◇ 概要
学名 ニコチアナ・タバクム Nicotiana tabacum
品種名 ブルサ Bursa
伝統品種、固定種
2025年に収穫された種子
◇ 商品内容
果実一個と種子1つまみ分をビニールケースに封入。
◇ 葉たばこ産業における この品種の来歴や特性
オリエント煙草の大柄種
草丈2.4m、葉巾25cm、長さ50cm 、株は円柱状で30~35枚のスペード型の葉を着ける。
喫味は独特のスパイシーで甘い風味と芳醇な香りと表現される。
高ニコチン品種
”イスミド煙草同様にサムスーン煙草が原種で、コウラクシス型(有柄葉)ではあるが葉巾が広く、
楕円形に変異して居る。葉質荒く中支骨粗大、色沢は黄赤色を呈し、往々緑色の強いものがある。
内容成分に乏しく、乾燥減量し破損し易く、暫次色沢を失う傾向がある。
木質分が多く樹脂質物が乏しい為に刺激性の強い劣等な煙草である。
但し、ブロウッサ ヤカ(Kizik部落)産のみは例外で品質が良く、
他地域産のものと区分して別個に調理包装し、特にブルウッチ ヤカと称して居る。”
(栗原源十郎著「オリエント煙草」日本専売公社刊行 より抜粋)
◇ 栽培の感想
最高級のオリエンタルタバコと賞賛する文章を良く見かける。
私も、去年はそれをそのまま商品説明に書いたと記憶している。
しかし「オリエント煙草」の解説から鑑みるに、
それは例外的な地域で産出される最高級品にのみ当てはまる事なのだろう。
今回の露地栽培で、どの苗を植えても育ちが悪い区画があり(卵の殻や灰を散布し過ぎたように思う)、
この場合ブルサやサムスンならばきっと育つと見込んで定植したところ支障なく旺盛に生長した。
土壌を選ばず、貪欲に根を張る強い品種だと思う。
去年に比べて葉は大きく均一的に茂ったように見える。
支柱を早い段階から添えたので、風害は全く無かった。
◇ 注意喚起
私が撮影した画像や商品の説明文を無断で転用しアマゾンで高値で転売している人がいます。
偽物をまされるなど種々のトラブルが報告されているようです。
私はアマゾンに一切出品しておらず、今後する予定もありません。