スクープ! コロナ著名人と製薬マネー
謝金や寄付金の受け取りは、医療者や医療機関が、患者や社会よりも製薬企業の利益を優先してしまう危険性を孕んでいる。
HOYA鈴木CEOの「サプライズ勇退」
6月に完全引退。就任当初は世襲批判もあったが、仕上がりは6兆円企業にする辣腕。
山口FG「独裁者」を称賛した「金融庁のグル」
遠藤俊英・元金融庁長官が吉村猛・前会長に惚れ込み、「プチ・グル」の日下智晴氏が勘違いさせた。
愛知製鋼に特許庁「怒りの審決」
「技術常識に反する主張を堂々とするな」と窘められるトヨタ系名門企業で一体、何が?
「東芝・東電統合」を阻む壁
3分割案は屠られることだろう。国有化した後の東電との統合がメーンシナリオだ。しかしかなりの難路が待ち受ける。
コロワイド創業者を嵌めた「M資金詐欺」の黒幕
武藤薫被告は遅くとも02年頃にはM資金の世界に棲息していたらしい。公判では無罪を主張。被告人質問では何を語るのか……。
なんだと! SB社長を怒鳴った「総務審議官」
接待問題でお鉢が回ってきた総務審議官が蛮勇。旧郵政省出身官僚の質低下の一端だ。
ソニー「EV参入」吉田CEOの本音
「自動車業界のEV化加速はソニーに追い風だ」といった分析はステレオタイプも甚だしい。
トヨタ章男EV「二枚舌戦略」転換
章男社長のご都合主義で有能なミドルが相次ぎ退社。「自動車産業の守護神」を演じたもののブランド力を毀損する始末。
哀れ! iPS山中教授「賞味期限切れ」
10年前に喝采を浴びたiPS細胞は実用化の崖っ淵。研究所長退任はそれと無縁ではない。
「第6波」に「緊急事態宣言」など愚の骨頂/医療ガバナンス研究所 上昌広
いまこそ感染症法を改正し、強制的に隔離する衛生警察的手法を止め、「世界標準」の感染症対策を導入すべきだ。
追跡第7弾 亀田病院で「医師法違反」発覚
問題のウロギネ科部長は手術件数が多く、稼ぎ頭のひとり。トラブルが相当あり、ガバナンスは崩壊している。
バークレイズ「解雇無効」判例の壁
「国際企業の人事労務管理と整合する労働契約と就業規則を締結、制定すべきだ」とする判決が波紋を呼んでいる。
新聞離れ 5年間で1千万部が消えた!
新聞発行部数4年連続で200万部超の大幅な減少。地方紙も普及率低下で強い危機感。
「売掛」や「敷金」まで担保に取られた西友/かつてのダイエーの末路を想起
BUSINESS
商工組合中央金庫社長 関根正裕氏(聞き手/編集長 宮嶋巌)
「新しい資本主義」こそ、ひた向き首相の本懐
舞い上がった連合初女性会長に「大ブーイング」
注目を集める一方、組織内の評価は散々。「振り回されるばかり。いい加減にしてほしい」(連合幹部)
軽量「十倉経団連」の学級崩壊
みずほFG佐藤は自粛1カ月。三菱電機柵山も粘った。けじめを付けられぬ老害集団。
「置いてけぼり」名古屋銀の逆襲
創業家が君臨する第二地銀の雄も安泰ではない。十六・百五との連合でメガ地銀誕生も。
日立やIHIが本腰「次世代原発用小型モジュール炉」
日本が高いポテンシャルを持つ原子力産業の技術資産と雇用吸収力を放棄するのは愚の骨頂。
POLITICS
三耕探究⑦ 日本の危機!「六重苦」で「貧しい国」の断崖/大塚耕平/参議院議員
根拠のない楽観論に引きこもりがちな日本社会。あえて「最悪の事態」を想定しておく。世界的に著しいインフレになり、日本国債は暴落。
特別寄稿 「敗因は三つ」自然体にリセット/辻元清美/前衆議院議員
自分の中に潜んでいた「驕り」と「有権者の意識とのズレ」と「大阪の地域事情」に足元を掬われた――。
「住宅ローン減税」裏で仕切った「和泉」
年末の税制改正大綱で自民党税調や財務省が脆さを露呈。政治家顔負けの元首相補佐官が暗躍する余地が生まれた。
参院選後は「自公維」政権
夏の参院選こそ天王山だが、自民党の支持は「弱含み」。自公両党合わせても過半数割れ、「衆参ねじれ」になりかねない。
DEEP
「反習近平」論文続出の謎
経済改革に積極的だった鄧小平に対する異例の忖度は、保守的な現行路線への不満が党内で大きいことを示している。
統計の改竄 大罪犯した自覚なき「国交官僚」
政府が統計を軽んじ、国の実態から目を背ける限り、国民もまた政府を信用することはできない。
習近平が浸る 中華「大一統」の妄想
中華の地への「大一統」と夷狄に向けた「華夷秩序」に回帰した習近平に「世界の普遍的価値」を、どう説いたところでもはや無駄。
東証1部エフオンで「直訴メール」握りつぶし
内部告発を握りつぶしてどこ吹く風。ESG銘柄として注目されるバイオマス発電会社の言語道断。
LIFE
横浜「花博」開催は風前の灯
新交通システム「上瀬谷ライン」の開業断念。逆スパイラルの原因は、菅前首相の「凋落」。
連載 病める世相の心療内科
循環型世界のヒント「日本酒製造法」
コロナと共に去りぬ! 「ハリウッド時代」の終焉
「映画とは映画館で見るものだ」と主張し続けてきたスティーブン・スピルバーグですら手のひらを返す。
追憶の中村吉右衛門/含羞の眼差し、その陰影/ジャーナリスト 上村以和於
読者の声 and others
連載コラム:「某月風紋」
読者の声