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【CD-R盤】 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 OP.64 ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.77 * ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 トリノ・イタリア放送交響楽団
名女流ジョコンダ・デ・ヴィートとフルトヴェングラーによるメンデルスゾーンとブラームスのヴァイオリン協奏曲。 このほど新たにコンタクトのとれたイタリア人コレクターからの提供音源。詳しくは後述するが、新たにオリジナル・ディスクから復刻された音源が提供されているようだ。 オリジナルの音源は、イタリア放送協会(RAI)による聴衆を入れて行われたラジオ放送のための録音で、独テレフンケン製テープレコーダーで収録されており、放送に使用するためにマイクセッティングもそれなりに考慮されたと思われ、音質は優秀とは言えないものの、それほど悪くはなかったと想像される。 しかし、放送終了後、当時は高価だった録音テープを他番組に再利用するため、音源の消去前に「パデローニ」と称する16インチ33・1/3 回転のアセテート盤にダビングされ、今日まで保存されてきた。 パデローニ(Padelloni=フライパン、鍋、皿という意味)は、RAI がイタリア国内の電機メーカーと協力の上1940年代に開発したアセテートディスクレコーダー。センタースタートで連続15分程度の録音が可能だった。テープレコーダー導入以前、15分以上録音する場合は2台のディスクレコーダーで2分間ほど重複して録音し、放送する際には1000分の1秒単位で連結ポイントを探り出して連続再生したという。テープレコーダーの本格導入後は、当演奏のようにテープ音源のバックアップや保存のために活用され、1950年代末まで稼働していた。 問題はパデローニの性能の低さにあり、高域の周波数上限は6000Hz程度で78回転SP盤以下のナローレンジ。また周波数バランスの凸凹による歪みが多く聴きづらい。また、アセテート盤に共通する欠点として、盤表面のアセテート素材が脆弱なため経年劣化に弱く、再生を繰り返すとスクラッチ・ノイズが急速に増え、再生不能となるなどの問題もあった。 このような状態のパデローニからの復刻であるため、当演奏についても、1972年発売のカナダ・ロココ・レーベルによる初発LP以来、音質の悪さには「定評」があった。その後も様々なレーベルから音質改善を謳ったLP,CDが発売されたが、いずれも根本的に音質改善出来た盤は存在せず、従来の評論が音質の悪さのみに終始し、演奏に言及されることがほとんどなかった。 一方、今回発売の盤は、近年パデローニから新たに復刻された音源と思われ、既出盤に比べて歪みが大幅に低減され、ノイズも皆無ではないが大幅に低減、そのままの状態でもかろうじて鑑賞に堪える水準となった。おそらくアセテート盤面を丹念にクリーニングした上、異なる形状の数種類の再生用スタイラス(針)を試し、最も音溝に適したスタイラスとイコライザーカーブを使用して再生・ダビングしたと想像される。 とは言うものの、規格上の限界による周波数レンジの狭さ、大幅に改善されたとはいえ周波数バランスの悪さ、独奏ヴァイオリンの歪みやヒステリックな響き、不明瞭で鈍い音色のオーケストラなど、改善を要する箇所は多々あった。メンデルスゾーンとブラームスを比較すると、メンデルスゾーンはヴァイオリンの歪みが多い一方、オーケストラはナローレンジながら無難な状態。一方ブラームスはヴァイオリンは多少ましな状態を保っている一方、オーケストラは音量も小さく不明瞭だった。 発売に当たっては、スクラッチノイズの低減と共に、ソフトウェアによって周波数レンジを拡大、3000Hz辺りが突出する一方、4000Hz以上が急激に低下している周波数バランスを改善(これによりヴァイオリンの歪みが解消)、オーケストラについては部分的にイコライジングを施すなど、明瞭化と音量の改善を行った結果、ようやく音質に不満を感じることなく鑑賞出来る状態とすることが出来た。音響条件の悪い会場だが高域を補うことで響きも若干豊かになり、独奏ヴァイオリンをクローズアップし、オーケストラを背景に配した古い録音スタイルながら、オーケストラの迫力も十分に感じられ、それにより演奏の善し悪しを判断出来るレベルとなった。 当演奏は以前から、ジョコンダ・デ・ヴィート(イタリア語の実際の発音では「ヴィトウ」に近い)とフルトヴェングラーという二大巨匠の共演という点で注目された演奏だったが、前記のように録音の劣悪さとオーケストラの質の低さ?から不当に低い評価がされていたと言える。今回、音質改善された当ディスクを聴くと両者の相乗効果を強く感じる。特にジョコンダ・デ・ヴィートにはメンデルスゾーン、ブラームスそれぞれに別録音が存在するが、集中力の高さやクライマックス部分の高揚感などは「フルトヴェングラー効果」が出ているようだ。 また質が低いと評価されてきたトリノ・イタリア放送響だが、音質が改善されたことで、技術的にウィーン・フィルやベルリン・フィルには当然及ばないものの、フルトヴェングラーの意図を十全に表現しており、大きな不満を感じることはない。全体として優れた演奏だったことが理解出来る。デ・ヴィートの演奏としては、既出のスタジオ/ライブ録音と比べて伴奏指揮が充実しているという点では無視出来ない演奏と言える。 3月7日は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲と交響曲第1番というシンプルなプログラムで、放送を前提とした構成。11日はシューベルト「ロザムンデ」序曲と「未完成」、メンデルスゾーンの協奏曲、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死」という、多少演奏会らしいプログラミング。 ジョコンダ・デ・ヴィートは録音当時45歳。演奏技術・楽曲への理解面ではまさに円熟期。メンデルスゾーンの協奏曲は前年1951年に英HMV にスタジオ録音済み、ブラームスの協奏曲は1941年に独ポリドールに録音していたが、さらに翌1953年英HMV に再録音が予定されているなど得意のレパートリー。1951年には英EMI の役員・プロデューサーであるデイヴィッド・ピックネルと結婚するなど公私ともに充実していた時期にあった。 フルトヴェングラーは録音当時66歳。死去の2年前だが、超多忙な演奏活動によって過労気味ながら、壮年期の演奏スタイルを維持していた最後の時期に当たる。1月はローマに滞在し、10・14・19日にローマ・イタリア放送響と一連のコンサートを指揮(「ワルキューレ」第1幕という大物もあった)。その後ウィーンに移動して23日には国立歌劇場で「ワルキューレ」(国立歌劇場自体は戦災で再建中。公演会場はアン・デア・ウィーン劇場)、26日から29日にかけてウィーン・フィルとのコンサート、30日には再び国立歌劇場でトリスタン。2月3日から5日かけてウィーン・フィルとベートーヴェン第9(3日の公演はオルガヌム110150ALで発売済み)、8〜10日はベルリン・フィル創立70周年記念公演、ミラノに移動して、29日から3月4・6・9・12・16日はスカラ座で「マイスタージンガー」。その公演の間、3・7・11日に当ディスクに聴くトリノ・イタリア放送響を指揮している。 因みにフルトヴェングラーは1948年9月8日のエジンバラ音楽祭において、ローマ聖チェチーリア音楽院管を指揮、ベネデッティ=ミケランジェリ、デ・ヴィート、マイナルディという超強力なイタリア勢と共演してベートーヴェンの三重協奏曲を演奏(録音が残っていれば・・・・)。また、1953年11月16日には、バチカン市国で、ローマ教皇ピウス12世による「芸術家のためのミサ」に際して、フルトヴェングラー(ピアノ伴奏)とデ・ヴィートがブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番を演奏。10日後の26日にもローマ近郊カステル・ガンドルフォにおいて、ローマ教皇ピウス12世のために同じくブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番を演奏している。 フルトヴェングラーとデ・ヴィートは共に英HMV の専属アーティストであり、当演奏を聴く限りでは相性も悪くなかったように想像出来、両者が共演したスタジオ録音を残さなかったことは意外に思える。当時のHMV は、同じくEMI 傘下の英コロンビアも含めて、契約アーティスト数が膨大であったためか、本来行われるべきだったレコーディングの多くを録り逃がしたきらいがあり、一方で、今日では(当時でも)蛇足と思えるレコーディングを行っている。 逆にライバルで新興の英デッカはEMI より少ない契約アーティストを有効に活用、また優秀な録音技術を駆使して名録音・名盤を多く作り出した。EMI はデッカに比べてLP発売やステレオ録音導入の遅れなど、新時代・新技術への対応について、名門・老舗ゆえの保守性・迷走があったのかも知れない。その意味で、音質が大幅に改善された当ディスクの価値は大きいと言える。 ジョコンダ・デ・ヴィートは、上記のように当ディスク以外にメンデルスゾーンの協奏曲を1951年英HMV にスタジオ録音したほか、1957年と1961年にライヴ録音していた。また、ブラームスの協奏曲を1941年独ポリドール、1953年英HMV にスタジオ録音したほか、1951年と1956年にライブ録音していた。一方、フルトヴェングラーは、当ディスク以外にメンデルスゾーンの協奏曲を1952年英HMV にイェフディ・メニューインとスタジオ録音したほか、ブラームスの協奏曲を1949年同じく英HMV にイェフディ・メニューインとスタジオ録音していた。 |
| レーベル: | ORGANUM |
| レコード番号: | 110162AL |
| Stereo/Mono: | Mono |
| 録音: | 1952.3.11,7、トリノ音楽院ホール、ライヴ録音 |
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