商品は、2004年にF-TOYS(エフトイズ コンフェクト)から発売された『1/144 WORK SHOP HELIBORNE COLLECTION』から『04.SH-3 シーキング a.海上自衛隊仕様』になります。
外箱なし、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットはあります。
箱が無いので輸送中に潰れない様に、段ボールで枠を作ってからプチプチで包んで封筒で発送予定です。
海上自衛隊のSH-3なので、HSS-2になります。
写真でも分かりますが、機体側面にデカデカと『64』のマーキングがあります。
この機体は厚木基地の第51航空隊第513飛行隊の『8164』号機で、平成15年(2003年)の7月8日に退役してます。
8164号機なので、この機体は近代化改修後のHSS-2Bになります。
◆趣味のSH-3シーキング
SH-3シーキングは、対潜へりHSS-1(=S-58)チョクトーの後継機として開発されました。
HSS-1の後継機なので、HSS-2の型番で開発されたのですが、1962年の米軍の航空機命名規則改正により、H-SS2はSH-3と型番が変わりました。
製造元のシコルスキー社内の番号はS-61で、この型番で民間機として製造されました。
海上自衛隊では、対潜哨戒機HSS-2『ちどり』として採用され、三菱重工でライセンス生産されてます。
また、海上自衛隊用の輸送機としても採用され、こちらはS-61。南極観測船の艦載機として採用された機体はS-61A。
更に対潜哨戒機HSS-2Bの内、2機が哨戒機器を撤去してS-61A1の型番で南極観測船の輸送機として使用されてます。
なので海上自衛隊では、対潜哨戒機をHSS-2の型番で、輸送型と南極観測船の艦載機をS-61の型番で呼んでます。
機首底部が船形ですが、水面に降りる事も可能です(そしてディッピングソナーで潜水艦を探す)。
機体左右のメインギア(タイヤの部分)の部分に、MAD(磁気探知装置)とソノブイがあるのですが、この模型でも再現されてます。
左のランディングギアの後方にソノブイ投下装置が、右のランディングギアの後方にMADがあります。
また、胴体も左右対称ではなく、ドアは機体の右側にしかありません。これも再現されてます。
ドアが機体の右側にありますが、ドアの上に救助用のホイストがあります。この模型でも再現されてます。
ヘリボーンコレクション1は、異様に出来が良いのですが、このシーキングも機体のモールドが精細です。
1/144で、全長約12cm(メインローターを含まず)
組立は、メインローター・テイルローターの組立、水平尾翼の取り付け、メインギア(タイヤ)の取り付けだけです。
完全塗装済みなので、模型作りで一番面倒で、身体にも悪い塗装をしなくても良いのが良いところ。
塗りはキレイです