【 LARDINI / ラルディーニ 】 イタリアの伝統的な仕立て技術と現代的な感性を融合させた、世界屈指のテーラードブランド。イタリアのアドリア海に面する港町アンコーナにて、当時はまだ18歳であった若き「ルイジ・ラルディーニ」氏が1978年に創業した仕立て工房が、1993年よりオリジナルブランドとしてスタート。「プラダ」「エトロ」「フェラガモ」「ドルチェ & ガッバーナ」「バーバリー」など一流メゾンから名だたる高級ブランドまでのスーツを手掛けており、その事実からも ”高い技術力” と ”クラシックにもモードにも強いデザイン力” がうかがえます。最高品質のファブリックのみを使用し、現在もすべての工程は海外には出さず、企画から縫製まですべてを熟練した職人の技術によってイタリア国内にて生産する、完全なる ”MADE IN ITALY” 。『 Consortium for the protection of the Made in Italy / イタリア製保護協会 』に属しており、完全なイタリアンメイドであるという保証を受けています。今日では8000坪の広大な敷地に、毎日400人体制で手作業の生産を行なう、イタリア屈指の一大ファクトリーブランドにまで成長しました。 「ラルディーニ」といえば、肩パッドや芯地をほとんど使わない軽快な仕立てが特徴。これは多くのブランドが取り入れている仕様ですが、そのレベルには雲泥の差があります。「ラルディーニ」のアイコンとも言えるのが、ジャケットのラペルにあしらわれるフェルト製などの小さな花「ブートニエール」です。これは単なる装飾ではなく、イタリアンテーラリングへの誇りと遊び心の象徴であり、ブランドの美学を体現する重要なディテールです。控えめながらも個性が宿るこのワンポイントは、上質なジャケットに独自のストーリーと感情を与える役割を果たしてくれています。毎シーズン、他ブランドにはない革新的なジャケットやスーツを送り出しています。現在では発表の場を「ピッティ・ウォモ」から「ミラノコレクション」に移し、「クラシコイタリア起点のファクトリーブランド」からモダンなトータルアイテムを展開する「ラグジュアリーブランド」へと昇華しています。日本での人気も非常に高く、青山と丸の内の旗艦店はもちろんのこと、セレクトショップでは置かれていないところがないほどで、現在では有名百貨店でも扱われています。