TEACのターンテーブルとFRのトーンアームを組み合わせた懐かしのアナログシステムです!
ターンテーブルにおきましては、TEACのマグネフロート式を採用した物であり、静寂性に優れたお品ですね。
また、シンプルなベルトドライブ式となりますが、ダイギャスト製シャーシや重量級のプラッターなど非常に作りの良いお品です。
トーンアームにおきましては、FRの手がけたお品であり、シンプルでありながらもトレース性能の高いお品です。
軽針圧向けのスタティックバランス型となります。
作りも全て金属製となっており、非常に質感の高いお品です。
キャビネットにおきましては、メーカーは不明ですが、しっかりとした合板製の物で、外装も天然木仕上げの重厚なお品です。
一応、ダブルアームでもお使い頂けるお品となっておりますので、将来的には増設されるのも良いでしょう。
実際に聴いてみると、静寂性も高く、トレース性能の高さも相まってか、緻密さといい情報量の多さといいなかなかの優等生かと思います。
低音から中音にかけての伸びもなかなかのモノであり、音の持つ響きを良く生かした仕上がりかと思います!
音楽におきましてはジャンルは比較的問いませんが、個人的には歌謡曲やクラシックあたりの再現力が高いように感じました。
デザインにおきましては、シンプルかつレトロな佇まいがインテリアと良く馴染んでくれることでしょう。
決してハイエンドモデルではありませんが、それぞれの素性の良いお品ですので、質感は非常に高い物です。
入門用にも最適ですが、よりレコードの響きが欲しいアナログファンの方にもおすすめです!
いずれも1970年代のお品であり、オーディオ全盛期の名機です。
コンディションにおきましては、目立つキズなどの使用感は見られず、大変に綺麗なお品かと思います。
キャビネットにおきましては、出品に際してワトコオイルにて綺麗に仕上げましたので、深みのある色合いと美しい木目も復活しました!
過去にもう一つアームが取り付けられていたようであり、余分に穴あきがございます。
ターンテーブルにおきましてはモーターのフロート用のゴムの劣化がありましたので、交換いたしました。
画像7枚目は交換前の状態であり、もう少し綺麗になってますので、ご安心下さい。
そのため、振動も少なく、より音の静寂性と解像度が向上しました!
ベルトは対策品の物に交換されているようであり、本来の物よりも耐久性に優れた物が採用されておりました。
回転数も33/45回転共に安定しており、良好です。
ACコードやタップは太い高品位な物に交換されております。
チューンUPがされているようです。
ダイギャストシャーシやプラッターのサビも少なく良好です。
ターンテーブルマットは純正品です。
アームにおきましては、目立つキズなどの使用感も無く綺麗なお品です!
一点だけ指摘するのであれば、インサイドフォースキャンセラーのウエイトが社外品(真鍮製)の物に変更されている点です。
使用には決して差支えは無いと思います。
無論、音出しも含めて良好です。
この機会にどうぞ!