
今回出品するウクレレは、ハワイの人気ウクレレブランドの kelii ケリーウクレレです。
2010年頃に購入したソプラノウクレレになります。
ちなみに、ケリーウクレレと言えば、歌手のつじあやのさんが、ケリーさんと呼んで愛用しているのが、とても有名ですね。
つじあやのさんは、ケリーのソプラノウクレレをお使いですね。
ケリーウクレレは、歌手の方から見ても、良いウクレレなんでしょうね。
このウクレレは、綺麗な柾目の木目に薄っすらカーリーの入った非常に良質な超高級木材のハワイアンコアの単板をボディに使い、高級木材ローズウッドの指板、ローズウッドのブリッジ、マホガニーのネックと、素晴らしいスペックの一本になっています。
しかも、15年前のウクレレとは思えないほどの極上超美品、まるで新品のようです。
傷、打痕は見当たらずの極上超美品です。
製作され15年経過したとは思えない極上のコンディションです。
買ってから、ほとんど弾いてなく、コレクション状態だったんで、これだけ新品みたいなコンディションになってます。
大変貴重な一本なんで、少し説明にお付き合いください。
ケリーウクレレは、元ミュージシャンのケリーが1996年に工房を自宅のガレージで、ケリーが一人で全ての工程をこなす、ハンドメイドウクレレになります。
ケリー工房の説明いたしますね。
ケリーは、1996年頃に自宅のガレージに工房を立ち上げました。
ウクレレ作って30年近い長い歴史のある工房かつ、ビルダーがケリーです。
ケリーは凄く良いウクレレですよ。
特に音色が良いんです。
まさに、これぞハワイアンコアの音色!というサウンドが出て、私個人的には、キングオブウクレレと呼ばれるカマカより音色は好きです。
ちなみに、ケリーウクレレのというケリーという名前は、ビルダーの名前がケリーなんでそのままブランド名にしてます。
このケリー、ハワイ製では比較的安価で、入門用とか、たいしたこと無いウクレレとか記載のある本もありますが、とんでもありません。
ケリーはとても良いウクレレで、ケリーを一本買って、一生物にしても良いぐらい、素晴らしいウクレレです。
私はカマカやコアロハのウクレレも何本も持ってますが、音色は全く遜色ないです。
音色が良いのは、作りがシンプルで、バインディング、ロゼッタという、人工物を付けていないところも、音色の良さを出す秘訣だと思います。
また、塗装を厚くしていなく、今流行りの厚い塗装をしていないので、塗装が木材の音色を殺さず、ハワイアンコアの本来の音色を出してくれているからだと思います。
ケリーのサウンドはまさにハワイアンコア!っていうカラっとした明るいサウンドです。
今流行りのカニレアなどの高級感満載の厚いグロス塗装だと、ほんの少しですが、こもるような音色になりがちですが、薄めの塗装なんで、ハワイアンコアの音色の良さを余すところなく引き出してます。
まさにハワイアンコアの音色ってこれなんだ、っていう音色がケリーにはあります。
ウクレレの原点のような音色です。
非常に好感が持てます。
ところで、なぜケリーはカマカ、カニレア、コアロハより比較的安価なのか?
答えは簡単です。
カマカ、カニレア、コアロハは、多数の人数を雇い、この人はウクレレのサイドを曲げる係、この人はトップとバックをサイドに接着する係、指板を作る係、ネックを作る係、塗装を作る係と、流れ作業で、ウクレレを作ってます。
簡単に言うと、工場大量生産品が、カマカ、コアロハ、カニレアの3大メーカーです。
しかし、ケリーはケリー自身一人で製作している個人ビルダーとして、一人で、箱作り、ネック作り、塗装と、全て一人で作っているのが、ケリーです。
ただ一時は、人を雇っていたようですが、現在はまた一人で製作しているようです。
ですんで、一本、一本、顔があり、味があるウクレレを作ってくれるんです。
自宅のガレージに工房を構え、機械類、ハワイコア材を大量にストックしてあります。
ケリーいわく、一人なんであんまり儲けなくても、充分生活できる、とのことを聞いたことがあります。
そんなおおらかなケリーですから、金額は良心的な金額にしています。
また、ケリーは価格を抑える為に、装飾は一切していないモデルがほとんどです。
しかし、先程のカマカ、コアロハ、カニレアは、職人に給料を払わないといけないので、どうしても高額で売らないといけません。
また、ハワイは日本よりもはるかにとは言いませんが、かなり物価が高いので、値段を高くする必要があります。
会社なんで、儲けを出さないといけないです。
ですんで、ブランド力を上げ、高く売れるよう宣伝など、しっかり広報活動もやっていますよね。
ここが、ケリーと3大メーカーの価格差の違いでしょう。
あまり批判はしたくはありませんが、現在の新品のカマカが作る20万円を超える高額なソプラノウクレレを買える人は、それほどいるとは思えませんし、それに見合う音色だとも、私は思いません。
これは、長年のウクレレを弾いてきた私や、私よりウクレレ歴の長い人達も同じ意見です。
ですんで、値段だけで、ウクレレを判断しないでください。
ケリーは、装飾をやらず、塗装も必要以上にやらず、しかし楽器のクオリティは保ち、音色は良く、そして安い、という理想的なウクレレだと私は思います。
しかし、楽器としての質も良いですので、ユーザーには本当にありがたいウクレレがケリーウクレレです。
また、ケリーは元ミュージシャンで、良いウクレレを作ろうとビルダーになったようです。
ですので、決して悪いウクレレは作りません。
ケリーは、音楽家ですからね。
ケリーウクレレ、これで見る目変わりませんか。
また、工房設立から、30年間という長年愛されているウクレレです。
悪いはずがありません。
悪いなら淘汰されてますからね。
実際、ハワイのウクレレ工房でも人気が出なく閉めてしまっている工房も結構あります。
カニレアや、コアロハなんていう、新興メーカーが今や3大ブランドの一角を占めてるんで、生き残りが激しい業界です。
そんな中で30年間という長い期間、ユーザーから愛されてきた工房です。
いかに、ケリーウクレレが優れているかわかると思います。
スペックを紹介いたします。
ボディーは、トップサイドバックに今や超高級木材となったハワイアンコアの単板を使ってます。
柾目という貴重で綺麗な杢目で、薄っすらカーリーの入っている、極上のハワイアンコア単板を使ってます。
素晴らしいハワイアンコアです。
ネックはマホガニーです。
目の詰まった良質なマホガニーを使ってます。
素晴らしいです。
ネックも、文句無しです。
また、ネックの太さも、薄すぎず、また太すぎず、丁度よい太さで、非常に弾きやすく作られてます。
私の私見ですが、これなら、初心者の方も弾きやすいですし、ウクレレ歴の長い方でも、グリップしやすい太さだな、とこの絶妙なネックの太さにも感動しました。
弾き手のことを良く考えてくれて作ってくれてるんだなー、さすがはケリーだな、と本当に感心します。
素晴らしいウクレレです、ケリーウクレレは。
次は、塗装です。
艶の無いサテン塗装になってます。
サテン塗装は、塗装が厚くならずハワイアンコアの木質が感じられ素晴らしい塗装です。
また、サテン塗装の薄い塗装なんで、良く鳴るんです。
薄い塗装なんでボディーの揺れを邪魔しなく、自然な鳴りを奏でてくれるんてす。
本当に良く鳴りますね。
素晴らしいボリュームです。
しかも、塗装が薄いのでよりハワイアンコアらしいカラッと明るく、いかにもハワイアンという鳴りを奏でてくれます。
最近人気のある、ハイグロスの厚い塗装ですと、見た目は良いですが、塗装がボディーをコーティングして、若干鳴りに影響がでます。
ですんで、見た目は豪華ではありませんが、このサテン塗装のケリーウクレレは、ハワイアンコアの鳴りを素直に鳴らし、さらに音量もとても出るウクレレとなってます。
次に指板です。
今や種の保存を目的とした国際条約で、取引規制対象木材となった、高級木材のローズウッドを使ってます。
しかも、写真の通り色味の黒い、非常にグレードの高い極上のローズウッドを使ってます。
今や高級木材で、貴重木材となった、ハイグレードのローズウッドを指板に使うんですから、素晴らしいの一言です。
本当に素晴らしいですね。
そしてブリッジです。
ブリッジには、高級木材のローズウッドを使ってます。
素晴らしいですね。
ペグは、グローバーのゴールド色の高級フリクションペグを使ってます。
グローバーは米国の世界的ペグメーカーで、あの世界的ギターメーカー、ウクレレメーカーである、あのマーチンのウクレレもグローバーのペグを使っているんですよ。
グローバーは、超一流メーカーです。
しかもこのペグは、ペグだけで6千円以上するグローバーの中でもハイエンドのペグです。
ですので、とても滑らかにペグが回り、スムーズなチューニングが出来ます。
とても良いペグです。
しかも、ゴールド色なんで、ウクレレに高級感が出て、素晴らしい見た目になってます。
この通り、このケリーのソプラノウクレレは一切の妥協の無い素晴らしい一本となっております。
最後に状態です。
極上超美品です。
購入してからほとんど使用してなく、本当に綺麗な極上超美品の一本です。
傷、打痕、はありません。
とても良い状態です。
15年経過してこれだけ状態の良い、ケリーのモデルっていうなかなか無いと思います。
楽器店で見たケリー、自分で購入してきたケリー、たくさん見てはきましたが、非常に良い状態ですね。
新品購入時の価格は、約90,000円でした。
それが、極上超美品の状態のウクレレを、このぐらいお安く出品しています。
お買い得だと思います。
しかも付属品には、ソプラノ用のセミハードケースをお付けいたします。
3年ぐらい前に新品購入で、7000円ぐらいで購入したセミハードケースです。
大切な、貴重なケリーのソプラノウクレレです。
大事にしてほしいので、立派なセミハードケースをお付けいたします。
本体価格が約90,000円で、セミハードケースが約7,000円で、合計で約97,000円で購入したセットになります。
しかも、送料も、もちろん全国無料です。
凄くお買い得ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく、お願いいたします。
よろしくお願いいたします。