☆地方の公立図書館の『除籍本』です
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ジェンダ-の語られ方、メディアのつくられ方
諸橋 泰樹 (著
出版社: 現代書館
発売日: 2002/12
定価:2300円
☆スマホでご覧の方は「商品説明」の全てをご確認の後に、ご入札ご検討下さい。
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内容:
『テレビドラマや新聞報道の中で、何気なく使われている表現の中に潜む性差別とは何か。メディアに隠された男女格差の表現を検証し、男女平等の社会参加への道筋を提案する。 』
目次
第1章 メディアとジェンダーの橋渡し
第2章 講演・メディアがつくるジェンダー、ジェンダーがつくるメディア
第3章 家族イメージを形成した「ホームドラマ映画」
第4章 若者雑誌とジェンダー―バブル期に何を描いていたのか
第5章 自治体広報のジェンダー表現をめぐる動向と問題点
第6章 ジェンダーフリーを目ざす家庭教育事業のメディア広報
第7章 カナダにみるメディア表現への取り組み
第8章 男性メディアの陥穽―気づかない構造と気づきたくない心理と
第9章 ジェンダー視点からみたマス・メディアの仕組み
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状態:カバーと表紙は透明保護フィルムでラミネートされています。
カバーに2ヵ所シール剥がし跡があります。
地に図書館除籍印があります。
☆製本はしっかりしており、開きクセ・耳折れは有りません。
☆本文は、目立つヨゴレ、書き込み、マーキングは見当たらず良好です。
☆専門的内容なので図書館の利用者が少なかったようです。
写真もご参考になさり、入札ご検討ください。
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発送:ビニールに包み、追跡のできるクリックポスト郵便を予定しています。
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☆疑問点等有りましたらご遠慮なく「出品者への質問」でお問い合わせください。
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書評:
『2002年の本。メディアにおける女性の表象をテーマにした研究である。世界女性会議では、メディアに描かれた女性のステレオタイプ表現が問題とされ、北京会議では「女性とメディア」という行動綱領が採択された(同書97頁)。
女性表象の是正は長年の課題だが、同書で指摘されているように女性を性的存在として描いたり、性役割を固定化したりする表象は未だに是正されているとは言い難い。マス・メディアの役割は相対的に小さくなったが、自治体PRのキャラクターやCM等の問題は現在も物議を醸している。メディアとジェンダーの勉強になる。』