4CD
廃盤
フラグスタート最後のブリュンヒルデ
クラシック愛好家待望の偉大なワーグナー録音
キルステン・フラグスタート
セット・スヴァンホルム
イングリート・ビョーナー、ほか
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
エイヴィン・フィエルスタート(指揮)
キルステン・フラグスタート[1895-1962]は、1950年頃から関節炎の悪化など健康上の問題を抱えるようになり、舞台での演技をともなう歌唱が次第に困難になったため、
1953年にはオペラのステージから引退、地元ノルウェーのコンサートなどでときおり歌っていました。
1955年、ジョン・カルショウは、彼女にデッカへのセッション録音をおこなってくれるよう懇願して契約に漕ぎ着けます。
フラグスタートは、ほどなくおこなわれたノルウェーでの『神々の黄昏』の放送録音のレコードでの発売を希望しますが、
この音源は、放送用に大胆にカットされ、演奏にも部分的に瑕疵があるなど、カルショウには大いに不満のある内容だったようで、
約40分におよぶ部分の追加録音セッションを1956年3月に組んで完成するということを条件にレコード化を引き受けリリースを確約。
フラグスタートは、同年からクナッパーツブッシュやショルティと組んだ一連のデッカ録音の制作を開始することになるのです。
演奏は本人が商品化を望むだけあって見事なもので、60歳を過ぎても堂々たる声を披露していた名歌手の本領が発揮されたものとなっています。
しかもジークフリート役は、メトで長年彼女の相手役でもあったヘルデンテノールのセット・スヴァンホルム[1904-1964]というのですから放送用とはいえ実に贅沢。
フィエルスタート[1903-1983]の指揮も十分な重みを持った立派なもの。
ちなみにヴェルグンデ役のカレン・マリー・フラグスタートはフラグスタートの実の妹です。(HMV)
ワーグナー:
『神々の黄昏』全曲
ブリュンヒルデ/キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ジークフリート/セット・スヴァンホルム(テノール)
グンター/ヴァルデマル・ヨンセン(バリトン)
アルベリヒ/ペール・グレンベリ(バリトン)
ハーゲン/エジル・ノルドフェー(バス)
グートルーネ、第3のノルン/イングリート・ビョーナー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ、第1のノルン/エヴァ・グスタヴソン(メゾ・ソプラノ)
ヴォークリンデ/ウンニ・ブッゲ=ハンセン(ソプラノ)
ヴェルグンデ、第2のノルン/カレン・マリー・フラグスタート(メゾ・ソプラノ)
フロースヒルデ/ベアーテ・アッセルソン(メゾ・ソプラノ)
Norwegian State Radio Opera Chorus
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ノルウェー国立放送管弦楽団
エイヴィン・フィエルスタート(指揮)
録音時期:1956年1月5,8,10日&3月14日
録音場所:オスロ、ノルウェー放送スタジオ&オスロ大学大ホール
録音方式:モノラル(セッション)
コンディション良好。
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