2007年製Fender Mexico「Classic Player '50s Stratocaster」は、単なるヴィンテージの廉価版復刻ではありません。
Fender Custom Shopのマスタービルダーであるデニス・ガルスカ(Dennis Galuszka)が自らデザイン・監修し、ヴィンテージトーンと現代的な演奏性を両立させた設計が施されています。
Fender USA で使用されている上位グレードのピックアップや電装、ハードウェアが惜しみなく投入され、通常のストラトにはないポジション「ネック+ブリッジ」の特別配線を純正採用しています。
【スペック】
・カテゴリー:エレキギター ストラトキャスター カスタムショップ監修 50s
・メーカー: Fender Mexico ( フェンダー メキシコ )
・設計監修:Dennis Galuszka(Fender Custom Shop)
・ピックアップ:Fender USA American Vintage '57/'62 Strat Pickup(Alnico 5、約5.6k〜6.0kΩ、ミドルRWRP)
・ボディ:アルダー、ポリ塗装(Fender USAと同系統の北米アルダーを使用)
・ネック:1ピースメイプル (Soft V, 9.5インチR), 21フレット, ミディアムジャンボ
・電装類:CTS製ポット(Fender特注, made in USA)、Oak Grigsby製2回路5wayスイッチ(詳細は後述)
・ハードウェア:2点支持ブリッジプレート、スチールブロック、スチールサドル
・付属品:ソフトケース、紙タグ
【コンディション】
全体的に多少の使用感はありますが、中古としては比較的きれいで良好な状態です。
ネックは目視では大きな反りは感じられず概ねストレートな状態に見えます。トラスロッドは左右どちらにも調整余裕があります。
フレットは軽微な使用感はありますが大きな凹みなどはなく、現状演奏に支障のある状態ではありません。
ネック付近に塗装表面のクラックがありますが、木部へのダメージはなく表面塗装のみのものです。
またメイプル指板の塗装に経年による細かな塗装のクラック塗装痩せのような箇所が見られますが、こちらも表面的なものです。
その他、使用に伴う細かな擦り傷等はある可能性がありますが、中古品のためご了承ください。
こちらでの試奏確認は簡単な音出しのみでセッティングの細かな状況確認やセットアップ調整は行っておりませんので、
必要に応じて購入者様の環境に合わせて適宜ご調整ください。
中古品のため新品同様の状態ではないことををご承知の上、ご入札をお願いします。
【商品説明】
Classic Playerシリーズは、ヴィンテージの雰囲気を残しながら実際の演奏現場での使いやすさを重視して設計されたモデルとして知られています。本機はそこにFender Custom Shopのマスタービルダーであるデニス・ガルスカの設計が加わり、50年代ストラトらしい開放的で立体感のあるトーンをベースにしながら、現代のプレイスタイルにも自然に対応するバランスの良さが魅力です。
ピックアップには当時のFENDER USAヴィンテージラインで採用されていたものを搭載。アルニコ5マグネットとヴィンテージスタイルのコイル構造による、繊細で奥行きのある倍音と立ち上がりの速いアタックが特徴です。
さらにセンターピックアップはRWRP仕様となっており、ハーフトーン時にはハムノイズを抑えたクリーンなサウンドを得ることができます。
このモデルでは配線がカスタム・スイッチとして特殊な結線になっています。
基本は通常のストラトキャスターと同様のポジションと順番ですが、ポジション4が通常と異なりネック+ ブリッジのハーフトーンになります。
(ポジション構成:ネック単体、ネック+ブリッジ、センター単体 、センター+ブリッジ、ブリッジ単体 )
ポジション4はネック+ ブリッジによりテレキャスターのセンターポジションのようなトーンが出力される配線になり、通常のストラトでは出せないジャキっとしたクリスピーなカッティング・トーンが得られます。
もちろんリペアショップに出せば簡単に通常のストラキャスター配線に手直しできますが、まずはこの設計者の意図を汲んでポジション4を楽しんでみてください。
ネックは50年代スタイルのSoft Vシェイプを採用しており、コードワークからリードプレイまで自然にフィットする握り心地です。9.5インチラジアスとミディアムジャンボフレットの組み合わせにより、ヴィンテージスタイルのルックスながら現代的な演奏性を備えています。
ハードウェアもFENDER USAの仕様を踏襲して、通常ならコストカットでダイキャストが使われるブロックにスチール製が採用されています。
また地味な話ですがポットも現行の台湾製とは異なり、Fenderが90年代を中心にCTS社に特注していたOEM品(型番:0134***、アメリカ製)が採用されています。 現行の市販CTSポットとは異なり、当時のフェンダー指定のテーパーとトルクの基準に合わせて調整されています。
2000年代後半の個体ということもあり、木材の乾燥も進んでおり、生鳴りもよく育っている印象です。ストラトキャスターらしい軽快なレスポンスと豊かな倍音感をしっかりと感じられる一本です。
(2026年 3月 16日 20時 05分 追加)訂正:ブロックはフルサイズのダイキャストです。
重量:約3.5kg