
世界に誇る世界初のポップアップトースターである米国のToastMasterです。60年以上前の品物です。加熱機構に問題はなさそうですが、ポップアップ機構に不具合があると思います。下の説明文の内容でご理解ください。
◎米国のMcGraw Electric社の品物です。
◎型式はMODEL IB21です。
◎それなりの使用感がある状態です。メッキ部に光沢はありますが、年代相応とお考えください。目立ちませんが横側の一箇所に1cmくらいの軽い凹みがあります(最後の画像をご覧ください。指で指している箇所です)。
◎1950年代後半〜1960年頃の品物と思われます。
◎日本の家庭用電源で使えます。加熱することは確認しましたが、押し下げるレバーを下げてもそこで固定できず戻ってしまいます。ポップアップ機構の固定するフックに不具合があるのかもしれません。
◎サイズはだいたいですが、横幅24cm、高さ16cm、厚さ12cmです。トースターとしてはかなりコンパクトな品物です。
◎重さはだいたいですが1.5kgです。
◎状態は以下のとおりです。
※レバーを下に下げると加熱を始めることは確認しました。但し、下げきったところで止まらずに戻ります。
※電気プラグは経年劣化で白く粉を吹いてます。日本のふつうのコンセントに差し込んで使えます。
※裏側などには錆含めて使用感がありますが、メッキ部は70年前の品物としては、まずまずの状態だと思います。
世界で最初のトースターは、1893年に英国のクロンプトン社から発売されましたが、その当時はヒーターにニクロム線ではなくが使われていたようで、耐久性がなかったようです。
その後、アメリカでは、家庭向けに電気の送電が始まったことで、電気消費促進の一環として、ジョゼフ・スワンが、ニクロム線の電気トースターを開発(エジソンはそれを改良)しました。1919年にポップアップ機能が発明され、McGraw Electric社が「トーストマスター」という商品を発売したことで、アメリカの各家庭で実用できるトースターとして普及していったようです。
ポップアップトースターは、海外では現在でも一般的なものらしいのですが、日本ではオーブントースターが普及したことで、1980年代には生産が中止されてしまったようです。ただ、最近はアジア諸国で製造されたものが輸入されて日本でも再び売られているようです。
日本で最初のトースターは昭和30年に発売されたようですが、メーカーはわかっていません。
昭和の時代は、もちろんお米が主食なのです。戦後は米国の影響もあって、パン食も若者中心に徐々に浸透していきます。
パンを焼くのは、七輪で網の上で餅を焼くような方法から始まったと思います。
昭和30年代になると、国産の電気トースターなんかも販売されはじめ、バタフライ式のタイプなんかが出て来るのです。その後、手動のポップアップトースター、自動のポップアップトースターへと続きます。
平行してオープントースターが発売され、ポップアップトースターは次第にそのシェアを落としていきます。それでも、自動でパンが焼けた時にポンッと飛び出すので、ポップアップトースターの根強いファンはまだまだ残っているのです。
今回の品物は、そんなポップアップトースターの元祖の品物です。世界初のポップアップトースターを製造販売した
McGraw Electric社の品物です。実用するには手入れが必要かもしれませんが、インテリアとしてであれば、清掃で良い品物になるかと思います。この機会に懐しい形のポップアップトースターをコレクションに加えては如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
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