
自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
EV.Cafe: 超進化論 村上龍
村上龍×坂本龍一
21世紀に蘇った伝説の対談。
村上龍、坂本龍一のふたりは現在の日本をどのように俯瞰するのか!?
今、ひとつの時代が終わろうとしていることを実感する2人の“龍”。が、その実像が不鮮明なのはなぜか。そこで、この疑問を気になる6人の論客(吉本隆明、河合雅雄、浅田彰、柄谷行人、蓮實重彦、山口昌男)にぶつけてみた。現代思想の核心に迫る磁場・サロン「進化のカフェ」で白熱鼎談の幕がおとされた。
【 ゲスト 】
対談日、名前(生年と94年当時の年齢)、ページ数。
◇1984/02/14 吉本隆明(1924−2012) 60歳
◇1984/04/04 河合雅雄(1924−) 60歳
◇1984/05/22 浅田 彰(1957−) 27歳
◇1984/08/03 柄谷行人(1941−) 43歳
◇1984/10/11 蓮實重彦(1936−) 58歳
◇1984/11/20 山口昌男(1931−2013) 53歳
連載をしていた「エスクァイア日本版」誌が廃刊、その後10年に渡り入手困難となり、
ほとんど目に触れることができなかったため
書籍化の要望が高まっていた幻のシリーズを遂に一挙掲載。
レビューより
村上龍さんと坂本龍一さんをホストに人文系ゲスト6人を招いての対談連作集。メインの対談自体は1984年2月から11月にかけて行われています。
時期的には村上龍(1952− 当時32歳(1984年時点、以下同))さんは「コインロッカー・ベイビーズ」と「愛と幻想のファシズム」の間、坂本龍一(1952− 32歳)さんは「音楽図鑑」と「エスペラント」の頃、「戦場のメリー・クリスマス」と「ラスト・エンペラー」の間ということになります。