●本/つくろいの美学/蘇った茶碗-志野茶碗.宿り木/つくろいと疵が生む.銘と逸話-柿の蔕茶碗.滝川/大井戸茶碗.筒井筒/青磁茶碗.馬蝗絆/茶道 收藏
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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”(1989年10月・通巻第118号)”** ■■「特集」・・・■■ ●●「つくろいの美学」・・・●● ―”茶道具を甦らせる侘び茶の心”― **”(約・39頁) ”** **”監修・文=”小田栄一・(茶道研究家)** **”撮影=畠山崇”** ★十月は名残りの月。 この季節の茶に湯は侘びにつきるといい・茶席では・ ”つくろい物”が侘びの風情をさそう。 割れ疵のある茶碗をい漆や金粉で補修し再び命ある道 具として・甦らせる。 このつくろいもまた侘び茶の美学。 つくろいに茶の姿と心を見る。 ■発行日=平成元年10月1日。 ■発行所=株式会社・淡交社。 ■サイズ=18×25.5cm。 ■定価=620円。 ■状態。 ●表紙に多少の・キズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きなダメージは・無く ●年代的には・良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい・・・・!! ●全・128頁・・・!! ●特集の・・・!! ◆「つくろいの美学」・は・約39頁。 ●蒐集・資料などの・参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『つくろいの美学』・・・■■ ―”茶道具を甦らせる侘び茶の心”― **”(約・39ページ) ”** **”監修・文=”小田栄一・(茶道研究家)** **”撮影=畠山崇”** ●●『つくろいの妙』・・・●● ―”蘇った茶碗”― ★昭和5年・陶工荒川豊蔵がたまたま名古屋で接した茶 碗と全く同種のかけらを・自らの出生地土岐の山中で 見出し・遂に志野・黄瀬戸・織部の産地を発見すると いう快挙を遂げ・日本窯業史上に大きな足跡を残され たのであった。 以降数年・同地に発掘ブームが起き・われもわれもと 破片を求めてここに集まったのであるが・この茶碗も その成果といえよう。 志野ばかり五種類の断片を集めて一つの茶碗を形成し たわけであるが・それにしてもよくぞ継ぎ合したもの で・全く違った図柄の二片を主に無地のものを交えて ・うまく反り合わせ・やや小判形に仕上げている。 そしてこれに・「宿り木」・の銘をつけられた淡々斎 宗匠の機智にも感服させられるものがある。 ◆志野茶碗・銘・「宿り木」。 ・淡々斎箱。 ●●『名残りの茶によせて』・・・●● ◆千利休作・一重切花入・銘・「園城寺」。 ・東京国立博物館。 ◆伝西行・「落葉切」。 ・香雪美術館。 ◆天明金槌釜。 ・藪内家。 ◆長束割高台茶碗。 ・香雪美術館。 ◆伊賀破れ袋水指。 ・五島美術館。 ●●『つくろいの技』・・・●● ―”共づくろい”― ◆蕎麦茶碗・色替。 ・香雪美術館。 ◆交趾舟形香合。 ―”金継ぎ・(金づくろい)”― ★最も多く用いられる修繕法で・接続した部分の表面を 金粉で蒔絵するのである。 この場合よく錯覚するのは疵口がすべて金粉で埋め尽 くされているように思うことであるが・勿論そのよう なことはないわけで・ほんの表面だけが金粉に覆われ ているにすぎない。 熊川茶碗・「西王母」・は姿の正しい真熊川で・腰が ふっくらと張っているから桃を連想し・その銘がつけ られたと思われるが・白釉の膜状の景もあり・疵がか えって古格を誇示している。 ◆熊川茶碗・銘・「西王母」。 ◆礼賓三島茶碗。 ―”埋金”― ◆光悦・手造・茶碗・銘・「雪峰」。 ・同・高台。 ・畠山記念館。 ―”素人直し”― ◆大谷尊由師・手造・玄琢焼・黒茶碗・銘・「萬里 一條鉄」。 ★この茶碗は・大谷尊由師の玄琢窯における手造 で・のんこう狙いの傑作である。 ―”絵蒔絵”― ◆朝鮮唐津形花入。 ―”鎹”― ◆藪内剣中作・一重切花入。 ・香雪美術館。 ―”二度窯”― ◆染付手塩皿。 ・三枚。 ―”つくろいと疵が生む”― ●●『銘と逸話』・・・●● ●「滝川――古歌によせて」・・・● ★銘が茶道具でいかなる役を果たし・その文化性をいか に高めているかということはあえてここで述べるまで もないが・ここでは銘が疵やつくろいとどのように結 びついているかが問題となる。 この柿の蔕の場合は名碗ながら大きく割れており・こ れに小堀権十郎が・「滝川」・と銘し・かの崇徳院の ・「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢は むとぞ思ふ」・の古歌を箱書し・見事に疵を風流に置 きかえている。 ◆柿の蔕茶碗。 ・根津美術館。 ●「除夜肩衝――侘びの風情と疵あと」・・・● ◆中興名物・古瀬戸茶入。 ・同・挽家。 ・同・仕覆・(2)。 ★小堀遠州は世に隠れた茶入に・命銘箱書し仕覆 や蓋を添え・次々と中興名物を仕立てていった。 その命名にあたって遠州は多く歌の名所を選ん だが・時には現物に即してその特徴を銘に採り 入れている場合もある。 この除夜肩衝の場合は共づくろいされて・ほと んど見えなくなっているが・肩から胴にかけて 一筋の割れ疵が見られる。 遠州はこの茶入れの穏やかな撫肩衝形や・釉薬 の静かな侘びた風情とこの疵を結びつけ・茶入 の響きをかけて除夜と銘したのである。 ●「筒井筒――五つにわれし井戸茶碗」・・・● ◆大名物・大井戸茶碗。 ・同・見込。 ★豊公の前で小姓がこの茶碗を取り落として壊し たとき・細川幽斎が伊勢物語の古歌をもじって ・「筒井筒五つにわれし井戸茶碗とがをばわれ に負ひにけらしな」・と詠んだことで豊公の御 機嫌が直って・小姓は許されたという。 また一説に・これは・濃茶の飲み廻しの時・引 き合って古疵がはずれたともいう。 いずれにしても疵が逸話と銘を生んだ好例とい えよう。 ●「馬蝗絆――鎹どめの妙」・・・● ◆大名物・青磁茶碗。 ・同・見込。 ・東京国立博物館。 ★砧青磁中随一といわれるこの・「馬蝗絆」・は ・かつて平重盛が中国宋朝及び禅寺へ献金した 返礼の一つであったという。 後に足利義政の所持となり・この頃湯廻り・( 見込みにできる円形の入の疵 )・ができたこ とから義政は茶碗を中国へ送り・その代物を求 めたが・すでに中国ではこれほどの青磁はない とのことで・鎹を打って修理し返送してきたと いう。 中国では・鎹のことを馬蝗絆ということからの 呼び名で・これも疵がかえって物を著名とし・ 銘となった例で・しかもつくろいの方法が特徴 となっている。 ●「家光公――逸翁の機智」・・・● ◆宋赤絵茶碗。 ・同・箱書。 ・逸翁美術館。 ★これほど見事に疵を銘で生き返らせたものはな いといっても過言ではあるまい。 すなわち・「家光公」・と呼ぶ。 そのこころは・「よ(世)を継いだ」・で・と もすれば継ぎ難い三代目を家光が立派に継いだ ことを指している。 そして茶碗の方もかなり大割れしたことで・継 ぎあわせにはさぞ難渋したであろうものをよく ぞ継いだことと結ばれている。 命銘は阪急・東宝・宝塚の創設者小林逸翁で・ 翁一流の機智に感心させられるのである。 ●「与三郎――逸翁の風流」・・・● ◆志野茶碗。 ・同・箱書。 ・逸翁美術館。 ●「残月――月に見立てたつくろいのあと」・・・● ◆大名物・天明釜。 ★義政が命銘したといわれる・「望月」・と・「 残月」・は共に天明で・柚子肌が見事である。 銘の由来はその底脇にある銀直しにあるといわ れ・それが残月を連想するといわれている。 ただ義政の頃にもうすでにこのようなつくろい があったかどうか疑問がないではないが・釜の 優秀性ゆえ逸話が優先することとなるのではな かろうか。 ●「桂川籠――編み直しのつくろい疵」・・・● ◆利休名物・桂川籠花入。 ・香雪美術館。 ★利休が見立てて名物となった道具としては・花 入でこの桂川籠と瓢箪の・「顔回」・がある。 この桂川籠は利休が京都北西の桂川辺で・漁夫 が腰にしていた魚籠を譲り受けて花入にしたも ので・その後・宗旦から山田宗偏がこれを拝領 し・なんと義士討入りの時・吉良邸の茶席にあ ったことから・吉良上野介の首の代りとなり・ 槍にさされて泉岳寺まで凱旋したといわれる。 現に花入の前面下部に編み直しのつくろいのあ ることで・一層その真実味が湧いてくるのであ る。 ―”(以下・白黒)”― ■■『茶の名残りとつくろい』・・・■■ **”小田栄一・(茶道研究家)”** ●「つくろいの種類と方法」・・・● ―”疵物の種類”― ◆書画。 ◆金工。 ◆陶磁器。 ◆木工・漆器。 ―”修理法”― ◆書画。 ◆金工。 ◆陶磁器。 ◆木工・漆器。 ●「名残りの取合せ」・・・● ●「つくろいと茶道具」・・・● ◆掛け物。 ◆花入れ。 ◆香炉。 ◆釜。 ◆水指。 ◆茶入。 ◆茶碗。 ◆一入・黒茶碗・銘・「山かつら」。 ・同・箱書・(3)。 ★一入・(四代)・の黒茶碗が破損し・一部欠除 したあとへ旦入・(十代)・が赤楽でこれを補 ったもので・その色の対照も面白く・そしては じめ・「朝ぼらけ」・と銘に呼び継ぎをはめ込 んだことで追 のである。 ちなみにこれは夜明けの雲をいうもので曙に映 える横雲を見事に銘に置きかえている。 なお先代覚入さんの話では・この補をつくるた めには全く完全なものを作って欠損部を切り取 るとのことであった。 ◆絵唐津沓鉢。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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