
KAVAL
Fish tail long coat with liner
Yak & Wool
Natural
¥ 202,400-
カヴァルのフィッシュテイルロングコートです。
取り外し可能なフードと取り外し可能なインナーライナー付きのフルセット。
KAVAL定番のフィッシュテイルコートですが、素材がやばいです。
2023年シーズンのアイテムで、当時KAVAL取扱店各ショップ、CATHEDRALやBROWN&SEEDLING、POEFUなどで「FISHTAIL史上最高の素材」「過去一ラグジュアリー」と絶賛されたアイテムです。
実際にデザイナーによる手織り&手紡ぎなどの一品もののスペシャルピースを除けば最高の素材だと思います。
価格もそうですね、現在においても一品もののスペシャルピースを除けば最も高価なプライスレンジになっています。
洋服好きの方、素材好きの方に刺さるというか、詳しい方ほどより価値が理解できようなスペシャルなアイテムではないでしょうか。
一般的には流通していないDOMINXの素晴らしい素材、ヤクとウールの梳毛生地で作られています。
DOMINXは尾州、一宮市の葛利毛織工業の生地ブランドで、ションヘルと呼ばれる低速織機(シャトル織機)で作られる高級スーツやコートなどの素材として、日本最高品質の生地を生産するメーカーです。
そもそもカタチにするのが難しいヤクの梳毛は世界的に見ても珍しく、日本では葛利毛織でしかカタチにできない様です。
さらにカタチになるギリギリ最大量の割合(Yak50%)まで混率を高めているため、様々な理由でもう作れないとされていた幻の生地です。
その後DOMINXから再び生産されたのが日本には滅多に入ってくることのない無染色のヤクの産毛とSUPER 120sのウールで作られたこちらの素材。
カシミヤやシルクなど、良い素材はたくさんあり、KAVALのFishtailもそういった高品質な素材が採用されていますが、こちらの素材は着心地や風合い、弾力性や膨らみなど、よく見かける生地とは別次元の生地です。
下記のサイトでこの生地の詳細が語られています。CASANOVA&COさんのBlogです。
この生地を使ってKAVALが作ったFISHTAIL COAT、スペシャルな一着です。
落ちた肩位置とゆったりとした身幅。
ライナーを外せは春や秋の羽織として、ライナーをつければ真冬対応。中に厚手のセーターなど着込む余裕もあります。
私の住む地域では少々オーバースペックというか暖かすぎるくらいで(私が寒がりではないのもありますが)出番はなく、着用感はあまりありません(室内でコーディネートを楽しむ感じで外で着ていませんでしたので...)。
また、フードを外せばスタンドカラーとなっており、素材感と相まってよりドレスライクなスタイリングを楽しめます。
MADE IN JAPAN
Wool 50%
Yak 50%
表記サイズ「Medium」
肩幅 約63cm
身幅 約66.5cm
袖丈 約57.5cm
着丈 約102cm
出品前に一度洗濯しています。KAVALは洗いをかけて出荷しているためか、洗濯による風合いの変化は感じられません。
中古になりますので、美品をお求めの方は購入をお控えください。