長年ウオッチングしていた中で、特に状態が良いと思われる物をにて高額落札、購入。
入手後は未開梱のまま保管室(冷暗所24時間空調作動)にて保管。
購入後現在まで未使用であったが(保管約3年)出品にあたり開梱、複数人でチェック、試聴。
外観:
総じてキレイめであり、ユニットも大きな損傷(特にウーファーエッジ等)見当たらず相対比GOOD判定(当館基準、私見)。
ただし、コマイ(細かい)傷は各所に点在しております。
キャビネットは、正面フロントは目立つ傷も見受けられずLRとも極めて良好、
L側側面下部付近に2、3か所擦り傷有り、底部前方及び後方に打痕に依るとみられる欠け有り(小面積、私見)。
R側側面底部前方、打痕等によるとみられる塗装剥がれ箇所、後方寄りに小部分(私見)欠け有り。
LR天面前方境界線付近に打痕痕有り(塗装は剥がれていない)、他LRとも後方、際などに擦り傷、くすみなど各箇所有り。
背面は特に目立った傷箇所は発見出来ず極めてキレイ(但し私見)。
L側SPのスコーカー表面に、金属収縮によるとみられるシワ有り(割れなどの深刻なダメージではない、私見)。
上記が目視チェックで確認した大まかな点ですが、その他にも記述の及ばないか未発見の擦れ傷等有るかと思います。
細かく全て拾う訳にもいかず、又、上記は全て短時間における個人的評価における私見であり、見る人によって評価判断が左右される
ことをご了承願いますが、総じて当館比で言うと外観コンディションは上々(GOOD)の判定になります。
※GMOぺパポSUZURIアルバム(公開私的アルバム)に「音の舘アルバム」(閲覧無料)がありますので、時間の余裕が出来た場合に
出品終了まで傷箇所ズームアップ画像をアップしておこうと思います(時間差有り)。
このアルバムは当館の出品製品のみアップしているマイアルバム。アクセス方法は
(画像アップした際には)出品欄の文末に追記として載せておきますのでそれが合図。ご参考になされたい方は、覗いてみてください。
試聴:
全てのユニットから正常な出音をヒアリングにて確認(複数人でチェック)。
可動OK。
圧倒的クリア&ワイドのハイファイ音(LRとも)。
リファレンスのアンプのボリューム位置は普段と変わらないのですが、出音はボリュームを2,3目盛り上げたかのような
ボリューミーな感じで驚かされます。単に音が大きく聴こえる、のとは違う感覚で、
試聴女性ボーカリスト特有のハイオクターブの声が劈く(つんざく)様にこだました後にすっと消えていく余韻は自然なリアルさで、
耳を一瞬つんざく様にクレッシェンドしていく声も、決して耳障りでなく表現されることに新発見の如き驚きがあり、
且つ又、宙に消えていく余韻に自然さを感じる快感めいた心地良さがあるのもこの機種が、
IN=OUTを目指した単なる忠実なモニタースピーカー要素だけでは終わっていない証左であると感じます。
曖昧さが無く、信号変換伝達ロスの少ない原音再生が血の通った躍動感アリアリの表現力で展開される。。
オンキョーの放った、王道の力作3ウエイブックシェルフ。
まさに、3ウエイブックシェルフのオーソドックススタイルとして、
日本最古参のスピーカー開発メーカーのひとつONKYOのラスト作に相応しい
ハイエンド・スピーカーシステムであると言えましょう。
==ストレートな生真面目さで頂点を目指したブックシェルフの王道を行く、ONKYOのScepter称号を冠せられた傑作3ウエイ。
この製品だけはゲットしなければと焦った一台。
聴いてみて、その選択に間違いはありませんでした。
間違えだらけなのは我が人生の方だったか。。トホホ。。オンキョーよ、永遠なれ!==========