【商品説明】
ツボワムシについて
●ツボワムシは淡水ワムシの代名詞ともなっているワムシで、標準和名:ツボワムシ(Brachionus calyciflorus)を指す学名です。
●ツボワムシの仲間(Brachionus属)には海産のシオミズツボワムシとその近縁種数種や淡水産のコガタツボワムシとその近縁種数種、
カドツボワムシとその近縁種数種、更にはツボワムシそのものにも近縁種数種がおり、専門知識が無いとどのワムシであるか分かりません。
●一方利用の観点から考えると、ツボワムシの仲間(Brachionus属)は淡水魚類の初期餌料として最も優れていますが、すべてのツボワム
シの仲間が充分な利用に耐える程の増殖をするわけではありません。むしろ多くのツボワムシの仲間は培養が難しく、一度培養できても短
期間に消滅してしまうことがしばしばです。
●このような現実の中、比較的培養が安定し、大量に培養でき、長期間培養可能なツボワムシの仲間は冒頭で述べたツボワムシ(Brachionus calyciflorus)
の近縁種です。この仲間にも数種が挙げられますが、ここではすべてをツボワムシ(Brachionus calyciflorus)と分類し、大きさによって
L型、M形、S型に分けることにします。
●ツボワムシL型は成体の体長(殼吊)が350μm程あり、動きが遅く、増殖はゆっくりしています。低温に弱く、7℃以下では死滅します。
ツボワムシとしては最大の種類ですのでメダカ稚魚などの大きな稚魚の初期餌料に適しています。
●ツボワムシM型は成体の体長(殼吊)が300μm程あり、動きが速く、増殖はゆっくりしています。低温に強く、5℃程度まで生存します。
培養が安定していますので利用しやすいワムシです。ツボワムシとしての標準タイプと考えられます。
●ツボワムシS型は成体の体長(殼吊)が250μm程あり、動きが速く、増殖はスピーディーです。低温に強く、5℃程度まで生存します。
小型ですのでヨウジウオなどの特殊な魚類の稚魚や魚類以外の生物の餌料として有望です。
ツボワムシ純粋株について
●ツボワムシ純粋株はツボワムシ(Brachionus calyciflorus)または近縁種の培養体です。
●一般にオークションや通販などで販売されている淡水ワムシやその耐久卵は純粋なものはありません。
●その理由は、最初は純粋なワムシ株であっても、淡水環境は異生物が混入しやすいために短期間に繊毛虫やヒルガタワムシが侵入し、これが優占してしまうからです。
●培養に使用する容器や水はすべて殺菌されたものでない限り、異生物の混入は防ぐことができないのです。
●中には最初から繊毛中やヒルガタワムに置き換わった商品が売られていることも珍しくありません。特にヒルガタワムシは厄介で、一度汚染されると洗浄しても
根絶できないことがしばしばです。ヒルガタワムシは匍匐・付着性で利用がほとんどできないワムシです。容器上面の縁に付着した塊(かたまり)ができたら
ほぼ100%ヒルガタワムシのコロニーです。
●わむし屋では長きによって培われてきた種の同定技術と分離技術によって1個体のツボワムシを起源とする純粋株を製造しています。
●従って、すべての個体は1個体のツボワムシを起源とするクローン体です。同時に他種のワムシや繊毛虫などの動物類の混入が無い単一種の純粋株です。
●採集場所と採集日を公表可能ですので研究用としても利用可能です。
◆培養には淡水ワムシ専用の容器・器具類が必要です。また、培養餌料には淡水クロレラ、グリーンウォーター、ナンノクロロプシス、クラミドモナスなどの生エサが必要です。
◆粉末クロレラやイーストでは栄養欠乏のために数日以内に培養が停止、完全消滅します。必ず生エサをお使いください。
◆わむし屋ではオリジナル商品の『GGSP Green Water』、『Nannochloropsis Green Water』、『Chlamydomonas試験管株』を販売しています。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
1.製品に関する事項
ツボワムシM型純粋株の製品に関する事項は以下の通りです。
【1】製品名
ツボワムシM型純粋株
【2】生物分離起源
20251104静岡県藤枝市時ヶ谷桜ノ宮神社南池
【3】種 名
ツボワムシ:ツボワムシ:Brachionus calyciflorus f.(ブラキオナス・カリシフローラス):時ヶ谷株
【4】種の同定根拠
前縁に4本(2対)のほぼ等長の刺状突起を有する.成体の殻長は300~350μm
※ 一般に販売されている淡水ワムシはツボワムシ:Brachionus calyciflorusではありません。
別種のワムシにヒルガタワムシが混じったものです。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
2.培養方法
ツボワムシ純粋株の培養方法(例)は以下の通りです。
【1】培養容器
基本的には耐熱性のガラス容器を使います。2L三角フラスコが便利です。ヘッド部分に通気管とエアフィルターをを備え、清浄なエアーを送れるようにします。
使用器具類の構造等については添付の写真をご覧ください。
【2】培養環境
培養温度は20℃~30℃の間で調整してください。25℃前後が最適です。恒温槽や恒温室が便利です。
光は必ずしも必要ありませんが、蛍光灯の光があると便利です。通常は蛍光灯を点灯しておきます。
通気は必須条件と考えて結構です。容器全体を充分攪拌しながら培養します。シャーレー培養では通気は必要ありません。
【3】給餌
給餌は1日2回以上になるように給餌量を調整してください。給餌の目安は反対側から光を照射しておいて、濁りがなく、ワムシが見える透明の状態です。この状態
が続くと餓死が起こりますので給餌してください。常時濁りがあるような給餌を続けると沈殿物が多くなり、水質が悪化します。
給餌量は与えるエサ生物によって大きく異なります。GGSP Green Waterが標準的な餌料です。これを基準にするとNannochloropsis Green Waterでは3倍から5倍長持ち
します。
【4】利用と水換えその他
培養したワムシを利用する場合は一般に上澄みを採取します。殺菌したホースを使うと3分の2程度までは綺麗な上澄みを採取することができます。綺麗な状態のワム
シが必要ない場合は直接採取します。容器ごと良く振ってから懸濁物ごと採取します。採取量は3分の2以下としてくだあさい。
採取が終わったら適度な量の水を加えます。使用する水は殺菌した水道水を用います。塩素抜きはした方が成績がいいようです。エサを添加して培養を続けます。容器
内が汚れてきたら上澄みを利用して新しい容器に移して培養を継続します。このタイミングは2週間から4週間です。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
3.販売内容
【1】梱包内容
■ストレイン・・・・・・・・ツボワムシL型純粋株またはツボワムシM型純粋株またはツボワムシS型純粋株
■容 器・・・・・・・・・200mL:ナイロンポリ袋
■個 体 数・・・・・・・・・5,000個体以上
■説 明 書・・・・・・・・・培養条件等についての簡単な記載、注意事項等の簡単な説明書
【2】発送方法
■輸送方法:日本郵便レターパックライト便
【3】価 格
出品価格の通りです。
※ 注意 この商品は日本郵便レターパックライト便で発送します。翌日配達エリア外と沖縄県の方には販売できません。
※ 翌日配達エリア外は離島の一部です。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
4.輸送方法
【1】輸送方法:日本郵便レターパックライト便
【2】注意
※ この商品は日本郵便レターパック便で発送します。翌日配達エリア外の方には販売できません。
※ 翌日配達エリア外は北海道、九州の一部、沖縄です。
※ 宅配便ではありません。ポストに配達されますのでご注意ください。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
5.支払い方法
ヤフー簡単決済
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
6.写真説明
図_1 ツボワムシ培養体①,②
図_2 ツボワムシの生活史(わむし屋原図)
図_3 セット例
図_4 試験研究用の培養容器例