高校数学でわかるマクスウェル方程式―電磁気を学びたい人、学びはじめた人へ (ブルーバックス) 新書 2002/9/20
竹内 淳 (著)
内容紹介
高校物理の最難関「電磁気」が完全にわかる。見慣れないたくさんの単位と式が、
ドッと出てくる電磁気が、誰にでも見通し良く理解できる入門書。
さらに、「マクスウェルの方程式」までわかってしまおう!
著者からのコメント
マクスウェルの方程式への旅を楽しもう!
目に見えない電気や磁気の現象は現代人にとっても不思議な現象です。
この謎に満ちた現象の解明に、科学者たちが手探りで取り組み始めたのは、
今から約250年ほど前のことです。
電気や磁気は空間を越えて力を及ぼすという不思議な性質を持っています。
現代人は、電気や磁気を利用する様々な機器に取り囲まれ、大きな恩恵をこうむっていますが、
その多くの人々にとって、電気と磁気の世界は今なお謎に満ちたままのようです。
高校で物理を選択した方でも理解に戸惑う場合が少なくないでしょう。
また、マクスウェルの理論はかなり高度な数学を必要とするため、
理解できないまま卒業してしまう大学生も少なくないようです。
本書では、この点を配慮して、高校レベルの数学の知識で十分マクスウェルの理論を理解できるように構成を試みました。
「高校数学でわかるマクスウェル方程式」というタイトルから、数式だらけの本を連想する方もいるでしょう。
しかし、実際は数式は必要最小限で、わずかです。
本書では電気と磁気の秘密を手探りで明らかにしていった人々の活躍を歴史に沿って記しました。
日本人の中で最初にエレキに接した平賀源内の活躍から本書は始まります。
歴史を追っていくうちに、電磁気学の知識のまったくない読者が、
楽しみながらマクスウェルの方程式にたどりつけるよう配慮したつもりです。
電気と磁気の世界を理解する力があれば、現代社会を生きる上で多くの楽しみをもたらしてくれるでしょう。
また役にも立つはずです。それではエレキの謎を探る旅に旅立ちましょう!
第1部 エレキの謎を探る旅
1 平賀源内の挑戦
2 クーロンの秘密兵器
3 ファラデーの登場
4 もう一人の天才、アンペール
5 最後の壁、電磁誘導
第2部 電磁気学の統合
1 マクスウェルの方程式
2 電子のベール
3 無限のバトンリレー
4 エレクトロニクスへ
第3部 旅の終わりに
内容(「BOOK」データベースより)
電気発見の歴史をたどりながら、電流、電圧、電界、磁界、磁束密度、静電容量…、
そしてマクスウェルの方程式が見通しよく理解できる。
電磁気学を学びたい人、学びはじめた人、しっかり原理を知りたい人の絶好の入門書。
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