
博物館級の装飾性豊かなViolin Bow
C.N.BAZIN ca;1880
Full size 4/4
ラウンドスティック材
約60.5g
バランスポイント 約26.5cm(スクリュー含まず)
洋銀金具
黒檀フロッグ
刻印はフロッグにあり
Certificate: J.F.Raffin 鑑定書No.15955(2008年)です
勝手に博物館級とサブジェクトと書きましたが、それ程レアな逸品だと思います。
もう説明の要らない程に有名なBAZINの、そしてその中でも珍しいオールドボウです。
購入元のディーラーはフランスの超有名ヴァイオリン弓の鑑定士「J.F.Raffin」です。
鑑定書は当時のRaffin氏手書きです。
スティックの手元に象嵌細工があるのでフロッグにBAZINの刻印がある珍しいタイプです。
鑑定書にに金具は洋銀と記載がありますが、一般的な洋銀と比較すると全くチープな印象が無く、金属素材の含有率の違いなのかわかりませんが、曇りが少なくとても優しい輝きが特徴的です。
スティック材は、超レアなamourette(スネークウッドの別名の様です)が使われており、緩い材料とされる種の中で厳選された良質材はフェルナンブコに優るとも劣らぬとされていて、視覚的な観点で煌びやかな杢目は、光線を当てるとキラキラと宝石の様なまばゆい反射光を放つので一日中見ていても飽きる事はないでしょう。
そして、ストレートな細目のスティックで、持った感触も音質もシャープな印象です。
健康状態は、折れや修理痕等も無く全体的に良い状態ですが、わずかな傷はあります。
オールドボウを既にお持ちの方には、気にならない程度の傷ですが、新作弓しか使った事の無い方で、神経質な方は気になるのでしょう。
私は全ての楽器を基本的にオリジナルのまま残したい派なので何も手を入れてません。
この文面における内容は、私見における印象を書いており、一般論ではありません。
好きで集めていたバイオリン弓の一部を後10本程手放しますが、投げ売りする様な弓では無いので、所有する満足感は得られるはずです。購入後も資産として所有頂けると思います。
売れると嬉しいですが、手元からなくなると思うと少し悲しい気もしますので、突然出品取り下げするかもしれません。その際はご容赦ください。
専用や、取り置きは致しません。
現状渡し。
週に一度の発送です。
ご検討宜しくお願い申し上げます。
すり替え詐欺防止の為にノーリターンでお願い致します。
名工のデコラティブな個体は非常に希少性が高く、加えて145年ほど前の作品で、これだけの美しさを保っている事は奇跡に近いと思います。
コレだ!と思ったら、どうぞ思い切って下さい。
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