
昭和35年頃(1960年頃)のビクターのオーディオ関係の総合カタログです。かなり貴重なラインナップが豊富に収載されています。レアな磁気円盤録音機のマグナファックスも収載されてます。またテレビ付きのステレオセットが100万円の価格で掲載されています。当時まだ珍しいホームクーラーが収載されています。
◎状態はかなり良好ですが、一箇所2cm位の破れがあります。
◎当時のビクターのオーディオ関係のほぼ全てが収載されていると思います。全部で58機種です。
◎二つ折りのカタログです。
◎収載されている機種からすると、昭和35年頃(1960年頃)の品物だと思われます。
◎収載されている製品の概要は以下の通りです。
※ステレオ 14機種、15300円〜100万円
※電蓄 6機種、3800円〜16900円
※磁気円盤録音機 3機種、24000円〜33600円
※テレビ 10機種、56500円〜480000円
※クーラー 1機種(7仕様)、99000円〜395000円
※テープレコーダー 5機種、24800円〜45000円
※ラジオ 18機種、5900円〜24800円
昭和の時代は、昭和26年に民放のラジオ放送がCBC(中部日本放送)を皮切りに始まるのです。少し遅れて昭和28年からは民放のテレビ放送も始まるのです。これで、雑誌や新聞以外の情報網が利用できるようになるのです。
ただ、大卒初任給が8000円余の時代で、その10倍ほどもする価格なのです。それでも、次第に割賦販売(ローン)を利用して、手に入れようとする庶民がいっぱいいるのです。
電波塔からの電波をちゃんとテレビ受信機で受けるには高性能のアンテナが必要なのです。なので、次第に家々の屋根の上には八木アンテナが立つようになるのです。そのアンテナを発見すると、あそこの家にはテレビがあるんだ!と分かるのです。ステータスシンボルなのです。
昭和30年代も半ばになると、ほとんどの家々の屋根には八木アンテナが見られるようになるのです。今では全く見られなくなったとても昭和な光景なのです。
昭和35年にはごく一部に実験的ですがカラー放送も始まります。まだまだ、昭和40年代後半あたりまでは白黒の放送が多いのです。テレビ欄には、カラー放送の場合「カラー」ではなくて「総天然色」と書かれているのです。
この時代、音響製品の発展は日進月歩で、月給もぐんぐん上がるので、みんなこぞって憧れの家電を買うのです。
ステータスシンボルであるステレオや、業務用が主体なんですがオープンリールのテープレコーダー、そしてお金持ちの家には、とうとうホームクーラーなんてものが使われ始めるのです。
昭和はほんとに活気のある時代なのです。
今回の品物は、そんな昭和35年頃の日本ビクター㈱のほぼ全部を網羅したと思われる総合カタログです。収載機種も多くて、見入ってじっくりと読み込んでしまうかと思います。この機会にコレクションに加えては如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
※発送まで二日から三日です。お急ぎの場合はご連絡下さい。土日祝は発送が出来ない事が多いです。
※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
※ゆうパケット、ゆうパック、レターパックの場合、お問合せ番号(追跡番号)があります。その番号で下のURLから、荷物の状況が確認できます。
https://trackings.post.japanpost.jp/services/sp/srv/search/input
削除
※悪い評価が多い方、キャンセルが多い方、評価数が少ない方は、当方にて削除させて頂くことがございます。入札される場合は、質問欄からご連絡お願い申し上げます。