Conrad-Johnson Premiere Two 真空管プリアンプ
暖かく情熱的で感情豊かで力強いアメリカンサウンドです
温度感が高く熱気を帯びた女性ボーカルは色艶が濃く官能的で魅惑的です
しかし、どこか寛容で大らかさを感じます。聴き心地が良く耳障りな音は出しません。
Conrad-Johnsonとaudio researchの二社は欧米の、特にアメリカの60~80歳代の
オーディオファンの間では大変な人気者です。それは複数の英語フォーラムを
翻訳しながら丹念に調べていくと行きつく、まごうことなき"真実"です。
Conrad-Johnsonのサウンドはaudio researchとかなり近い音です
どちらも信心深いキリスト教徒である米国人設計エンジニア、サウンドディレクターのアイデンティティに
強く影響を受けている、いわば天国風の、天上界サウンドで雲の上の世界を表現した極楽の音色です
明るさや輝きを非常に強く表現してきます。audio researchとConrad-Johnsonは
初期の80年代前半の製品で比較すると、Conrad-Johnsonの方が明るさと輝きがより強いです
その感覚はいささか明るすぎるかな、眩しすぎるかなと感じるくらいですが、
後年のCJはそのバランスが再考されるようになり、ARCより少しだけ地味で少しだけ暗めの
音になりましたが、ARCの音は後年になると天上界サウンドやカリフォルニアの青い空といった
イメージを残しながら初期のモデルとはかなり違う現代ハイエンドサウンド風のテイストになりましたが
Conrad-Johnsonは創業時から現在までサウンドには一貫したポリシーが貫き通されています。
Mcintosh C20と比べた事がありますがPremiere Two の方がかなり良かったです。
1950年代の真空管全盛期時代の往年のアメリカンサウンドの素晴らしさを記憶していて、
あの音を忘れないで、引き継いで進化させていきたいと考える人々や会社が
あるんだなと実感できます。現代のアンプほど速くはありませんが、
音楽性は比類ないものです。TANNOYやALTECのスピーカーとマッチします。
Conrad-Johnson Premiere Twoはプレミヤ―と付きますが、
CJの最高級機種です。内部コンストラクションを見ていただければわかりますが、
非常にコストが掛かった内容になっています。
設計は大型のフィルムコンデンサーを多数使用してインパクトの中に
ヌケの良さを計った物となっています。
次に出た後継機のPremiere ThreeがCJのヴィンテージモデルの中では最高傑作とされています
日本では当時の大手輸入代理店の莫大な宣伝広告費の投入により
McintoshやMarantzに人気が集中していますが
欧米や中華圏など世界的にはCJやARCが人気や支持を集めています。
ライン入力でCDの音は正常に動作しています。
ラインの真空管は全て新品か中古の球に交換しています
ミニ整流管12X4と12AU7は新品でラインの他の12AX7は新品と
中古品からTV-7で測定して選別したものを入れています。
フォノに関しましてはターンテーブルを売却してしまったので未確認ですが
真空管のヒーターは全て点灯していますし、
ノイズが出ても真空管を全て交換すれば正常動作する確率が高いと思われます
過去に整備されており電解コンデンサーが3~4個交換されています
正常動作しており良い音で鳴っています
本体と元箱がかなり場所を取るので部屋が段ボールだらけになってしまい
泣く泣く断捨離します。本当にできれば取っておきたいものですから
思いなおして出品を取りやめにする事もあるかと思います
入札前に質問爛から兵庫県阪神地区の自宅で事前試聴可能です
シイノ日本国正規品 100V仕様
付属品 本体のみ
厳重梱包して佐川急便元払い兵庫県発にて発送します
ノークレームノーリターンでお願いします