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1980年代、日本のノイズ・インダストリアル界において暗黒の輝きを放ったGRIM。
ライブパフォーマンス&数枚の音源リリースの後、忽然とその姿を消したユニット。
2009年にコンプリート音源集をhanng niap recordsより発売した後、突如として活動を再開。
数回ライブパフォーマンスを行い、その狂気の健在ぶりをアピールした。
そして今回(2012年当時)リリースされたのは、GRIM名義ではなくソロJun konagayaとしてのリリース。
凶暴なフィードバック/咆哮ではなく、GRIMの名盤「Message」に見られたような、 メランコリックに浮遊する極北のフォークソングが紡ぐ異形の物語「Organ」。
タイトル通り、オルガンと歌をメインにした一遍の寓話は、マグノリアという少女が見つめ続けたガマヘッドの物語。
Jun konagayaの深く悲しみに満ちた内面宇宙が、音にそして26ページに渡る美麗ブックレットに展開されています
このボーカルとしての音の変声は、カストラートを意識したもので、このアルバムの制作にあたり小長谷淳は本気で去勢を考え、一部の関係者に「カストラート宣言」をしていたと伝えられている。
また、映画「ダビンチコード」のエピソードでも有名な「黒いマリア像」はキリストの実在の配偶者と言われたマグダラのマリアで、マグノリアの花はマグダラのマリアの化身と言われてそうです。
両観音デジパック+26Pカラーブックレット仕様
(新譜案内より)
ソングリスト
1. マグノリア
2. 呼ぶ聲
3. 深き森,さまよい歩く人あり
4. 時の枝
5. 鏡
6. 白い牛
7. 睡り
8. ガマヘッド
※購入いただいた方には、フィルム包装未開封の新品のCDを送付します。