御存知! 名手Colin Hodgkinson参加 英国ジャズ・ロック系異色トリオ Back Door 貴重なBBCスタジオ・ライヴ録音「The Human Bed」
輸入盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは異色の名手トリオ。
Colin Hodgkinson(B、Vo、12strings G、後にSchon/Hammer、James”JY”Young/Jan Hammer、Whitesnake他)、Ron Aspery(Sax、Key)、
Tony Hicks(Ds)となります。
また、Dave MacRae(Key)を加えた四人編成時の貴重な録音(5曲)が加えられております。
1973年3月1日”the Bob Harris Show”5曲、5月12日同4曲、1974年5月9日”the John Peel Show”五曲(四人編成時)となります。
そもそもはSax、Bassという異色のデュオで始まったこのグループ。
されどライヴが好評を呼び、
とあるレコード店オーナーから「製作費を提供するからアルバムを制作しなさい。但し、ドラマーを加える事」との事でトリオ化。
(リチャード・ブランソン?でしょうか?)
自主制作で1stを制作する事となります。
自主制作とは言えどこれまた好評を呼び、大手レコード会社Warnerが原盤権を買い取り正式リリース。
メジャーデビューと相成る............という経緯がございます。
ジャズ・ロックではございますが、”クロスオーヴァー前夜”と言う感のある音楽性。
非常に尖がった音楽性でございますが、Free Jazzから抜けElectric Jazzへと移行した音楽性。
但し、未だ英国含めた”クロスオーヴァー期”の様なポピュラー化は成されていない事がミソでございます。
演奏・アンサンブル含め非常にスリリング。
楽曲によってはそのものブルーズなものもあり、
かの同系列”Colosseum”やその前段階のJohn Mayall & the Blues Breakersの作品を彷彿とさせる面がございます。
英国ならではの境界線音楽の興味深さがございます。
今作は三種の時期の録音。
そのうち二種はメジャーレーベルより正式デビュー後の録音でございますが、2nd作”the 8th Street Nite”制作前という事がミソ。
また他も3rd”Another Fine Mess”制作前となり、それぞれ2nd、3rdに収録される楽曲が既に披露されております。
御馴染み”BBC放送”での録音で”スタジオ・ライヴ形式”を取ったもの。
(観客入りではございませんが)アルバム制作とは異なる生き生きとした演奏・アンサンブルが聴かれ、
またジャズ特有の作品制作時から発展した感のあるものが聴かれます。
この”Back Door”、大好評を呼びましたが、何と!かの名手Chick Corea、名手John Mclaughlinの当時の愛聴盤だった模様。
当時はそれぞれ”初期Return to Forever””第一期Mahavishnu Orchestra”を結成していた時期。
”第一期Mahavishnu Orchestra”のKey奏者であった名手Jan Hammerが、
後の名手Neal Schon(現Journey、ex-Azteca、Santana、Bad English、Hardline、Abraxas Pool他)との双頭プロジェクトや
名手James”JY”Young(現Styx)とのプロジェクトにColin Hodgkinsonを起用する事に繋がり、
また”初期Return to Forever”のベース奏者名手Stanley Clarkeが名手Colin Hodgkinsonの演奏に触発され、
本格的にエレクトリック・ベースに打ち込む事になった模様でございます。
Stanley Clarkeの場合、”Return to Forever”自体がロック・バンド編成化を指向し始めた時期と重なり
(かの名手Bill Connorsや名手Steve Gadd、名手Mingo Lewis在籍時の幻の第二期にかけて、でございます。)、
非常に興味深いものがございます。
正直名手Colin Hodgkinsonの演奏はベースのみでギターとベースの役割を果たすという反則技という感があり、
「自身はギタリストである」との賜った故名手Greg Lake(ex-King Crimson、Emerson,Lake & Palmer)の演奏にも通じるもの。
名手Stanley Clarkeとしては相当な刺激を受けた感があり、
音造りのみならずその後の演奏とりわけソロ演奏には色濃い影響が見られる感がございます(特に七十年代クロスオーヴァー期)。
名手Colin Hodgkinsonは後にHR/HM名手故Cozy Powellと関わり、かのWhitesnake再編に参加。
ツアー後かの大傑作”Slide it in”制作に携わる事となります。
この異色トリオ編成で名声を得た事から来る結構動き回る演奏スタイルが故Cozy Powellを悩ませる事となり、
「頼むからいう事を聞いてくれ!」と懇願される始末となります.....................................
(後に解雇。
同じジャズ系ではございますが”クロスオーヴァー系”名手Neil Murray(ex-Hanson”Magic Dragon”、National Health、ColosseumⅡ、
Gary Moore他)がWhitesnakeに復帰する事となります..........................................)
七十年代最末期にかのWynston Marsalisが登場、「モダン・ジャズ復興運動」の狼煙が挙がる事となります。
その実兄Branford Marsalisが後に”Back Door”と似たトリオ編成で作品制作を行う事となります。
”復興モダン・ジャズ”と”ジャズ・ロック(英国クロスオーヴァー前)”の違いがございますが、
Branford MarsalisはかのStingとも共演する音楽的フットワークの軽さの持ち主。
(それで「ジャズ・ミュージシャンがポップ・ミュージシャンと共演する事とは何事!」
とモダン・ジャズ原理主義化していた実弟Wynston Marsalisに解雇されてしまいますが..................)
何かこの音楽的影響を感じられる感がございます..................................................................
日本仕様盤解説は非常に興味深い内容となっております.............................................................
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。