
中古品。CGなしの特殊メイク!SFマニア、ホラーマニアは絶対見るべきです。公開当時、劇場で飛び上がりました!ストーリーもしっかりしてて飽きません。ずっとハラハラドキドキの映画です。
日本での公開は「ET」と同時期でしたが、あまりにも暗いためか大コケしました。
以下サイトより
詳細詳細
フォーマット ブルーレイ
コントリビュータ カート・ラッセル, ジョン・カーペンター, ドナルド・モファット, リチャード・ダイサート, ・ウィルフォード・ブリムリー, T・K・カーター
稼働時間 1 時間 49 分
ディスク枚数 1
遊星からの物体X』(ゆうせいからのぶったいエックス、原題: The Thing)は、1982年のアメリカ合衆国のSFホラー映画。ジョン・カーペンター監督、ターマン・フォスター・プロ製作。SFX担当は当時22歳のロブ・ボッティンで、同監督の『ザ・フォッグ』(1979年)に続いての登板となる。出演はカート・ラッセルとA・ウィルフォード・ブリムリーら。1951年の映画『遊星よりの物体X』に続く、ジョン・W・キャンベルの短編SF小説『影が行く』の2度目の映画化で、南極基地に現れた地球外生命体の怪物とそれに立ち向かう隊員達を描いている。
遊星からの物体X
The Thing
監督
ジョン・カーペンター
脚本
ビル・ランカスター
原作
ジョン・W・キャンベル
『影が行く』
製作
デイヴィッド・フォスター
ローレンス・ターマン
スチュアート・コーエン
製作総指揮
ウィルバー・スターク
出演者
カート・ラッセル
A・ウィルフォード・ブリムリー
T・K・カーター(英語版)
デヴィッド・クレノン
キース・デイヴィッド
リチャード・ダイサート
チャールズ・ハラハン
ピーター・マローニー(英語版)
リチャード・メイサー
ドナルド・モファット
音楽
エンニオ・モリコーネ
撮影
ディーン・カンディ
編集
トッド・ラムジー
製作会社
デヴィッド・フォスター・プロダクションズ
ターマン=フォスター・カンパニー
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ
CIC
アーク・フィルムズ、boid(デジタル・リマスター版)[1]
公開
1982年6月25日
1982年11月13日
2018年10月19日(デジタル・リマスター版)[1]
上映時間
109分
製作国
アメリカ合衆国
言語
英語
製作費
$15,000,000
興行収入
$19,600,000
テンプレートを表示
スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』に掲載されている。
2018年10月にはデジタル・リマスター版が国内で劇場公開された[2][3]。
約10万年前、宇宙から飛来した円盤が地球に引き寄せられ、大気圏で炎に包まれながら南極へと落下した。
1982年、冬の南極大陸。ノルウェー観測隊のヘリが雪原を駆ける1匹のハスキー犬を追って、全12名の隊員がいるアメリカ南極観測隊第4基地へ現れた。銃や焼夷手榴弾を使い執拗に犬を狙うが失敗し、手違いからヘリは爆発。一人生き残ったノルウェー隊員はなおも逃げる犬を殺そうと銃撃を続ける。その際に基地の隊員が一人負傷したため、隊長のギャリーが拳銃でそのノルウェー隊員を射殺した。
ノルウェー隊に一体何があったのか真相を究明するべく、ノルウェー隊の観測基地へ向かったヘリ操縦士のマクレディらが見つけたものは、焼け落ちた建物、自らの喉を切り裂いた隊員の死体、何かを取り出したと思しき氷塊、そして異様に変形し固まったおぞましい焼死体だった。一行は調査のため、残されていた記録フィルムと焼死体を持ち帰る。
生き延びた犬は基地内を徘徊していたため、夜になると犬小屋に入れられた。その途端犬は変形し、グロテスクな姿の「生きもの」となり、他の犬たちを襲い始めたが、鳴き声を聞いて駆けつけたマクレディらにより火炎放射器で焼かれ撃退される。
ノルウェー隊の記録フィルムに映し出されたのは、雪原の巨大なクレーターと、約10万年前のものと推測される氷の層にある巨大な構造物を調査している場面だった。やがて持ち帰った焼死体が動きだし、蘇った「生きもの」が隊員の一人を襲ってその姿に成り代わった。結局その「生きもの」は、隊員たちの手で他の「生きもの」の死骸と共に外で焼却処分された。
調査の結果、「生きもの」は取り込んだ生物に同化・擬態して更に増殖することが可能で、コンピュータの試算により、もし人類の文明社会にそれが辿り着くと、およそ2万7000時間、約3年で全人類が同化されることが判明する。それを知った主任生物学者のブレアが誰も基地の外へ出られないようにするため無線機やヘリ等を破壊、残った犬も殺してしまい、基地は完全に孤立する。その状況下で隊員たちは誰が「生きもの」に同化されているか判断出来なくなり、疑心暗鬼に陥っていく。
侵略SFの新古典
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1951年の映画『遊星よりの物体X』のリメイクというよりも、原作となった短編小説『影が行く』の忠実な映像化となっている。「通信機能が麻痺してしまった南極越冬基地」という閉鎖空間において、「誰が人間ではないのか、自分が獲り込まれたのかすらも分からない緊迫した状況下における、隊員達の心理状態と、難局を打開しようとする姿」を描き、最後まで明快な結末は見えない。原作と大きく異なる部分は「『物体』の形状」「登場人数」「『物体』を退治する方法」などである。また、映画では地球外生物の同化する様子、増殖し擬態する生態をSF的理論の範囲内でまとめ、説明も行っている。
製作の経緯
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1975年、ユニバーサル映画のスチュアート・コーエンが友人のカーペンターに『遊星よりの物体X』のリメイク企画を打診。1979年に公開されたSFホラー『エイリアン』のヒットによって企画にゴーサインが出たものの、脚本は難航した。1981年初頭、プロダクションアート担当のデイル・キュイパース(『おかしなおかしな石器人』)がクリーチャーデザインを進める途中で事故に遭い離脱、後を引き継いだロブ・ボッティンがデザインを大幅に変更した。撮影は同年8月頃から行われたが、特殊効果の作業は本編終了後も続き、それは1982年4月にまで及んだ。
特撮
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細胞単位で生存し、あらゆる生物を同化する「物体」の姿を、ありふれたモンスター的なデザインとはせず、地球上の様々な生物やその一部の形状を混ぜ合わせた形容しがたいグロテスクなものにまとめ、CGによるVFXが全盛の現在においても全く見劣りしないリアリティーを与えたボッティンの造形は、後のSFXやクリーチャーデザインに多大な影響を与えた(DVDには特典映像として、キュイパースによる「モンスター的な宇宙生物のデザイン」が収録されている)。 小屋の中で「物体」に変容する犬は1982年初頭までデザインも決まっておらず、時間的な都合からスタン・ウィンストンの率いるチームによって製作された。