
EMERSON, LAKE & PALMER - DEFINITIVE KOSHIEN 1972(1CD + Ticket Replica)
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EMERSON, LAKE & PALMER - DEFINITIVE KOSHIEN 1972(1CD + Ticket Replica)
Live at Koshien Stadium, Nishinomiya, Japan 24th July 1972 PERFECT SOUND(from Original Masters)
洋楽史に残る一大事件、EL&Pの「1972年7月24日:甲子園球場」公演。その新たなる極上記録がまさか、まさかの発掘です。
この日は、大暴動によってコンサートが中断された“伝説の夜”。これまでも『READ THE RIOT ACT』や『KOSHIEN STADIUM 1972(Virtuoso 237/238)』といったドキュメント・アルバムで伝えられてきましたが、本作はそれらとはまったくの別録音。伝説の現場に立ち会った録音者本人から譲られたカセット現物から起こされた、本作だけのオリジナル録音なのです。しかも、本作を記録されたのは、一大センセーションを巻き起こしたLED ZEPPELIN『928』の録音家。ZEPPの衝撃に続く、歴史上の最重要コンサートの超貴重記録の公開です。
既発に比べて「Promenadeのイントロが10秒長く、「Rondo」中盤(3:45からの27秒間)のカットがないことからも別録音なのは明らかですが、それ以上に強烈なのがサウンド。正直なところ、これまでの既発群は貴重度のドキュメントが先立っていましたが、本作は、それはそれは見事なオーディエンス・サウンドなのです。当日の甲子園球場を振り返ってみると、ステージは2塁辺りにホームベース側に向かって設置。グラウンドや外野席には客席はなく、バックネット側と1・3塁のみでした。そして、本作のポジションは「3塁側(キース側)の6段目」からの録音。それだけにキースの妙技がやたら近くなのですが、それだけではない。グレッグ・レイクのベースもゴリゴリと1音1音が立ち、カール・パーマーのドラミングも詳細で味付けのカウベルまで鮮やか。『KOSHIEN STADIUM 1972』と比べても演奏がグッと近く、トリオ・アンサンブルのスキマまで鮮明で、現場のアンプから漏れるジーというノイズまで克明なのです。鍵盤はもともと打弦楽器だったこともあり、キーボード・トリオは通常のロックバンドよりも1音1音が粒のように際立つわけですが、その乱射アンサンブルがクッキリと描かれています。
録音家を取り巻く観客たちもまた、そのサウンドに貢献している。これまでの既発群は、良くも悪くも当時の熱狂を正確に活写するタイプ。嵐のような喝采と猛烈な手拍子は、EL&P史上どこにもない凄まじい迫力を醸しており、それが大きな魅力でもありました。しかし、本作もその熱狂を収めつつ、喝采よりも楽音の方が遙かに近い。そのため、少しずつ常軌を逸していく会場の空気感を感じながら、そのトリガーである演奏そのものを味わうことができる。今までの既発が“ドキュメント・アルバム”だとするなら、本作は“音楽アルバム”なのです。
ここまでのサウンドを実現したのは、録音自体の素晴らしさもさることながら、バツグンのマスター鮮度も大きい。実のところ、ZEPP『928』の際にはテープ劣化も見受けられたのですが、本作のマスターには一切の劣化がなかった。綺麗に保存されたテープ面にはヨレも歪みもなく、まるで44年の歳月がなかったかのような美しさ。もちろん、その美しさは見た目だけではなく、再生してみると初めて音を出したかのように淀みなくフレッシュなサウンドが流れ出てきたのです。
事件現場の異様な迫力を伝えてきた、これまでの甲子園録音。それはそれで時代を映し出す貴重な記録でしたが、本作はその事件の呼び水となったEL&P自体を美しくフォーカスした傑作録音です。本作にも歴史的な大暴動シーンは収録されているものの、観客が主役ではないために、その混沌とした迫力は『KOSHIEN STADIUM 1972』に譲ります。しかし、逆に本作に詰まった熱演は“なぜ事件が起きたのか”・“そこまで熱くなったのか”を理屈よりも遙かに雄弁に物語っているのです。
ZEPPに続いて登場した事件盤です。これまで以上に鮮明な歴史の証拠。歴史的な一夜をバンド自身に寄り添って感じられる貴重極まるライヴアルバム。今週末、再び事件な1枚があなたのお手元に。
★録音者提供のオリジナルチケットの原寸大・復刻レプリカが付きます。(24cmx7cm) 座席:3塁側6段33番
★ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
(77:33)
1. Intro 2. Hoedown 3. Tarkus: Eruption/Stones of Years/Iconoclast/Mass/Manticore/Battlefield (incl. Epitaph) 4. Aquatarkus 5. Take A Pebble 6. Lucky Man 7. Piano Improvisation 8. Take A Pebble (Conclusion)
Pictures At An Exhibition
9. Promenade 10. The Hut Of Baba Yaga 11. The Curse Of Baba Yaga 12. The Hut Of Baba Yaga 13. The Great Gates Of Kiev
Encore
14. Rondo 15. Drums Solo 16. Riot