昔からお付き合いのある、京都天然砥石組合の採掘権を持つ砥石問屋さんにお邪魔してきました。
約2億年前という気の遠くなるような時代に誕生した砥石、京都は世界でも有数の天然砥石の産地として
その歴史は800年を数えます。
高齢化、人材不足などで採掘している工業所は少なく、現在は昔から採掘された砥石の加工が主となって
いますが、四方にうずたかく積まれた天然砥石に囲まれると、なんとも言い難い空気に包まれます。
写真の最初の5枚は乾いた状態、あとの5枚は商品状態をよりわかっていただくために、
水で塗らせて撮影してあります。本来は手に取って、ご覧いただければ一番いいのですが、
判断材料は写真だけとなります。おまけに素人撮影のため、かなりご不自由な状態になりますが
ご勘弁くださいませ。天然砥石は板目状になっておりますので、ご購入後は側面の防水処置をお勧めいたします。
天然砥石の特性をご理解いただける方のみ、ご覧ください。
完璧を求める方は、トラブルの原因となりますので入札はご遠慮くださいませ。
大突(おおづく)は最高級といわれる中山と同じ梅ヶ畑の鉱山で、別格の存在とされております。
山はすでに閉山となっており、在庫は少なくなってきております。特徴としては
キメが細かく鉋、ノミ、包丁など幅広く使用できますが、初心者には少し扱いにくいかもしれません。
京都産 仕上砥石 大突(おおづく) 一本撰 30型 裏にはカラスが入っています。
75×206×34mm 重量は1280g
48000円で出品いたします。
割れることのないよう、何重にも梱包しますので
ご安心くださいませ。
送料は一律750円(九州、四国、中国、近畿、東海、北陸、信越、関東、東北)、
沖縄全島は1200円、北海道は1350円です。