
高知県の高知市の金子橋にあった薬舗(薬局)商店の広告入りの団扇です。二枚セットです。
◎新品未使用です。長期保管に伴うくすみ等はありますが状態はとても良好です。手で持つ部分に、まだ保護紙が巻かれた(保護司に破れはあります)ままの状態です。
◎団扇の広告のお店の情報は以下に記載のとおりです。
※くすり/たばこのご用命は、窪田薬舗、(高知市中新町一丁目二十四番地/電話番号は2609番)
◎同じものがニ枚のセットです。
◎サイズはだいたいですが、全長36cm、幅22cmです。
◎全体として、しっかりとした造作ですが、電話番号が一桁の市内局番でであることから、かなり昔の品物と分かります。当時の高知市金子橋にあった薬局がタバコも販売していたことが分かり興味深いセットです。
◎他にも団扇は出品してますので、そちらも一緒に落札されて、同梱などして送料を節約ください。
昭和の時代は、夏でもクーラーなんて要りません。と言うか、そもそもクーラーなんてものはありません(普通の家では)。
出歩く時には、日本手拭いと扇子を持って出ます。あんまり日射しが強いときには、木陰や軒下で涼みます。30℃を超えるような日は数えるくらいしかありません。
家の回りでは、夕方なんかに未舗装の道路に打ち水をします。子供はランニングシャツと呼ばれる下着で、家の中でも外でも過ごします。出掛ける時には麦わら帽子です。
家の中では、簾やヨシズなんかで日射しが部屋に入りこむのを防ぎます。風鈴の涼しげな音で気分だけ涼しくします。
夏には、地方を回って商売をしている「お化け屋敷」なんかの一行がやってきて、半日くらいでお化け屋敷を作りあげてしまいます。子供等は、怖いもの見たさで、親にねだって連れて行ってもらいます。怖くて怖くてビビリ上がります。
でも、基本的にうちわを使って涼みむのです。うちわには、当時の女優とか美人の絵が描かれたものとか、広告が描かれたものとか色々あります。電気屋さんで何かを買うとくれたり、盆踊りに参加すると貰えたり、いろんな所で貰えます。
昭和も40年代頃には扇風機が普及し始めます。でも、あったとしても一家に一台です。まだまだうちわが全盛です。
夜には、窓や襖は開けっぱなしにして、蚊取り線香を焚きながら、蚊帳の中に潜り込みます。手にはもちろんうちわです。さっき行ったお化け屋敷が怖くて、夏なのにタオルケットや布団を頭から被って寝るのです。
今回の品物は、そんな昭和の冷房道具、うちわです。長期保管に伴うくすみや小さな破れ等はありますが、かなりの経年を考えるとまずまずの状態です。二枚セットです。高知市にあったお店の販促品です。当時、団扇を配ることができたような商店ですので、ひょっとすると今でもあるかもしれません。特に高知市内にお住まいの方には興味深い品物だと思います。歴史的なコレクションに如何でしょうか。
今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。
同梱
※同梱は、違う落札日の品物の同梱をご希望の場合は、必ず事前に質問欄から可否の質問お願い致します。お返事申し上げます。できる限り同梱の努力は致します。
発送
※発送まで二日から三日です。お急ぎの場合はご連絡下さい。土日祝は発送が出来ない事が多いです。
※急用で長期発送できない場合は、自己紹介欄に都度記載致します。
※ゆうパケット、ゆうパック、レターパックの場合、お問合せ番号(追跡番号)があります。その番号で下のURLから、荷物の状況が確認できます。
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