取引事項

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