イタリアはヴィチェンツア出身、1970年代中盤から1981年頃まで活動していたという、シンフォニックロックバンド、アビッシインフィニティの81年発となる唯一のアルバム。オリジナルLP盤のリリースはイタリアのKnights Recordsというレーベルからリリースされていたもので、調べてみると本作1枚しかリリースしていないという事を考えると恐らくはこのバンドの自主レーベルか、或いは本作をリリースするためだけに出資者を募って設立されたという線も充分に考えられるレーベル。で、こちらの掲載盤はイタリアMellowからオリジナルマスターを使用して正規再発CD盤として制作され、94年にリリースされていたもので、現在ではやや入手困難となっている悩ましい1枚。因みに本作、日本のイタリアンプログレ廃盤ブームの頃のわりと後の方になって発掘された1枚で、マーキーのイタリアンロック集成にも掲載されていた事から、キングレコードのユーロピアロックコレクション世代なら、ああアレか、なんて懐かしさを覚えるのも一興。立ち位置的にはイタリアンプログレの80年代物なので、世代的にはセンシティーヴァイッマージネ、エッラータコッリジェ、ザウベル、ホポなんかと同じで、70年代の中期頃には結成はされていたけれども、既にプログレッシブロックムーヴメントは過ぎ去って冬の時代を迎えようとしていた矢先だったので、アルバムのリリースは80年代初頭にまでズレこんでしまったというのは想像に難くないところ。編成はベース、ドラムス、ギター、キーボード、ピアノ、ソリーナストリングス、ヴォーカル、ヴァイオリンを操る5人編成。いずれのメンバーも非常に無名で、この時代の他のバンドとの関連が確認できない人たちばかり。演奏面では過不足なく安定しているというのも、そもそもテクニカルな場面が全く要求されないミドルテンポでゆったり余裕の美メロディックな構成なので、楽曲に見合った整然さで上手くまとめている印象。この辺は70sイタリアンプログレ伝説渦中のバンドとは隔世の感があり、勢い余って全力失踪状態に陥った邪悪系なんて期待してはダメで、内容としてはシンフォニックロック枠とは言え、例えば歴代のイタリアンポップス系グループ系統のメロディックな要素をシンプルに洗練させて、80年代のシンフォニックロックのイディオムに応用したような感じもあり、逆に言うと中期ジェネシスからの影響が全く無いという意味では同年代のフレンチシンフォニックロックやベルギーやドイツの自主制作系80sシンフォニックロックともずいぶんと趣の異なる内容。まあ、このジャケットでこの内容を想像できる?わけがない、爛れ美メロ満載のB級シンフォニックロック怪作。ABISSI INFINITI-tunnel(mellow)
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