
ダーツボード用のブラケットです。
賃貸住宅で気兼ねなくダーツボードを設置するために作成しました。
商品はブラケット・丸型ホルダー・石膏釘・タッピングビスのセットです。
他の画像内のダーツボード・メジャー・定規等は状況説明のためもので商品に含まれません。
通常のブラケットの場合は壁に大きな穴を開けてしまいます。ですが、これは石膏ボード専用の細い釘を使用しますので取り付け跡が目立ちません。
2x4材やフレームで上下につっぱるタイプでの設置は上下へダイレクトに音が伝達されますし地震等で倒れるリスクもあります。ですが、これは石膏ボードの壁による音量の損失が期待できますし石膏釘での固定は容易に落下しません。
メタルラックタイプは設置面積が嵩むデメリットがあります。ですが、こちらはすっきりと壁だけで設置できます。
耐荷重は15kgで設計しています。(石膏釘16本の合計強度は111kgで、ここでは7.4倍の安全率を見込んでいます)
なお、手元のスチール向けダーツボードの重量は4.5kgでした。
設置作業手順:
1.床から173cmの高さにマスキングテープ等で印をつけます
(個人的には外で履く靴と室内スリッパのソールの厚みの差から、床から171cmを採用しています)
2.ダーツボードもしくはサラウンドをあてがって周囲の機材との取り合いが良いことを確認します
3.ダーツボード中心から真下と左右6cmにマスキングテープ等で線をひきます
4.その線とブラケットのラインを合わせて、マスキングテープ等で仮固定します
5.石膏釘を打ち付けます
このとき、力任せに作業せず具合を見ながら少しずつ進めて下さい
もし石膏ボードを固定したネジやクギの頭にぶつかっている場合、石膏釘はブラケットから11mmほど頭が出て止まります
16本中で2本以上がそうなった場合は、ブラケットを左右にずらすなどして作業しなおして下さい
もし石膏ボードの裏に鉄骨があった場合、石膏釘はブラケットから1mm~3mmほど頭が出て止まります
この場合は一度石膏釘を抜き、ニッパー等で先端を必要分切断して下さい
6.最後に定規などで石膏釘の頭がブラケット面から出ていないから確認します
7.ボードの裏面に丸型ホルダーを固定します
ドライバーは+の2番を使用して下さい
下穴を開ける場合は、φ3.0~φ3.2を深さ5mm~7mmぐらいを目安にして下さい
下穴を開けない場合は、十字溝がなめないように気を付けてゆっくりと作業して下さい