
フェルメール講座の決定版。小林頼子/朽木ゆり子著、「謎解きフェルメール」です。新潮社刊 《とんぼの本》。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: フェルメールのどこがすごいのかを真正面から知りたい人のためのフェルメール講座。現存する作品は、わずか30数点。 傑作から失敗作まで、その1点1点を読み解きながら、“謎の天才画家”と神秘化されてきたフェルメールの真実の姿に迫る。 故郷、デルフトの写真紀行に加え、CGを駆使して解明するフェルメールの絵画構築術、また、ナチスを欺いた世紀の贋作事件の舞台裏や、なぜか繰り返される盗難事件についても徹底追跡する。
◇フェルメールはどこがどう凄いのでしょうか?
◇デルフトに生まれ、死んだひとりの画家のことを教えてください
◇フェルメールはどんな時代に生まれたのですか?
◇“風俗画家”としての本領はどこにあったのですか?
・物語画から風俗画へフェルメールの選択 ― 1650年代半ば
・デルフト風景を描いたそのわけは? ― 1650年代末
・フェルメール、何かを掴む! ― 1660年代はじめ
・美しき到達点 ― 1660年代
・翳りゆく晩年 ― 1670年代
◇真作か?非真作か? 論議のわかれる4作品
◇“200年後に再発見”の真相は?
◇世紀の贋作事件はなぜ起きたのですか?
◇フェルメールの絵はどこまで「写実」なんでしょうか? ― 21世紀の視点
◇なぜ狙われる? ― フェルメール盗難史 /朽木ゆり子
・フェルメールが見られる美術館
・フェルメール年譜
★共著者、小林頼子(こばやし よりこ)は1948年、山口県生まれ。美術史家、専門は17世紀オランダ美術史、日蘭美術交流史。早稲田大学文学部卒業。ユトレヒト大学美術史研究所留学。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程満期退学。目白大学社会学部メディア表現学科教授などを務める。『フェルメールの世界;17世紀オランダ風俗画家の軌跡』、『フェルメール論;神話解体の試み』で吉田秀和賞受賞。
★同、朽木ゆり子(くちき ゆりこ)は東京生まれ。ジャーナリスト。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院政治学科博士課程に学ぶ。1987年から92年まで「日本版エスクァイア」誌副編集長。1994年よりニューヨーク在住。著書に『盗まれたフェルメール』、『パルテノン・スキャンダル』(ともに 新潮選書)、『マティーニを探偵する』(集英社新書)、共著に『謎解きフェルメール』(新潮社)がある。
◎「とんぼの本」は、「見るたのしみ」と「読むよろこび」を一冊に凝縮し、時代に流されず、時を超えて楽しめるように編集されたビジュアルタイプの入門書。ラインアップは美術、工芸、建築、写真、文学、暮らし、旅など・・・あらゆるジャンルに及び、読者がそのとき知りたい・見たい・読みたいと感じたものやことを気軽に手にすることのできる、「好奇心」の詰まった「おもちゃ箱」のようなシリーズ。
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