
技術の博覧会状態だった1980年代に
国産オーディオ各社がこぞって開発した平面スピーカー、
その中でも旧松下電器は70年代末から Technics ブランドで
各種の平面スピーカーを発表...
本品は平面SPブームの末期86年に発表された
コンパクトな22cm同軸型2ウェイ、SB-RX30 です。
SB-RX30 は86年発売ですので、
かなりのヴィンテージ物なのですが、
本品はスピーカーのレストアで、でも知られる tenryugawa さんが
入念にレストアした個体です。
レストア内容としては、外観は画像の通り丁寧に清掃と磨きを入れて整えられ、
パッと見では、「デッドストックか?!」と思うようなレベルです。
具体的なレストア内容としては、以下の整備が施されています。
以下、tenryugawa さんの当時の説明を引用させていただきます。
・ ネットワークの再構築
・ 配線の引換え
・ ウーファーエッジの張替え
・ コネクターユニットの交換
・ 吸音材の追加
・ 前面ネットの再塗装
ネットワークは設計をそのままに新たに組み直されています。
電解コンデンサは、HPFにパナソニック製、LPFにはエルナー製、
HPFのPPフィルムコンデンサもパナソニック製、
PETフィルムにSuntan製、東信工業製を搭載、
抵抗器も同値で交換、コイルは既存再利用です。
ウーファーの配線については "ウミヘビ"ことBELDEN 9497 に引き換え、
ツイーター側はオリジナルのままとなっています。
また、ウーファーのエッジを張り替え、
内周外周ともにオリジナル同様軽量なウレタン製へ、
背面のコネクターユニットを、バナナプラグ対応品に換装しています。
内部の吸音材は、既存のニードルフェルトのほか、
ラバーシートとチップフォームを追加で配置しています。
さらに、前面のグリルネットは、同色で塗装しなおしています。
レストアの詳細な内容としては、
tenryugawa さんご本人のブログでその丁寧な作業内容が確認できますので、
ご興味ある方は
https://morning-sneeze.hatenablog.com/entry/20240321/1711017967
のURLをご覧ください。
また、外観については、年代を考えればかなり綺麗に仕上げられており、
「良くぞここまでやってくれた!」と思うほど美しくなっています。
エンクロージャーについては、側面に数か所薄い擦り傷は残っていますが、
美観を損ねるようなものはなく、通常使用ではほとんど目立たない
レベルだと思います。
当方で撮影した詳細画像を Google Photo に掲載しましたので、
【 こちら Google Photo カタログ 】 を参照してください。
最後に当方の出音についての感想ですが、
バブル期に大手メーカーが物量投入して作り上げた同軸平面ユニットは、
低域の量感は控えめですが、全体的には比較的フラットな印象で、
音楽制作のモニタースピーカーとしても色付けがなく、
ヤマハ10Mより正直言って使いやすい印象でした。
今では作っても決して採算が取れないであろうテクニクスの遺産を、
40年を過ぎた現在でも味わえる数少ない個体だと感じましたので、
これを機に一度お試しいただければ幸いです。
発送は、福島県より段ボールとプチプチ等でしっかり梱包し、
ゆうパック160サイズでの発送となります。
尚、本品は基本動作は確認し、不具合はありませんので、
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
また、評価ゼロの方、また評価に「悪い」が複数ある方については、
こちらの判断で入札を取り消す場合もありますのでご注意ください。
どうぞ、宜しくお願いします。