
ソニーのAVC-D1 産業用白黒CCDカメラ 1台です。
レンズマウントはバヨネットマウントで、Cマウントアダプターが付いています。三脚アダプターVCT-37も付いています。
半導体CCDカメラを商品化した初期のモデルで、1980年代に発売されたカメラです。
それまでの撮像管カメラに比べて、大幅な軽量化、高信頼性化が実現されました。
外面に塗装の剥がれているところがありますが、目立ったキズはありません。
光学系にも、目立った汚れなどない、きれいな状態です。Cマウントアダプターとレンズキャップが付いています。
底面に銘板が貼ってありますが、シリアル番号は切り取られています。(3枚目の写真)
出品にあたり撮影して動作を確認しました。
○仕様
CCD 2/3”型
画素 VGAと思います。
映像出力 30fps、 EIA方式
マウント バヨネットマウント(詳細不明、爪のない部分の直径はΦ20mm)
電源 DC12V
サイズ 45(W)x29(H)x120(D)mm ( アダプターや突起部を含まず)
重さ 241g (Cマウントアダプター、三脚アダプターを含む)
背面のコネクターはDC IN(12ピンオス)、VIDEO OUT(BNC)、LENS(6ピンメス)です。
古い物ですので、カバーを開けて、回路基板の状態を見てみました(7枚目の写真)。特に問題はない様です。
〇付属品
三脚アダプター VCT-37 中央のネジはカメラネジで、1/4-20UNCと3/8-16UNCです(4枚目写真の下)。16g
Cマウントアダプター Φ27 x 12mm、 9g (5枚目の写真)
○動作確認
出品に当たり、動作を確認しました。
電源には、ソニーのカメラ・アダプターDC-700を用い、Sonyの12ピンカメラケーブルで接続しました。
(専用電源ではありませんか、後発のSony XCシリーズのピン配置と互換性があるようです。)
Cマウントアダプターを介して、Moritexの ML5018(50mm)レンズと接写リング10mmを取り付けました。(8枚目写真)
切手とステンレススケール(目盛1mm)を撮影しました。
ビデオ出力(EIA、30fps)を確認しました。(9枚目写真)
後発のSony XC-75などに比べると、コントラストが低いように感じます。
画素に、多数の黒点、白点が見られました(10枚目写真)。初期のCCDに特有の画素欠損と思います。
なお、LENSコネクタは、オートアイリスのコネクタですが、動作は確認していません。
○発送方法
・同梱は可能な物は対応します。