
昭和30年代後半あたりの日本ビクター㈱のテレビのパンフレットです。キャッチフレーズが「電蓄にもなる新しいビクターテレビジョン/目が疲れない猫の目」です。
◎状態は年代相応のやれがありますが、一箇所に小さな欠け以外には、破れや穴はありません。
◎昭和30年代後半あたりだと思われます。16吋が出始めた時期だと思われます。
◎収載されているテレビの型式は14T-590です。14吋の超高感度全距離用テレビです。
◎現金正価は61500円です。
◎記載内容の一部を以下に抜粋しました。
※猫の目の秘密
※画面を自動調整する
※ブラウン管が長持ちする
※目が疲れません
※電蓄にもなる新しいビクターテレビジョン
※ステレオ(立体)演奏ができる
※イヤホンで楽しめる
※新しいHiFiスピーカー使用
※ワンタッチ・スイッチ方式
※フィーダー・クランプ装置
※回路方式 17球インターキャリヤー方式
※端子 レコードプレヤー接続端子(FMチューナー接続可能)
※音声 無歪1.5ワット
※消費電力 130ワット
◎サイズはだいたいですが、縦cm、横cmです。
昭和の時代は、昭和26年に民放のラジオ放送がCBC(中部日本放送)を皮切りに始まるのです。少し遅れて昭和28年からは民放のテレビ放送も始まるのです。これで、雑誌や新聞以外の情報網が利用できるようになるのです。
ただ、大卒初任給が8000円余の時代で、その10倍ほどもする価格なのです。それでも、次第に割賦販売(ローン)を利用して、手に入れようとする庶民がいっぱいいるのです。
電波塔からの電波をちゃんとテレビ受信機で受けるには高性能のアンテナが必要なのです。なので、次第に家々の屋根の上には八木アンテナが立つようになるのです。そのアンテナを発見すると、あそこの家にはテレビがあるんだ!と分かるのです。ステータスシンボルなのです。
昭和30年代も半ばになると、ほとんどの家々の屋根には八木アンテナが見られるようになるのです。今では全く見られなくなったとても昭和な光景なのです。
昭和35年にはごく一部に実験的ですがカラー放送も始まります。まだまだ、昭和40年代後半あたりまでは白黒の放送が多いのです。テレビ欄には、カラー放送の場合「カラー」ではなくて「総天然色」と書かれているのです。
今後、電波放送はインターネット配信にシフトするのかもしれません。ただ、理解すべきなのは、光にせよメタルにせよ物理回線ではなくて電波を使う放送は、コストも安く災害時にも電波塔さえ機能していれば問題なく機能するという事なのです。災害にも向いている情報伝達手段なので、継続するべき仕組だと思います。
今回の品物は、そんなテレビ放送が普及していく時代のテレビのパンフレットです。猫の目のキャッチフレーズや立体演奏(ステレオ)なんて言葉が書いてあり、見れば見るほど、読めば読むほど、現代人にはいろんな発見があると思います。この機会にコレクションに加えては如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
※発送まで二日から三日です。お急ぎの場合はご連絡下さい。土日祝は発送が出来ない事が多いです。
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