今回出品は個人的都合で過去最安です。
今回特別に\140,000→\84000て、あかん。
安くしすぎた。
助國の二寸鉋です。
鎬付近で約77㎜ほどあります。
『助國』といえば鑿の名工です。
正確無比な鑿を造った鍛冶とされ、その鍛冶の銘が打ってあります。
それに加え『武蔵介』の刻印。
裏金は共裏ではありません。
マジックで助國と書いてあるのはもちろんギャグ!?では無く、台に入れたまま保管すると仕込み溝などに沿って錆が発生したりするので、台から抜いて保管しているのでどれに使われていた裏金かが分からなくならないようにマーキングしてあります。
マッキーですのでアルコールかシンナーで消せるはずです。
玄翁によって叩かれた捲れはありますが、手に取ってみるとその正確無比な造りを彷彿とさせる非常にカッチリとした造り。
東京の某有名大工道具屋さんも、「良い仕事だねぇ。」とその造りの良さを褒めていました。
私は東京に土地勘が無いので分かりませんが、その某大工道具屋さんが言うには科学館に唯一『助國』の大鉋が展示してあるそうです。
それは間違い無く本物で、それ以外は他で見た事が無いとの事で、それと同じ刻印であれば本物に間違い無いそうです。
それぐらい鉋の制作数が少ない鑿鍛冶の銘を拝借して、くあえて鉋で贋作というのは、ちょっと考えにくいのかなと思っております。
造りの良さはすばらしく、本来鑿鍛冶でありながら鉋にあまりに堂々と普通に『助國』と『武蔵介』の刻印まで打っている。
等と考えると個人的にはおそらく・・・。
殆ど出回っていない物だと思います。
刃裏の黒い点々は錆っぽいですが、裏スキの刃先付近にも錆の痕があり、実際にこの程度の脚の太さと糸裏加減で問題無く裏が押せて裏押し部表面までは錆痕が現れていないので、実用として問題あるほど深くは無いのかもしれません。
ご落札の後、評価を参考に連絡や手続き毎に数日を要する・受け取り連絡をされないという取引を何度か繰り返されている方は、申し訳ございませんがこちらの判断で落札者を削除をする事がありますので御了承ください。
部分的に錆などもありますので画像をよく精査して頂きノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。