
このウクレレは、日本のウクレレの歴史に残すべき、大変貴重なウクレレになります。
1960年代のヤマハウクレレの黄金期を作った、大変な名機であり傑作品になります。
ヤマハNO150というソプラノウクレレになります。
しかも、ご覧の通り極上超美品の大変綺麗な状態のウクレレです。
このウクレレは、ウクレレコレクターの私の父が購入してからほとんど使わず、ケースに入れて60年以上大切に保管していた極上超美品のソプラノウクレレです。
60年以上前の傑作品のヤマハNO150がこのような素晴らしい状態で現存しているのは、滅多にないので、本当に奇跡的です。
ある意味骨董品レベルの素晴らしい状態で、素晴らしいウクレレです。
これだけの極上超美品のコンディションのヤマハNO150は、今後滅多な事が無い限り中古市場には出てこないと思います。
なにせ購入してから、ほとんど使われず60年以上保管してきたウクレレですので。
ぜひ、この機会をお見逃しなく、お願いいたします。
このNO150は、製作本数も比較的に少なかったらしく、中古市場にも、出回る数が比較的少なく、希少性もあるウクレレのようです。
ヤマハのウクレレの黄金期を築いた1960年代に販売された傑作品のウクレレです。
このウクレレ何が驚きかといいますと、ボディ材の使われ方が大変驚きであり、斬新な使い方をしているウクレレなんです。
トップが、えぞ松。
いわゆる今で言う、スプルースです。
もちろん単板です。
しかも、ブックマッチ無しの一枚板です。今は、ブックマッチが主流なんで、この頃は贅沢に木材が使われていたんですね。
スプルースはギターによく使われ、明るく、音量が抜群にあり、シャキシャキした音色で、粒立ちが良く、サスティーンが出る木材で、マーチン、ギブソン、テイラー等の超一流メーカーも、ギターのトップ材のほとんどがスプルースが使われるぐらい、素晴らしい木材です。
次にサイド材です。
これはカエデです。
いわゆるメイプルです。
これももちろん単板です。
メイプルは、サイドバック材に使うと、重く、どっしりした音色になります。
ピアノでいうと、左手のバス、いわゆる低音部分の音を出してくれます。
音色に深みを出し、重厚感が増します。
スプルースと相性の非常に良い木材です。
次にバック材。
ラワン材です。
こちらももちろん単板です。
もちろん、一枚板です。
このラワン材は、マホガニーに特性が似ているマイルドで甘い音色を出してくれる材です。
今でも楽器用木材として使われることのある、良質な木材です。
素晴らしい音色の木材が、ラワン材です。
スプルースのきらびやかさ、メイプルの重厚感、ラワン材の甘さ、これが一体となり、非常に気持ち良い音色で、3つの木材の音色が混ざることなく、絶妙なハーモニーを奏でてくれています。
かつ、凄い音量なんで、びっくりします。
しかも、トップもバックもブックマッチではなく、一枚板なんで、より音色が良いです。
しかも1960年代の製作なんで、すでに製作されてから60年間以上シーズニングされ、音色、音量とも、熟成され、もう文句なしです。
まさにこれぞ名器と言って過言ではない、逸品です。
しかし、驚きました。
普通は、トップサイドバックを全て同じ木材を使うか、トップはスプルース、サイドバックはメイプルとか、サイドバック材は同じ木材を使うのが常識なのに、トップサイドバック、全て別の木材を使うなんて聞いたことありませんでした。
本当に驚きです。
スプルース単板、メイプル単板、ラワン単板の3つの木材を使ったこのNO150がヤマハウクレレの黄金期を作った象徴的なウクレレだったんだなと感じ、感慨深い思いがしました。
また、指板のエンド部分が斜めカットになってます。
まるで、オールドカマカを彷彿させる斜めカット指板です。
非常にカッコ良いです。
当時のカマカを意識したんでしょうか。
細部まで凝った作りです。
実に素晴らしいです。
塗装は、艶無しのサテン塗装です。
サテン塗装は、最近流行りのハイグロス塗装とは違い、ビンテージ感があり、カッコ良い塗装になってます。
また、サテン塗装は、塗装が厚くならず、塗装がボディー材の振動を邪魔しない為、非常に音量が出て、木材本来の自然な鳴りを奏でてくれます。
実際に、このNO150の音量の豊かさは、物凄いです。
小さなサイズのソプラノウクレレなのに、なぜこんなに音量があるんだろう、と思うぐらい、豊かな音量が出ますよ。
本当に綺麗で、素晴らしい艶無し塗装となっております。
また、装飾もしっかり入っていて、サウンドホール周りのロゼッタも、白と黒のロゼッタも巻かれています。
作りだけでなく、装飾にもヤマハのウクレレは、一切妥協しません。
本当に素晴らしい、日本の素晴らしいビンテージのソプラノウクレレです。
まさにヤマハの歴史的な名器です、このNO150は。
最後に状態ですが、写真をご覧の通り、そして説明の通り、極上超美品のウクレレです。
指摘する点は、一切ないです。
60年前からのまさにデットストック品のようです。
このぐらい素晴らしい状態のヤマハ NO150 は今後オークションや、楽器店でも滅多に出てこないと思います。
なにせ、60年前に買って、ほとんど使わずに保管していたんですからね。
素晴らしいヤマハのビンテージウクレレになります。
今回は、本体のみの出品になります。
大変な貴重品です。
60年以上前の傑作品の音色を味わってみてください。
枯れた、音色が絶品ですよ。
これこそ、ジャパンビンテージの傑作品だと思います。
購入して損は無かったと思うはずですよ。
もちろん、送料は日本全国無料にいたします。
よろしくお願いいたします。
(2025年 9月 20日 8時 54分 追加)とにかく、素晴らしい箱鳴りですよ。
何で、こんな小さなソプラノウクレレから、こんなに凄い音量が出るんだろう、と思うぐらい本当に良く鳴ります。
そして、トップのスプルース、サイドのメイプル、バックのラワンの3種類の木材の音色のハーモニーが、本当に素晴らしい音色を奏でてくれます。
絶品の音色です。
また、60年以上経過して、枯れた音色が絶品です。
本当にヤマハの傑作品中の傑作品が、このNO150だと私は思ってます。
ヤマハの1960代のウクレレで、NO60や、NO80、NO90の素晴らしいウクレレもありますが、個人的には、このトップ、サイド、バックがそれぞれ違う木材を使った斬新な発想のNO150ソプラノウクレレはヤマハの傑作品中の傑作品だと思ってます。
本当に素晴らしいウクレレですよ。
ぜひ、この素晴らしい音色、箱鳴り、豊かな音量を楽しんで欲しいです。
本物のジャパンビンテージのソプラノウクレレです。
よろしくお願いいたします。