拍卖号：e1201536681

开始时间：10/26/2025 17:00:56

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南宋時代に製作され、平安時代～鎌倉時代に輸入された漆塗りの香合です。文様は、「牛に乗った子供」です。それは、悟りの境地に至った人間を表現する禅画「十牛図」の六番目である「笛吹童子騎牛帰家」に描かれるモチーフです。この図柄では、悟りを開いた「童子」が「牛」に乗り、悠々と笛を吹いて家に帰る様子が描かれており、人生の重要な段階や心の自由、幸福な人生への願いが込められています。 禅画の「十牛図」は、中国の宋代（12世紀頃）に、禅僧廓庵（かくあん）によって書かれたものです。保管箱では、「南宋時代 七夕香合」と墨書きされていますが、牛に乗った人物を牛飼いの牽牛・彦星になぞらえ、七夕香合としたものと思われます。彫漆の作品としては、最も古いものと思われ、文化財の価値は高いと思われます。

【サイズ】
  直径9.5cm、高さ4㎝
 
【その他】
蓋は、漆にひびが入り、虫食いや擦れで、漆が剥げている部分が所々あります。香合の底に、虫食いがあり漆が剥げている部分があります。1千年程の時間が経過しており、わびさびの境地が味わえます。

 【入札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。

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