ラフアッサンブラージュというタイトルだからとはいえ、これはロックバンド名やジャズコンボ名の類ではなく、いわば90年代中盤にニューヨークを拠点に活動していた現代音楽・作曲家の3人が設立したあらゆる表現形式を包括して探索するための共同体、ラフアッサンブラージュという作曲家集団による95年発となる唯一のアルバム。リリースは日本のAvantから。昔で言うとロジャーレイノルズやゴードンムンマ、ロバートアシュリーらが設立したジャンルの垣根を越えた共同体、ONCEを彷彿とさせはするもののこちらはもっと小規模で、音響という部分にフォーカスしている点ではわりと作曲家的な視点を踏み外していないので、結果的にはこの当時の現代音楽内反主流派といった印象。収録は以下、Mark De Gli Antoni, Eric Qin, Norman Yamada,のそれぞれの楽曲を収録し、このジャケットからして工業機械音の猛々しいインダストリアルノイズか?なんて妙にワクワクさせはするものの、そのまんまの工業ノイズであるはずもなく、実際は打楽器をメインに据えた現代曲といった趣。それでもみなさん、やはり反主流派の真骨頂を遺憾なく発揮していて、例えば1曲目なんかはメタルパーカッション類がノイジーに迫り、工業機械の駆動音を採譜して、打楽器アンサンブルで再現したようなカッチョイイ内容。2曲目も基本はこの方向性は保たれていて、こちらは金属類ではなく、タムタムで表現された工業機械のミニマリスティックな駆動音を再現。3~4曲目はなんとマークリボー(ギター)と、21世紀型オルガンプログレッシブアヴァンジャズロック最前線を突っ走るメデスキーマーティンアンドウッドに参加しているクリスウッド(ベース)が加わったアヴァンギャルドプログレ風味の現代打楽器曲といった趣。5曲目はアールゾイとユニヴェルゼロみたいな要素もある80sRIO風のチェンバープログレ志向。6~9曲目これまた強烈で、こちらはコントラバスだけによるミニマルドローン的なコンセプトの、やっぱりこれも工業音を模した音型であるのがすぐに解るほど。聴き終わる頃には総じてこのジャケットに偽りなしというか、妙に納得もできるという隠れた怪作。ROUGH ASSEMBLAGE-construction and demolition(avant)
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