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絵銭題目銭矢筈十文字☆矢筈題目／希少／珍品／仏銭／家紋銭／六文銭／お守り銭／1-75

◎名称：絵銭矢筈題目

◎発行国：日本

◎発行年：江戸時代～

◎サイズ：直径26mm、厚さ1.5mm

◎重さ：5.48g

◎品位：銅、他

◎発行枚数：不明（数は少ない）

◎状態：並上（写真参照）

（参考資料）

☆絵銭・題目銭とは？

題目銭（だいもくせん）は、絵銭の一種で、実際の通貨としては流通せず、主に民間や宗教的な用途で作られた古銭です。

代表的な特徴は、「南無妙法蓮華経」などの日蓮宗の題目や宗教的文言が刻まれている点で、葬儀の際の副葬品や、死者の冥途の旅路を助ける「六道銭」として使われたと考えられています。

江戸時代から大正時代にかけて製作され、子どもの玩具やお守りとして用いられた例もあります。

宗教的信仰や故人供養、家内安全などの祈願を込めて作られ、様々な種類や字体があります。コレクション価値も高く、宗教・民俗・歴史資料として貴重な位置を占めています。

☆家紋・矢筈とは？

矢筈（やはず）紋は、矢の部品の一つ「矢筈」（弓の弦に矢を番えるための二股に分かれた部分）をモチーフにした家紋です。

矢は古代より狩猟や戦い、さらには神事や魔除けにも用いられ、武士階級を象徴する意匠でもありました。

☆意味と由来

矢筈紋は「尚武（武道を尊ぶ心）」や「家を守る」「邪気を払う」といった信仰的な意味も持ちます。

室町時代以降、家紋としての使用例が多くみられますが、実際には鎌倉時代にも用いられたと考えられています。

有名な使用家は服部氏で、矢を天皇に奉納した故事にちなんで家紋としたと伝わります。

☆図柄の特徴

デザインは矢全体、矢羽、矢尻、矢筈の一部分を単独で図案化したもの、矢全体を組み合わせたパターンなど多様です。

一般的に矢筈のみで描かれるものは「矢筈紋」と呼ばれます。三本並矢筈、違い矢筈、丸に矢筈などバリエーションも豊富です。

☆主な使用家・地域

主な使用家は服部氏、能勢氏、井上氏、福井氏など。

使用地域は滋賀、兵庫、高知、大分、岡山などが中心です。

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古物商許可証

神奈川県公安委員会第451910009497

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