洋と和の弦で織り成す音色が心地よく響き合う…
ヴァイオリンと箏の演奏で新たな宮城道雄の魅力を引き出した2枚に渡る名曲集!

箏の岡部梢のファーストアルバムでもある『宮城道雄 箏とヴァイオリンによる名曲集 ~ Kozue Okabe First CD Album ~』の
収録曲の中で箏とヴァイオリンの二重奏のみにスポットを当て、更に8曲の新録音を加えたCD2枚に渡る宮城道雄の名曲集です。
録音は同じくハイレゾ録音による収録となっています。

和と洋の音楽に関する固定的な観念の枠を超えて音楽の美しさを追及した宮城道雄の作品は、
どれも「春の海」の様に、邦楽に馴染みの無い方でも親しみやすく聴きやすいものばかりです。

西洋楽器と和楽器とのコラボレーションについても偏見のない自由な精神を持っていた宮城道雄の作品だからこそ、
邦楽でありながらヴァイオリンの音色が違和感なく映え、より馴染みやすく、また原曲とは違った趣があります。

元は尺八や箏で奏でるパートをヴァイオリンで演奏するために様々に工夫を凝らして仕上げた
ヴァイオリンの西谷国登の演奏によっても、作品にヴァイオリンの楽曲としての新たな一面を加えています。

ハイレゾとは
ハイレゾ音源(ハイレゾ)は、CDより高い周波数と高い解像度の音を収録した音源のことです。
具体的には、理論値96KHzまでの高周波がサンプリング周波数192KHz、解像度24bitで収録されています。
理論値22.05KHzの周波数をサンプリング周波数44.1KHz、解像度16bitでデジタル化しているCDより、
はるかに多くのきめ細やかな情報量を持っている計算になります。
情報量が多いので録音現場で聴く音に、より近い臨場感や立体感を収録することができます。
ハイレゾに比べるとCDは音質的に劣りますが、収録時とその後の編集やマスタリングといった処理もすべて192KHz/24bitで実施しており、
そのため、通常のCDよりも高音質なアルバムに仕上がっています。

アーティストについて

岡部梢(箏)Kozue Okabe
故小野衛氏に師事。
米国のUniversity of Michiganにて一年間、箏の講師として教鞭を執る。
海外滞在中、各国大使夫妻、各国要人等を自らの演奏会に招待。
これ迄に在外の大使公邸・総領事公邸にて数多く演奏。現地交流を活発に行い、様々な音楽家と共演している。
また、小野衛著「箏教則本」を英訳出版している。

西谷国登(ヴァイオリン)Kunito Nishitani
ニューヨーク大学大学院修了(M.M.特別奨学金含む)ポートランド州立大学卒業(B.M.4年連続奨学金授与)。
日米各地で講演や公開レッスンを開催。複数のオーケストラ団体で音楽監督を務める。
これ迄に、コンクール優秀指導者賞4度受賞。CDアルバム6枚を(株)エス・ツウよりリリース。
著書に『Kunito Violin Method 国登ヴァイオリン教本(全4巻)』(サーベル社)、『ヴァイオリン自由自在』(春秋社)、
『ヴァイオリン留学愚痴日記@米国オレゴン州ポートランド』(文芸社) など。

営業時間は平日9：30-17：30となります。※土日祝日お休みとなります。