[Y2025092203] 011 605775+
サイズ:横幅約45.0㎝×奥行約18.5㎝×高さ約25.5㎝
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桑田象山旧蔵石 瓜渓系古谷石(台座箱布付) (=うりだにけいふるやいし)台座青雨作 銘『穂高連峰』 の紹介です。
古谷石(ふるやいし)は、和歌山県で産出され、江戸時代後半には、紀伊田辺藩によって「御留め石」とされ、その美しい形状から藩の財産として扱われました。また、頼山陽が愛した石としても知られており、加茂川石とともに、古来から日本の観賞石の代表格で歴史は加茂川石よりむしろ古いといいます。田辺市岩代川上流付近の山より産出されますが、南部川系のものは、瓜渓石(うりだにいし)と呼ばれ、現在はどちらも採掘禁止となっています。
本石は、南部川周辺で採石されたもので、重量感且つ硬質感を示す古谷石の古石です。広大で険しい山々が連なり、峻厳な連山の景を顕わしており、頂の懐には、雪渓ともいえる竜眼が、遠望する山姿を更に際立たせています。残雪初夏の涸沢カールから望む穂高連峰を思い名を授けたのでしょう。下駄の仕上がりもよく、古色感溢れる底部も、天然と見紛うほどの呈を成し、禅味深い東洋的詩情を持つ名品中の名品です。旧蔵者は、古谷台と呼ばれる現在では制作困難な台座作りの名工で、自らも古谷石のコレクターであった桑田象山翁、台座も青雨作の古谷台に据えられており、古谷石を知り尽くした慧眼の水石大家が愛した一級の賓石です。
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